TOEIC1390点を目指す理系出身元エンジニアの研究成果を公開します

TOEIC L&R 925点。全国通訳案内士(英語)です。英語勉強のノウハウやヒントをたくさん公開します。

英語の神様の名前を思い出した~英語構文と品詞のお話

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

今日は英語の構文と、品詞についての投稿を書いてみます。

 

大学受験の勉強をほとんどしなかったんですが、英語やり直したいです。

何を勉強すれば良いですか ? とか、

TOEICの点数が凄く低いんですけど、

何から勉強すれば良いんでしょうか ? と言う話は、良く耳にします。

 

一方で、TOEIC L&Rの点数が高い人の中にも、

実は英語の勉強をしていて、何かすっきりしないものを感じているんだけど、

テストは問題集を解いて対策したらそこそこ点数が取れる様になってしまった。

でも、もし出来るなら、勉強し直したいです。

そう言う人もいる様です。

 

こういう場合は、

「中学英語からやり直しなさい」

そう言われる事が多いです。

中学の教科書を勉強し直したり、

TOEICの初心者向けの参考書を勉強して解消した。

それで済めば、特に問題はありません。

 

しかしながら、

それはやったんだけど、やっぱりすっきりしないんです。

何がいけないんでしょうか ?

どうすれば良いでしょうか ?

そう言う人のために、今日はこの記事を書いていきます。

 

あらかじめ言っておくと、

分かりやすくするためにていねいに書いたら、

かなりの長文になってしまいました。

簡単に書いたので読むのが大変と言う事は無いと思いますが、

「英語構文は完璧っす」

「品詞の区別なんて楽勝よ」

なんて強者の方は、読まなくても良いかも。

 

いやでも、一生懸命書いたので、

少しでも内容が気になったら是非読んでみて頂けると嬉しいです。

 

<Contents>---

■ 英文和訳ですっきりしない人

■ 英文法が細かすぎて理解し切れない人

■ 英語は最初は暗記科目

■ 英語構文の勉強は大丈夫ですか ?

■ 英文を読むときは、まず主節の主語と動詞を探す

■ 品詞って何のために区別するの ?

■ 英語の神様、伊藤和夫

■ ベストセラー「ビジュアル英文解釈」

-------------

 

■ 英文和訳ですっきりしない人

話が少し長くなって申し訳ないのですが、

自分自身の経験を語らせて頂くと、

僕自身は、中学1年生の時から、

どちらかと言うと英語は得意科目でした。

当時どうやって勉強していたかを僭越ながらご紹介します。

 

当時は、

「教科書の英語を音読して全文丸暗記」

「各英文の日本語訳もそれぞれ全文丸暗記」

していました。

 

この手の書き出しから容易に想像がつくと思いますが、

この勉強の仕方は、挫折コースです(笑。

勉強の仕方は必ずしも間違っている訳ではありませんでしたが、

だんだん雲行きが怪しくなりました。

 

中1・中2の頃は定期試験でもほぼ満点を取れていましたが、

中3か高1あたりで頭打ちになりました。

自分自身、限界をはっきり認識しましたが、

当時はどうすれば良いか解決法も分からず、

おなじ勉強法を続けて、力技でなんとかごまかしていました。

 

何が問題だったか、どうやったら改善したかは後で詳述しますが、

当時いちばんつまづいたのは、

「英文の日本語訳がどうしてそうなるのか分からない」

「英文和訳したときに、どうしてそう言う訳をすれば良いのか、必然性が理解出来ない」

そう言うものでした。

 

例えば、以下の様な英文があったとしましょう。

 

Although he is rich, he is not happy because he doesn't have his family and is always alone.

 

日本語訳をするとすれば、

「彼は裕福だけれども、幸せではありません。何故なら、彼には家族が無く、いつも孤独だからです。」

こんな感じでしょうか?

 

当時は、こう言う長い英文の和訳が苦手でした。

どこから訳して良いか分からないし、

自分が書いた訳が、多分そう言う意味なんだけど、

何故そうなるの? 本当にそれで良いの?

と、いつもモヤモヤしていました。

だから、テストで「訳せ」と言われたら適当に訳して、結果バツは貰わないけど、いつも部分点でした。

 

今振り返ってみると、中1か中2までテストの点数が良かったのは、短い英文しか出題されないから、英文と和訳を丸暗記しておけば、ごまかせたんでしょうね。

中3や高1になって、接続詞、上記の例で言えば、althoughやbecauseが出て来たあたりから、雲行きが怪しくなった気がします。

 

■ 英文法が細かすぎて理解し切れない人

一方で、自分自身が人に英語を教える立場になってみると、

特に英文法でつまづく生徒さんを良く見かけました。

英文法が細かすぎて、理解出来ないし覚えられないと言う訳です。

その最たるもののひとつが品詞かも。

何のために品詞の勉強をするのか、さっぱり分からない人も多いかもしれません。

 

■ 英語は最初は暗記科目

さてさて、僕の当初の勉強の仕方について振り返ってみますと、

この手の丸暗記での勉強の仕方は非常に頭が悪そうだったり、

苦痛を伴うので多くの人に嫌われそうですが、

今から見ても必ずしも間違ってはいませんし、

それなりに効果はあったと思います。

 

と言うのは、言語とは本来、数学の定理や方程式の様に、

すべてが理論的に出来上がっているものではなく、

歴史的な時間の経過とともにそうなったと言う要素がたくさんあります。

 

また、言語は日常的に、半ば無意識で使うものでもあり、

すべてのものに理屈や理由がある訳ではありません。

そのため、言語の勉強が得意な人は、まずは暗記から入ります。

具体的には、単語のつづりの暗記、単語の発音の暗記、英文の暗記、意味の暗記です。

 

中学生の早い段階でこのレベルでつまづいたり投げ出してしまうと、

その後は、再度しっかりやり直さない限り、一生ほぼ英語は苦手なままです。

 

■ 英語構文の勉強は大丈夫ですか?

では、当時の僕は何が足りなかったのでしょうか?

ここで、簡単な例文を使って、英文和訳をしてみましょう。

 

Although he is rich, he is not happy because he doesn't have his family and is always alone.

「彼は裕福だけれども、幸せではありません。何故なら、彼には家族が無く、いつも孤独だからです。」

 

この英文の構造を簡単に書くと、以下の様になります。

受験英語を勉強した人には、おなじみの書き方ですね。

 

( Although S+V ), S+V ( because S+V1 and V2 ).

主節だけ原文のまま書くと、 

( Although S+V ), he is not happy ( because S+V1 and V2 ). 

それぞれのS+Vを5文型の形で詳しく書くと、

( Although S+V+C ), S+V+C ( because S+V1+O and V2+C ). 

 

そうは言っても何故上記の様な構造になるかさっぱり理解出来ないと言う人は、

構文をほとんど勉強をした事が無い方でしょう。

もう少し詳しくプロセスを書かせていただくと、

 

「1つの英文には必ず主語と動詞のカタマリがある」

「その主語と動詞のカタマリが、英文の意味の骨格を成す

これを主節と呼ぶ」

「従属接続詞がついた文は、従属節を形成する」

「英文を読むには、まず主節の主語と動詞を探す」

「主語になれる品詞は名詞のみ」

 

ルールとしてはこれ位ですかね ?

そのルールに従って英文を頭から読んでいくと、

 

Although he is rich,

文頭に”although”(~だけれども) と言う従属接続詞があるので、Althoughは従属節を作ります。

なので、この部分は主節ではありません。

訳すと、「彼は裕福だ」+「だけれども」→「彼は裕福だけれども」

 

he is not happy

”he” と言う主格の人称代名詞があり、その前に従属接続詞もついていないので、これが主節の主語になります。後ろの is が主節の動詞です。

訳すと、「彼は幸せではありません」。

端的に言うと、この内容がこの英文のいちばん骨格、いちばん言いたい事になります。

 

because he doesn't have his family and is always alone.

文頭に”because”(~だから) がついていますので、becauseは従属節を作ります。

なので、この部分は主節ではありません。

andは等位接続詞ですので、何と何をつないでいるのかを考えます。

今回は、動詞 ”doesn't have"と "is" をつないでいます。

訳すと、「彼には家族がいません」+「いつも孤独です」+「~だから」

→「彼には家族がなくいつも孤独だから」

 

英文は1文なので日本語でも1文で訳すと、

「彼は裕福だけれども、家族がなくいつも孤独だから、彼は幸せではありません」

でも、日本語訳をする時に英文の前と後ろを行ったり来たりするし、

訳が長くて読みづらいので、日本語訳では2文に分けて、

「彼は裕福だけれども、幸せではありません。

何故なら、彼には家族が無く、いつも孤独だからです。」

そう訳した方が読みやすいです。

 

■ 英文を読むときは、まず主節の主語と動詞を探す

まとめると、

英文を読むときは、まず主節の主語と動詞が何なのかを探し、英文の骨格の意味をつかみます。

 

その過程で、主節の主語と動詞ではないものは、理由を確認しながら外して行きます。

修飾要素も同じです。

 

■ 品詞って何のために区別するの ?

ついでですので説明すると、

形容詞は名詞を修飾します。

が、第2文型SVCの、補語Cとしても使えます。

「修飾する」とは、補足説明する事です。

 

上記の文では、"rich"(裕福な) や "happy"(幸せな) 、"alone"(孤独な) が形容詞です。

例えば、”rich man” とか ”happy man” と言えば、名詞 ”man" を形容詞 "rich" や形容詞 "happy" が修飾して、「裕福な人」や「幸せな人」と言う意味になります。

※正確には a rich man/a happy manです

同時に "rich" や "happy" は、

he is rich

he is not happy

とも使えますよね。

これが形容詞を第2文型S+V+Cで使った例です。

(be動詞は第2文型を取る代表的な動詞です)

 

aloneだけは少々特殊ですが、第2文型を使って he is alone とは言いますが、形容詞でも ”alone man” とは言いません。そう言いたければ、”lonely man” でしょうね。

 

he is always alone.

"always" (いつも、常に) の様な語を副詞と言います。

副詞は動詞や形容詞、文全体を修飾します。

この例だと、形容詞 alone (孤独な) を修飾(補足説明)して、「いつも孤独な」と言う意味になります。

 

TOEICの勉強をした人にはおなじみの説明ですが、

副詞は取ってしまっても、英文は成立します。

he is always alone

から副詞 alyways を外してしまっても、

he is alone

となり、修飾要素やその訳語がなくなるだけで、英文は成立します。

 

TOEIC L&RのPart5の問題解説では、これが何度も何度も出て来る訳ですね。

 

さてさて、書いている僕自身びっくりしていますが、英文1文を日本語訳するのに、要素に分解すると、これだけの事を無意識に一瞬でやっている訳です。

 

大学受験の英語の勉強をした人にはおなじみのプロセスかもしれませんが、初めて見た人には、「えっ、そんな風に読むの ?」と新鮮だったかもしれません。

 

話を元に戻しますと、当時の僕に足りなかったのは、

英語構文の知識とトレーニンだった訳です。

英文法が消化不良を起こしていたり、構文の知識がなく英文和訳のトレーニングもしていなかったので、簡単な英文は丸暗記しておけば対応出来ても、複雑な構造の英文には対応出来なかった訳ですね。

 

品詞の観点で見ると、文の主語の名詞を探すために、単語の品詞から、形から判断していく訳です。

今回の例文は簡単ですので特に苦労しなかったと思いますが、

happy や rich は形容詞ですので、名詞ではなく、英文の主語にはなれません。

でも、名詞の happiness と言う形が英文に出て来たら、英文の主語になる可能性があります。

英文の主語と動詞と言う骨格を探すために、品詞の区別は大切な訳ですね。

 

僕自身、中学英語をやり直しなさいとか、

その手のアドバイスが通用しない人には何が足りないのだろうと考えていましたが、

自分自身の過去の経験だったり、

英語を教えていた当時の事を考えると、

英語構文の勉強って、すごく大事だと思います。

 

構文は知識だけではダメ、知っているだけではダメで、

その知識をどうあてはめるのか、どう活用するのか、

繰り返し繰り返しトレーニングする必要があります。

 

英語を教えるのが上手い先生に巡り合えた人はラッキーなのですが、

そうでない人は、構文の存在自体を知らないか、

消化不良のままで残ってしまっている人も多いと思います。

 

英語って、誰に教わるかで、成否が大きく分かれるんですよね。

 

■ 英語の神様、伊藤和夫

僕自身はこの英語構文の知識を、伊藤和夫と言う先生の本で初めて読みました。

 

かなり昔の人なのでまったくご存知ない方も多いかと思いますが、

昔、大学受験の駿台予備学校の英語課主任をされていた先生で、

僕も正確な源流までは把握していないのですが、

どうもこの伊藤先生が、英語構文を使った解説を初めてしたそうです。

当時は、英語の神様と呼ばれていました。

 

今では当たり前な英語構文を使った解説ですが、

当時は衝撃的な内容だったんでしょうね。

 

■ ベストセラー「ビジュアル英文解釈」

その伊藤和夫先生が書かれた著書の中で、いちばん分かりやすいのが、

ビジュアル英文解釈と言う本です。

 

 

 

超ロングセラーの本で、初版が発売されたのが1987年の様です。

そんな古い本が今でもまだ新品で売られているのが衝撃的です。

 

この本、先生の書き方に若干癖があるので評価が割れていますが、内容は間違いなく超一流です。

現在の大学受験の参考書は、すべてこの本の内容をベースに書かれていますので。

 

内容は非常に良い本ですが、1冊1,300円とか1,400円少々で買えるのも良心的です。

英語がどうしても分かる様にならずモヤモヤしている方で、

興味がある方は是非読んでみて下さい。

まとめて買わないで、PartⅠだけ買って読んでみて、内容が合いそうだったらPartⅡを買うのでも良いかもしれません。

 

大学受験の参考書はたくさんあり過ぎて、

どの本を買えば良いか分からないんですよね。

あれもこれも買ってどれも中途半端にする位なら、

最初からこれを買って、頑張って最後まで読んでみて下さい。

英語構文の勉強をした事が無い人なら、

TOEIC対策としても間違いなく役に立ちます。

また、英文和訳、つまり英文の意味の理解に不安を抱えている人にも役立ちます。

 

最後に脱線ですが、

僕は伊藤先生のこの本に感動し、

浪人時は伊藤先生の講義を直接受けられると言う理由だけで駿台予備学校の横浜校に入学しましたが、

先生は遅刻が嫌いだったそうで、1回目の授業に1分遅刻したら、すでに教室のドアに鍵がかけられており入室出来ず、

2回目のレッスンに期待して登校したら、先生は体調を崩されたと言う事で代行の先生が授業をされました。

 

それから数か月後、残念な事に、先生は亡くなられました。

確か1993年の事だったと思います。

 

結局、1回も直接授業を受ける事は出来ず、

教室のドアの小さい窓から数分間お姿を拝見したのが最初で最後になりました。

今でも僕の中では、この人が唯一の英語の神様です。

 

英語の勉強で困っている方は、

英語の神様の最高の力作を、是非読んでみて下さい。

 

 

本日もお読みいただき、有り難うございました。

それでは。

 

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文法問題集「出る1000」の使い方を真面目に考える

みなさんこんにちは。グレイターです。

昨日ファイザーのワクチンの1発目を打って来まして、結構左腕が痛いです…。

本日は短い記事をちょっとだけ。

 

内容はタイトルの通りです。

念のため、「出る1000」とはTOEIC界隈で有名な問題集、

TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問」

の事です(↓これ)。

 

この参考書が何故有名かと言うと、

良質なTOEIC L&Rの文法問題がこれでもかと言うくらい1049問も載っているので、

特にTOEICで高得点を狙う人には非常に評判が高いです。

 

ただ、1049問もあるので、必ずしも初心者向けではありません。

でも、

「評判が良いから買ってしまった」

「勢いあまって買ってしまって、あまりの問題の多さに絶句中…」

と言う様な方も多いと思います。

 

せっかく良い参考書を買ったのでお蔵入りにするのはもったいない。

そんな事もあり、この参考書を問題数を減らして取り組む方法を、真面目に考えてみます。

 

<Contents>---

■ 章構成を考える

■ 第1章で挫折するのはもったいない

■ 文法模試(セット1~13)は後回し

■ 最初に取り組むのが、559問なら出来そうでは?

■ 出る1000の学習は、単語集の良い復習になる

-------------

 

■ 章構成を考える

さて、本書の章立てと各章の問題数を見ると、以下の様になっています。

 

- 第1章 品詞問題(334問)

- 第2章 動詞問題(102問)

- 第3章 前置詞or接続詞問題(67問)

- 第4章 代名詞問題(37問)

- 第5章 前置詞問題(56問)

- 第6章 関係詞問題(16問)

- 第7章 ペア表現・語法・数・比較問題(47問)

- 文法模試セット1~13(各30問)(計390問)

 

第1章が異様に問題数が多く、だんだん問題数が減って行く構成ですね。

 

この構成は、TOEIC L&R Part5の出題傾向・頻度に沿っている様です。

Part5は品詞問題の出題頻度が異様に高いです。

それを反映した構成になっている様ですね。

だから、本書を前から順に解いていく事で、効率的にスコアが上がる様工夫されている様です。

 

個人的な感想としては、第1章から第3章までは、TOEICでは本当に良く出題されるので、問題の基本的な考え方・取り組み方はしっかり理解して、練習しておいた方が良いと思います。

 

第4章から第7章はそれぞれ問題数が少ないので、あまり手間はかからないかも。

 

■ 第1章で挫折するのはもったいない

とは言え第1章の問題数334問は多すぎて、

特に初めての方は全部取り組むと途中で挫折しそうです。

と言う事で、もう少し負荷を減らせないか考えてみます。

 

第1章をさらに詳細に見てみると、以下の構成になっています。

- 例題(2問)

- トレーニング(32問)

- 実践問題:基礎編(土台を作る100問)

- 実践問題:応用編(必ず押さえておきたい100問)

- 実践問題:発展編(高みを目指す100問)

 

繰り返しになりますが、

TOEIC L&RのPart5では、品詞問題は本当に良く出ますので、

この章を解いておく事は得点力に直結します。

 

と言う事で、お使いの方の余裕度にあわせて、

余裕がない方や最低限で取り組みたい方は、実践問題:基礎編までの134問を、

余裕がある方は、実践問題:応用編までの234問を、

2周目に取り組む方や高得点者の方は、334問全部を

取り組むのが良いかと思います。

 

■ 文法模試(セット1~13)は後回し

この本の後半は、1セット30問の文法模試が13セット含まれています。

はじめて学習する人にとっては、第1章から第7章までの勉強でも大変なはずですので、余裕がなければこの文法模試13セットは後回しでも良いと思います。

 

後々TOEICの勉強が進んでいくと、特にPart5の文法問題はやる問題がなくなって来るので、そういう時にこの13セットは便利だと思います。

余裕がなければ後回しで、後日気が向いたら取りかかるので良いと思います。

 

■ 最初に取り組むのが、559問なら出来そうでは?

と言う事で、初めて取り組むなら、以下の490問は後回しでも良いと思います。

- 第1章 実践問題:発展編(高みを目指す100問)

-  文法模試13セット

これらを後回しにすると、合計

1049-100-13×30=559問

になりますので、取り組みやすくなるのではないかと思います。

 

なおこの本には、「文法問題1000本ノック」と言う別冊が付属していますが、

その別冊の中身は、本冊の1049問をランダムに並び替えただけですので、

こちらも余裕がなければ、最初は取り組む必要はありません。

 

そうすると、本冊の問題数が6割以下に減らす事が出来れば、

本冊の厚さを見ても、けっこう取り組めそうではないですか?

第1章から7章、計330ページの6割なら、

だいたい200ページ位の厚さですね。

お持ちの方、手を出そうか迷っていた方はやってみて下さい。

 

■ 出る1000の学習は、単語集の良い復習になる

僕が英語のジムに通って勉強していたときに当時の先生に聞いたのは、

この本の勉強は文法問題の演習になるだけでなく、

キクタンや金のフレーズなどの単語集の、良い復習になると言っていました。

 

当時勉強していたときは、

確かに、それらの単語集に掲載されている内容が、

試験ではどの様に問われるのかが良く理解出来た記憶があります。

(単語そのものだけでなく、いっしょの前置詞が狙われるとか、受動態が狙われるとか)

 

TOEIC L&Rは、Part5を如何に短時間で得点を上げるかがスコアアップのカギになって来ますので、単語の復習がてら取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

本日もお読みいただき、有り難うございました。

それでは。

 

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(第281回結果) 5点だけ伸びました~試験前に取り組んだ事

みなさんこんにちは。グレイターです。

久し振りの更新。

 

第281回TOEIC L&Rの速報スコアが届きました。

今年はこれが最後の受験です。

 

f:id:GreaterYZ:20211110030629p:plain

 

過去の最高点が915だったので、5点ベスト更新しました!!! (ちょっとうれしい

リスニングは久し振りの満点。

 

とは言え、前回915を取ったのが、2019年の11月24日、第245回公開テストだったので、たった5点伸ばすのに、ほぼ2年かかりました(汗。

 

そう言えば過去に初めて900を超えたときも、その後のスコアは、

 

900

(その1か月後) 905

(さらに1か月後) 910 (※IPテスト)→

しばらく停滞 →

915

 

だったので、なかなか一気にガツンと上がってくれないなぁと思います(汗。

 

で今日は、特に今回の試験の前1か月の間にやった事をまとめてみます。

それぞれけっこう効果があったと思いますので、参考になれば幸いです。

(※英語は年始から毎日欠かさず勉強しているのですが、特にこの公開テストの前にやった事について書きます)

 

<Contents(やったこと)>---

1) スタディサプリEnglish TOEICコース(の復習)

2) 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5

 (いわゆる新公式問題集) 

3) オンライン英会話

----------

 

1) スタディサプリEnglish TOEICコース(の復習)

特に「の復習」と書きました。

スタサプEnglish TOEICコースをやった事がある方はご存知かもしれませんが、スタサプの教材には、テスト20回分の模擬試験問題が含まれています。

200問のテストが20回分含まれている訳ですね。

 

この20回分、ほぼすべて解き終わって、ディクテーション・音読・シャドーイング等のトレーニングも大半終わっていたのですが、今年の夏あたりから再度問題の解き直しを進めて来ました。解いた回数としては2周目、最初に解いたときに間違った問題があった大問については、3周目です。

 

あまり解き直しをしていなかった理由は、音読やシャドーイング等のトレーニングの方で繰り返し取り組んでいたので、問題を解く方は良いか…と思って放置していたのですが、改めて解いてみると、設問を解く”勘”が研ぎ澄まされる気がします。

 

さすがに模試20回分もあると、中には1度解いてから1年間や2年間ほったらかしになっていたものもありました。これだけ間があくと、本文や設問の内容など、ほぼきれいさっぱり忘れているので、良い復習になりました。

 

参考まで、900点以上の高得点者の中には、同じ問題集を5回繰り返して解いている様な人もたくさんいます。僕もそこまでやれば、まだ伸びるかも。

 

2) 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5

(いわゆる新公式問題集) 

 

最近は特にリスニングセクションの問題の難化が著しいので、久し振りに、リスニングセクションだけ、ですが、新公式問題集を時間を測って解きました。使ったのは5番と少々以前のものです。やったのは2セット両方です。

 

1回問題を解いただけでは問題の音声の細部や、話の詳細までは把握し切れないので、採点後に1回から2回、追加で音声を聞き、不明点を全部つぶしておきました。

 

これ、やるとやらないとではぜんぜん結果がちがいました。

本番時の音の聞こえがぜんぜん違います。

しばらく新公式問題集から離れてしまっていましたが、毎テスト受験前にやっておけば良かったな。

 

最近は問題集の8番がリリースされていますので、そちらでやればいちばん良い対策になるかもしれませんね。

ただ、5番でやっても、本番で効果は十分あったと思います。

 

3) オンライン英会話

4月末に受講を始めてから、はや半年近くが過ぎました。この間でオンライン英会話のレッスンを2社で合計66回こなしました。10月24日の試験前まででも、50回以上はこなしていたと思います。

 

これもかなり効果がありそうです。オンライン英会話の場合、先生は、生徒が対応出来るぎりぎりまでスピードを上げて話す傾向がありますので、特にリスニングのPart2から4に効果がありそうです。

 

具体的には、試験の音声のスピードが若干速くても、特に速いと感じなくなります(オンライン英会話のレッスンの方がよっぽど速いから)。また、複数の先生に教わった場合、スピーカー(相手)の話し方の癖があまり気にならなくなりました。

 

 

スコアが伸び悩んでいる方の参考になるところがありましたら、幸いです。

 

本日もお読みいただき、有り難うございました。

それでは。

 

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オンライン英会話情報(2) ~ANA CA TOWN

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

前回の投稿に引き続き、今回もオンライン英会話について書いていきます。

今回は、航空会社ANAがやっている、ANA CA TOWNのオンライン英会話について、利益抜きでガチレビューします。

 

<Contents>---

ストアカって何?

■ 1レッスンごとに都度払いが可能

■ どんな人が教えているの?

■ 準備された教材でも、フリートークでもOK

■ デメリットは?

■ 実際の会話をすると伸びる人

-------------

 

ストアカって何?

ANA CA TOWNは、最近知名度が上がって来た、ストアカと言うプラットフォーム上で行われているサービスです。

 

ストアカ | 教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット

 

ストアカがどんなものなのか、ページの記載をそのままで抜粋すると、

 

ストアカ|教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット

習いごと探すならストアカ。趣味やビジネススキルの講座やレッスンを対面形式やオンライン形式で気軽に学べる。入会金・月謝なし。1回から受講可能。

 

だそうです。すきま時間に個人が、好きな事を教えてお金をかせげると言う事で、最近テレビ等でも取り上げられることが増えて来たプラットフォームです。ストアカのページをのぞいて見ると、企業ではなく個人が、いろいろなレッスンを展開しています。

 

ANA CA TOWNは、そのストアカ上でANAが運営しているサービスで、英会話の他に中国語会話や韓国語会話などの語学講座から、キッズ対象の英語おゆうぎ講座や、お化粧の講座などもあります。

 

一番売れているのは、K-POPや韓流ドラマであたっている韓国語講座みたいです。あと、キッズ講座もかなりの人気ぶり。

 

■ 1レッスンごとに都度払いが可能

ストアカの特徴は前述した通り、入会金・月謝なし。1回から受講可能と言うところです。オンライン英会話はたいてい月額いくらのサブスクリプション型サービスがほとんどなので、最初にまとまった金額を出さないと始められないのですが、このANA CA TOWNのいちばん使いやすい点は、1回から始められると言う事です。

1回やってみてダメそうだったらやめてしまえば良いし、また挑戦したければ、再度申込みすれば良いし。

 

なお、ストアカではサービス利用を始めると、お客さんの嗜好に合わせて、こんな講座もありますと言う講座紹介メールを送って来ます。いろいろな人がいろいろな事を教えているので、眺めていて楽しいです。

 

プラットフォーム的には、1つの主催者をリピートするより、多くの主催者の講座を受講してもらって、プラットフォーム全体を盛り上げたいのかもしれませんね。

 

■ どんな人が教えているの?

オンライン英会話のクラスについては3種類あります。いちばんベーシックなのが30分のクラス、少々値段追加になるけれど人気があるのが、30分のバイリンガル先生のクラス(30分で200円追加)。いちばん安いのが、20分1,000円のクラスです。

 

www.street-academy.com

 

どのクラスも、ANAの、現役海外CAさんが教えています。海外CAと言うのは、ANAの(中国)上海ベース・(台湾)台北ベース・(韓国)ソウルベース・(タイ)バンコクベースにつとめている客室乗務員さんたちが、フライトの合間を縫ってレッスンを担当しています。レビュー投稿をさかのぼると、サービスは2020年の10月頃から始まっている様なので、そろそろ1年になる様ですね。

 

担当のCAさん達の自己紹介はシンプルで、ページの記載からはあまり良く分からないのですが、担当さんほぼ全員に聞いてみたところ、(主にカナダへの)海外留学経験があるCAさんが多い様です。その他、小さい頃ニュージーランドに住んでいて日本にも留学経験のあるトリリンガルさん、小さい頃インターナショナルスクールに通っていた人、大学で英語のコースを専攻していた方、元英語の先生等、だそうです。やけに英語を教えるのが上手いけどどうしてかと思ったら、社内の日本人社員向けにも同じサービスを展開しているそうな。

 

全員アジア圏の人なので英語の発音はどうなの?と言うところは、さすが航空会社の社員で、発音はみんなきれいでした。

 

30分のバイリンガルクラスは日本語もペラペラなCAさんが担当されていますが、バイリンガルでない方のクラスの担当のCAさんも、仕事柄けっこう日本語を話せますので、英語がぜんぜん分からなくなったら、日本語で話しても、たいていは話が通じます。

 

また、英語が口からは出て来ないけど、文字でなら何とか説明出来ると言う人は、チャット画面で英語なり日本語なりで筆談をすると、CAさんがいっしょに言いたい事を考えてくれる様です。

 

なお、レッスンはZoomの画面で行われますので、初回のレッスン前にインストールしておかないと、レッスン開始時にあわてる事になりますのでお気を付けを。

 

■ 準備された教材でも、フリートークでもOK

レッスンは準備された教材でも、自分の好きな話題でフリートークをしても、どちらでもOKだそうです。

 

レッスン素材は(僕が知っている限り)10種類あり、だいたい中学卒業から高校生レベル程度のやさしい英語で構成されています。

全種類やってみましたが、図を見て自分で英語を考えて話すと言う練習で、英語のレベルはほどほどですが、慣れていない人には最初はちょっと難しいかも。

生徒さんによっては、1つの教材でレッスンをした後に、自分で練習してから再度同じ教材を受講される方もいらっしゃるそうです。

一方、話慣れた人なら、1日1教材やっても時間が余るので、残りの時間でフリートークをしても良いかも。

 

フリートークでは、自分の話したい事・聞きたい事でレッスンが出来ます。僕自身、合計30回以上レッスンをやってみたのですが、コツとしては、あらかじめテーマや聞きたい事を考えておくと、トークもスムーズに進む様です。客室乗務員さんは仕事柄聞き上手の人が多いので、こちらの話を聞いて、色々な事を教えてくれます。

 

話題は何でも良いのですが、特に各ベース(=支店)がある現地の事やその国の事、季節の事、また、航空会社や客室乗務員の仕事について等でも話が盛り上がります。日本好きな海外CAさんが多いので、日本の事についてどれくらい知っているのか聞いてみても良いかも。また、留学経験のあるCAさんに、留学先の事や当時の事を聞いてみても良いかもしれません。別に何も準備していかなくても、その場の気分や雰囲気で話題を決めても大丈夫そうです。1度だけやってみた事がありますが、特に問題ありませんでした。

 

レッスン的には初心者から可能で、

「初心者Welcome」

気軽にどんどん英語を話してメンタルバリアを打ち破りましょう

だそうです。

 

■ デメリットは?

さてさて、ガチレビューなので、こちらのサービスについても少々デメリットも。

 

1つ目は、講座が毎日設定されている訳ではない事です。フライトの合間を縫ってやっているサービスなので、毎日いつでもレッスンが出来る訳ではない様子。とは言え、設定日はかなり多いです。

 

1か月に1回フライトスケジュールが出るので、そのタイミングで、先1か月分くらいのレッスン開講スケジュールがUpdateされます。

 

2つ目は、レッスン素材で練習した場合に、レッスンの教材がもらえない事です。中国語会話のクラスの方はPDFデータがもらえたのですが、英語の方は残念ながらもらえませんでした。そのため、レッスンをしたら、特に先生がチャットボックスに書いてくれた説明は、コピペして自分のパソコンにテキストで保存しておいた方が良さそうです。

また、練習した内容は、忘れてしまわないうちにメモした方が良さそうです。

 

3つ目に、毎回レッスン開始時に「この講座は録画されています」とアラートが出て、それに同意する事がレッスン開始には必要なのですが、レッスン内容が録画されるのは、どこのオンライン英会話でも同じ様なので、過度に神経質になる必要はないかと思います。初回は特にですが、あまりビビらない様にしましょう(笑。

 

■ 実際の会話をすると伸びる人

前回と今回の投稿で、オンライン英会話2社についてレビューしてみました。どちらかの会社で、あるいはそれ以外の会社でも、ふだん勉強した英語をアウトプットする練習をしてみてはいかがでしょうか?

 

人にもよるのですが、英語に限らず他言語の会話は、実際に話をしてみると病みつきになって、極端に上達する人がいます。僕が前につとめていた会社でも、海外出張をきっかけに病みつきになり、ネイティブ並みになってしまった強者がいました(笑。なかなか難しいのですが、海外に話相手の友人が出来ると楽しくて最高なんですけどね。

 

オンライン英会話でも実際に会話をしてみると、日々の勉強に新しい世界の扉が開けるかも。参考になるところがあれば幸いです。

 

 

本日もお読みいただき、有り難うございました。

それでは。

 

 

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オンライン英会話情報(1) ~Best Teacher

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

今日はオンライン英会話について、少々ですが書いてみます。

はじめてみたいんだけど、どこの会社がいいのか分からない、いまいち決心がつかないと言う方も多いはず。

 

僕自身も以前はそんな一人でした。

なので、サービス提供者視点ではなくユーザー視点で、使用感のガチレポートを書いてみます。

今日は僕が使っているオンライン英会話の1つ、Best Teacherについてご紹介します。

 

<Contents>---

■  Best Teacherの概要

■  Speakingの前にWritingをするのがポイント

■ 先生は選べるの?

■ フィリピンとセルビアが多い

■ デメリットは?

■ ただいま半額キャンペーン中

■ 気を付けた方が良い事

■ 最後に

-------------

 

■ Best Teacherの概要

僕がこのBest Teacherを始めた理由は、TOEIC S&Wの対策コースがあり、通学型のスクールより、割と安価に始められるからでした。コースはTOEIC S&W以外にも英検・TOEFL iBT・IELTSなどの試験対策コースの他に、一般コースと言うお手頃価格のコースがあります。

 

4月に半額キャンペーンをやっていてその時に始めたのですが、やってみると、サービスはかなりしっかりしています。

 

初めての方へ | 「書いて、話す」オンライン英会話ベストティーチャー

 

このオンライン英会話の特徴は、オンライン英会話のレッスンの前に、必ずライティングのレッスンをする事です。

まず話したい事についてのお題が与えられていて、それについてライティングをしてオンラインで送信すると、だいたい30分程度で、Best Teacherの先生から英語で返信が届きます。それに対して英語で返信をするとまた英語で先生から返信が届き…、と言うのを繰り返し、最大5往復、英語のライティングベースでやり取りをします。やり取りはメール等ではなく、専用の画面で送受信します。

 

このやり取りが終わると、ライティングの相手をしてくれた先生が、こちらから送信した英文について添削をしてくれて、文法的な間違いを訂正してくれたり、より意味が伝わりやすい表現を教えてくれます。次に、その添削された英文をベースに、ディクテーションやオーバーラッピング・シャドーイングで練習して、その後に、実際のスピーキングレッスンに臨みます。上記の練習用に、添削された英文には、練習用の音声も提供されます。

 

後で気付いたのですが、このBest Teacher、SAPIX YOZEMI GROUPのグループ会社だそうです。大手がやっているサービスだったんですね。

 

■ Speakingの前にWritingをするのがポイント

Best Teacherの良いところは、スピーキングレッスンの前にライティングのレッスンをしているので、レッスン時にぜんぜん英語を話せないと言う事がない点です。

また使い方によっては、スピーキングより、自分が書いた英文をチェックしてもらうと言う、ライティングメインの使い方も出来ます。

 

もう1つのメリットは、自分の話したい需要にあわせてレッスンを出来る事です。

TOEIC S&Wの様な試験対策コースは、試験形式にあわせた出題に対してライティングからやり取りを始めますし、一般コースは、自分の話したいトピックにあわせてレッスンを選択して、ライティングのやり取りをしてからスピーキングのレッスンに入ります。

 

オンライン英会話ではありがちな、

「今日のお天気はどう?」

「今日の気分は?」

「先週末何やった?」

みたいな会話だけで四苦八苦しているうちに、レッスン時間がほとんど終わってしまったと言う事がありません。

 

レッスンのテーマは、今日9月20日の時点で、日常英会話が446件、ビジネス英会話が566件用意されています。

TOEIC S&Wコースではそれ以外に、TOEIC S&Wの問題が85件利用出来ます。

 

テーマとは例えば、

「ライブの感想について話してみよう」

「空港で搭乗手続きをしてみよう」

「ケーキをだまって食べてしまった事を謝罪しよう」

等、非常に多岐に渡ります。

これだけテーマにバリエーションがあれば、レッスンしたい内容に困る事はないと思います。

 

■ 先生は選べるの?

ユーザー目線で気になるところは、

先生は選べるの?

と言う点ですが、ライティングに関しては選べません。こちらが書いた英文を送信すると、その時に待機している先生の誰かにやり取りのお仕事が割り振られる様です。

 

一方で、添削が終わって練習をした後に予約するスピーキングレッスンは、好きな先生を予約する事が出来ます。人気の先生は枠があまり空いていない事もありますが、まったく予約が取れないと言うほどでもなさそうです。

 

なお、スピーキングレッスンの予約は同時に複数取る事は出来ません。予約をしたければ、すでに予約済みのレッスンを消化してから、次のレッスンの予約を取る事になります。

 

■ 先生はフィリピンとセルビアが多い

ユーザー目線ではこれまた気になるところが、

米英加豪のネイティブスピーカーはいるの?

と言うところかもしれません。

 

会社の紹介では、世界各国の先生が在籍していて、好きな先生を選べますと言われていますが、実際のところは、上記4か国の先生はごく少数だけでほとんど在籍していません。圧倒的に多いのは、フィリピンとセルビアの先生です。また、スイスや南アフリカジンバブエと言ったいろいろな国の先生がいます。

 

最初はどうなんだろうな?と思っていたのですが、発音は先生により個人差が大きいです。特にフィリピンの先生で人気がある方々はたいてい発音も非常にきれいですので、勉強していてマイナスに感じる事はまったくありません。また、海外の大学を卒業後に教えている先生も多いですので、例えば国名はブルガリアになっているけど、大学はアメリカで勉強し、卒業後はアメリカで働き、現在はロンドンで働いている様な先生もいます。

 

もう一つ言えるのは、TESOL(英語教授法)を取得している先生も多いので、全体的にレベルは高いと思います。自分自身、他社を検討したときに、先生の発音のなまりが好きになれないから入会せずにやめてしまった、と言う事があったのですが、ここではその点は大丈夫でした。

 

むしろ英語は世界中で使われていますので、発音がきれいな先生のところである程度練習した後は、世界各地の先生と話して、それぞれの地域特有のなまりに慣れておくと言うのは、現実的な使用を考えても悪くないと思います。

 

なお先生については自己紹介ページが充実しており、多くの先生が自己紹介動画も載せていますので、発音の好き嫌いがある方はそちらから判断出来ると思います。

 

■ デメリットは?

良い事ばかり書いているとガチレビューにならないので、若干不便だなと言うところも。

 

1つめは、先にライティングレッスンが入っていますので、しっかり勉強して英語を話せる様になりたいと言う目的には良いのですが、

暇な時間にネイティブと雑談したいと言う様な、お手軽な使い方はしにくい

と言うところでしょうか?

 

2つめは、多少は英作文が出来るレベルである必要があるので、英語初心者で、スピーキングだけでなく、ライティングもほとんど出来ないと言うレベル感の方には厳しいかもしれません。TOEICで言うと700点位のレベル感があった方が良いと思います。もちろんそれ以下でも始められるとは思いますが、選択したテーマによっては、ライティングの段階で、言いたい事を書くためにかなり辞書と格闘することになると思います。

 

■ ただいま半額キャンペーン中

たまたまですが、現在秋の半額キャンペーンを実施中だそうです。9月30日まで。

ざっくり言うと、登録後に「参加ボタン」を押して、スピーキングレッスンを合計10レッスン終えると、後日初月の受講料の半額がキャッシュバックされるそう。

 

【キャンペーン】2021年 秋の<半額>キャッシュバックキャンペーン | 「書いて、話す」オンライン英会話ベストティーチャー

 

参考までに、僕は春の4月末にこれと同じキャンペーンを見て始めたのですが、10レッスンを終えるには、かなり頑張ってだいたい1か月程度はかかると思います。興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

■ 気を付けた方が良い事

1点気を付けた方が良いのは、スタディサプリイングリッシュなんかもそうなのですが、サブスクリプション型(定期購読型)サービスは、始めるときはほどほどでも、長い間続けるとけっこうな出費になると言う事です。

 

僕自身もこのBest Teacherを始めてから、すでに5カ月になろうとしています。月額1,6500円を5か月なので、支払合計額は8万円を超えています。もし始めるときはある程度覚悟を決めて、始めてみたけどあまり使わない様なら、さっさと退会する様にしましょう

 

■ 最後に

いかがでしょうか?

今回はオンライン英会話の注目点や不自由な点等について、かなり詳しく記載しました。始めてみたいけどどうしようか迷っている、どんなところをチェックすれば良いんだろう、どの会社を使って良いか分からない方々に、少しでも参考になる事があれば幸いです。

 

次回は、僕が使っているもう1つの会社のサービスについて紹介します。

 

本日もお読みいただき、有り難うございました。

それでは。

 

 

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(リーディング)読むのが遅いのか、解くのが遅いのか、どっち?

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

時間が取れるうちに、頑張って更新を。

いやでも、これでまたしばらく書けないかも。

 

今日もリーディングセクションについて、まだ研究中のお話をひとつ書きます。

毎回毎回、最後の200番まで解き終えられない人向け。

内容はタイトルの通り、

読むのが遅いのか、解くのが遅いのか、どっち?と言う話です。

 

<Contents>---

■ 150~160wpmは必要条件。十分条件ではない

■ 極端な例をひとつ

■ 一般の人はこうなります

■ もう一つの例

■ 短期記憶の容量の問題?

■ いろいろと書きましたが

-------------

 

■ 150~160wpmは必要条件。十分条件ではない

TOEIC L&Rの場合、問題を最後まで解き終えるには、150~160wpm程度の読書スピードが必要と言われています。

( ※ words per minute : 1分間に読める単語数)

実際の問題が入手出来ないので、最新の出題傾向に即した数字は分かりませんが、おそらく、あまり変わっていないと思います。

 

日本人にとっては上記の読書スピード、かなり速いです。

もはやネィティブとあまり変わりません。

しかし、上記のスピード以上で読める人でも、必ずしも最後まで問題を解き終えられる訳でもない様です。

 

かなり頑張って英語のトレーニングをした人なら、

150wpm位のスピードでも読める人もいます。

でも、200番まで解き終わらないんです。

 

この手の人たちは、読むのはそれなりに速いけど、

解くのが遅いのではないかと思うんです。

 

■ 極端な例をひとつ

世の中には、TOEIC990を繰り返し取られる先生方がいます。

そう言う人たちの経歴を見ると、いくつかのタイプに分けられます。

その代表格が、予備校講師の先生方。

例えば、スタディサプリの関先生や、最近YouTubeでいろいろ教えてくれるモリテツ先生。

そう言えば、イメージも沸きますかね。

 

この手の先生方は、英語の実力はもちろんですが、

あらゆる問題を解きまくって研究し、

なんなら自分で、テストの問題まで作っています。

 

動画等でいろいろお話を聞いていると、

「この人たち、問題文を読んでいる時に、

どこで何を聞かれるか、だいたい分かっているんだろう」

そんな風に感じます。

 

同じ問題文を読んでも、

問題文を全部読んで、その後、設問を読んで、答えを探す人と、

問題文を全部読んだら、たぶん聞かれるのはあそことあそこ。

だいたい目星がついているのでは、解くのにかかる時間がちがいます。

 

だからこそプロの先生方は、毎回受験するのに余念がないんじゃないかと思うんです。

新しい傾向の出題がないかを毎回チェックしておけば、次回も990の満点を取れる確率が高まる訳です。

まさしくTOEICのプロですね。

 

いやまぁ、プロの先生方なので、

例えば試験の受験間隔を2か月に1回位にしても、

満点位楽勝かもしれないのですが…笑。

 

■ 一般の人はこうなります

さて話を元に戻して、

そう言うプロではない一般人はどうしているのかと言うと、

問題文を一生懸命読んで、

設問を一生懸命読んで、

設問の該当箇所と思われるところを、一生懸命探す訳です。

 

答えの該当箇所が分からないから、本当に一生懸命探す訳ですね。

 

答えどこ?ない。ない。

これ書いてあったんだけど、なんて書いてあったっけ?

もう1回読み直さなきゃ。

微妙な選択肢作るなぁ。正解どっちだよ?

本文で確認しないと。

 

で、時間がどんどん無くなって行く訳です。

 

要するに、ある程度読むのが速い人でも、設問に翻弄されて右往左往して、時間が無くなる訳です。

これを書いている自分もこのタイプ…笑。

 

■ もう一つの例

以前英語のジムに通っていたときにお世話になった先生に聞いた話です。

その先生は、カナダの大学院で英語を勉強した、

日本人なのにネィティブに英語を教えていたと言う、

滅多にお目にかからないタイプの先生でした。

TOEICも990の満点です。

 

「満点取るときって、どれ位で解き終わるんですか?」

 

その質問に先生はこう答えました。

 

「簡単すぎたから、30分位余ったかなぁ。

暇で暇で仕方なかったよ…笑」

 

!!!

 

「えっ、30分も余ったんですか?

本当にそんなに余ったんですか?」

 

そう詰め寄ると先生は困った様に考え直して、

 

「いや、はやく終わっちゃって、見直しもして、それでも20分は余ったなぁ」

 

そう言っていました。

 

その先生が別の時に、こう言っていました。

 

TOEICの問題なんて、問題文を何となく読んで、設問を読んで、

あぁ答えこれ。この問題はこれ。

何となく選んでいけば良いんだよ。」

 

話を聞いたその当時はピンと来ませんでしたが、

どうも、高得点を取れる人は、読み直しが少ない様でした。

本文を1回読んだら、設問を回答するのにほとんど読み直さない様です。

 

■ 短期記憶の容量の問題?

本文を1回読んだ後に、

どれくらい内容を覚えていられるか、

短期記憶の容量の問題なのかもしれません。

 

リスニングセクションでも起こる話ですが、

1回聞いて、話の詳細を覚えておける人と、

1回聞いて、話は分かったけど、詳細は全部忘れる人。

 

リーディングセクションでも、

同じ様な話なのかもしれません。

 

■ いろいろと書きましたが

再度話を元に戻すと、

読むのが遅いのか、解くのが遅いのか、どっちでしょうか?

 

多くの人は両方かもしれませんが、

中には、読むのが遅いと思っていたのに、

実際は、解くのが遅い方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

僕自身研究中なので、具体的な解決方法、トレーニング方法までは提案出来ないのですが、

 

今日お伝えしたかった事は、

読書速度を上げるという軸だけではなく、

また別の視点も持っておいた方が良い

と言う事です。

 

無理に読書速度を上げようとしたら、

理解度がスカスカになって、

TOEICの成績が上がらなかったとか、

良い事なかったとか、

もったいないですので。

 

少々ふわふわした話になってしまいましたが、

参考になるところがあれば幸いです。

 

本日もお読みいただき、有り難うございました。

それでは。

 

 

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TOEIC L&R リーディングセクションの425の壁について考える

みなさんこんにちは。グレイターです。

時間が取れる間に、少しだけにはなってしまいますが、連続投稿します。

 

今日は、TOEIC L&Rの、リーディング425の壁について書いてみようと思います。

このあたりのスコアで停滞して悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

(結構たくさんいらっしゃると思います)

 

<Contents>---

■ IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞の条件、リーディングセクション425の壁について

■ リーディングセクションは平均スコアが低い

■ 素点で何問程度?

■ 正解率でかせぐ人・問題数でかせぐ人

■ 宝の山は目の前にある

---------------

 

■ IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞の条件、リーディングセクション425の壁について

 

TOEIC高得点を目指す人にとっては、ひとつの目標になる、IIBC AWARD OF EXCELLENCE。

目指している方にはおそらく説明不要でしょうが、1年間の間に、

 

TOEIC L&Rが、リスニング375以上/リーディング425以上

(上記を片方ずつではなく、同時に取れないとダメ) 

TOEIC S&Wが、スピーキング160以上/ライティング170以上

(これも片方ずつではなく、同時に取れないとダメ)

 

この4つの条件を全部クリアしたときに、受賞することが出来ます。

 

なので、TOEIC L&Rを勉強している人にとっては、

 

リーディングセクションでどうしても425を取りたい。

 

そんな方も多いかも。

 

しかしその一方で、

 

何回やっても425以上が出ないんだけど。

 

そんな方も多いかもしれません。

 

TOEIC L&R全体で見れば、合計で800以上取れれば良い訳で、

基準としては、あんまり難しくなさそうに見えるのですが、

 

実際のところ、人によっては、TOEICで900を取るより、このリーディングセクションで425以上を取る方が難しい事もあるかと思います。

 

自分自身、この425の壁に何度も悩まされて来ましたし、今年も受験するごとに、毎回リーディングセクションは420ばかりしか出ません。

なので、その難易度について、各種データ類と過去の受験経験から調べて、考察してみたいと思います。

 

■ リーディングセクションは平均スコアが低い

と言う事で、以前にも覗いてみた事がありますが、

公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC

上記のページで、最近のテストでの、

リスニングセクション/リーディングセクションの平均スコアと、

リーディングセクションの420以上の人数の分布を見てみましょう。

 

データは過去4回程度しか書きませんが、

興味がある方は、それ以前の回のデータも覗いてみて下さい。

各回統計処理がされているので、

回によって傾向はあまり変わりません。

 

□ 第273回(2021年7月11日 午後

リスニング平均:332.7

リーディング平均:274.2

リスニングセクションが420以上の人の割合:17.2%

(※100-82.8=17.2%)

リーディングセクションが420以上の人の割合:6.4%

(※100ー93.6=6.4%)

 

□ 第272回(2021年7月11日 午前)

リスニング平均:333.2

リーディング平均:279.9

リスニングセクションが420以上の人の割合:17.1%

(※100-82.9=17.1%)

リーディングセクションが420以上の人の割合:6.0%

(※100ー94.0=6.0%)


□ 第271回(2021年6月20日 午後)

リスニング平均:329.0

リーディング平均:273.0

リスニングセクションが420以上の人の割合:16.9%

(※100-83.1=16.9%)

リーディングセクションが420以上の人の割合:6.5%

(※100ー93.5=6.5%)

 

□ 第270回(2021年6月20日 午前)

リスニング平均:328.7

リーディング平均:279.1

リスニングセクションが420以上の人の割合:16.1%

(※100-83.9=16.1%)

リーディングセクションが420以上の人の割合:6.4%

(※100ー93.6=6.4%)

 

結果が出ている最新の試験回の、

過去4回の平均スコアデータ、スコア分布を見ても、

リーディングセクションは、リスニングの平均スコアより50~60程度低く、

420以上の人数分布も、

リスニングセクションが全受験者のおおむね16~17%なのに対し、

リーディングセクションの方はおよそ6%な訳です。

 

リーディングセクションは平均スコアが低い分、

高スコアを出すのは難しくなりますし、

 

リスニングとリーディング、

スコアで見ると同じ様に見える420でも、

取る難しさはかなり違う訳ですね。

 

420でも上位6%程度ですから、

425になると、若干ですがさらに厳しくなります。

目安は、だいたい上位6%以内の成績を取れないと出なさそうです。

 

「えっ、リスニングとリーディングでそんなにちがうの?」

 

そう思われた方もいるのではないでしょうか?

 

■ 素点で何問程度?

ではリーディングセクションで425を出すには、素点で何問程度正解すれば良いのでしょうか?

リーディングセクションはリスニングセクションよりスコアのばらつきが大きいので、一概には言えない様ですが、

新公式問題集の素点と対応スコアの一覧表や、

過去に正解数とテストのスコアの関係を調べた方のレポートを参考にさせてもらったり、

自分自身の受験経験から振り返ると、

 

およそ85問以上の正解程度で、ときどきは425に届く

 

のではないかと思います。

 

公開された客観的なデータではありませんので参考程度の情報ですが、

だいたいそれくらいなの?

位に捉えて頂けると幸いです。

 

■ 正解率でかせぐ人・問題数でかせぐ人

さらっと1行だけ書きましたが、

えっ、マジ?そんなに必要なの?

そう思われた方も多いのではないでしょうか?

 

何故そう言えるのか、もう少し説明させてください。

 

僕自身は読むのがあまり速くないため、

毎回、リーディングセクションは190番前後までしか終わりません。

(いちばん進んだ時で、193番まで)

そのため、リーディングセクションは正解率でスコアをかせいでいます

言い換えれば、解くのは遅いけど、

解いた問題はほとんど間違わない訳です。

 

3年ほど前に英語のジムに3か月通っていたときに、

 

新公式問題集を時間測って解いて、

時間内に終わらなかったら、

残った問題を全部解いて、

追加した時間といっしょに教えて下さい。

 

と言うアドバイスを受けたのですが、

2時間の試験時間で終わるのは190番前後。

その後の10問は、追加した時間は30~35分とかなりかかるけど、

採点をすると、

毎回リーディングセクションの正解数は96~100問で、

換算スコアでは、460-495でした。

100問のうち、間違えるのは毎回3~4問程度と言う事ですね。

使った問題集は、新公式問題集の1番と2番でした。

 

※蛇足ですが上記の方法、ご自身の正解率の実力値を確認するには非常に役に立ちますので、気になる方は是非やってみて下さい。

 

で、その僕が受験すると、

毎回190番程度まで終わり、

その後の10問弱は塗り絵をしてくるのですが、

スコアは、405~420がいちばん多いです。

これがおそらく僕の実力値なんでしょうね。

ほんの時々、425を超える事があります。

 

そこから考えると、425を取るには、

・ダブルパッセージまでの85問をほぼ全問正解で取る

か、

・トリプルパッセージも一部解けるけど、

途中まちがっても、正解数85問は確保する

どちらかが必要になります。

 

(あまり言いたくないけど)ついでに言えば、その上で、

 

運が良ければ、塗り絵した問題の箇所が何個か点数もらえて、425超えるかも。

 

そんな感じでしょうか。

 

僕自身もL&Rの最高点が915、

リーディングセクションの最高スコアが450止まりの修行中の身なので、

新公式問題集や他の方々が調べたデータ、

それから、自身の過去のテスト経験をまとめた参考情報として捉えて下さると幸いです。

 

一方で、読むのは速いし問題は全部解き終わるけど、

毎回リーディングセクションのスコアが低い人、

あるいは正解率が低い自覚がある人は、

おそらく425は厳しいと思います。

 

この場合、スコア停滞のいちばん考えられる原因は、

読むのが速いだけで、正しく読めていない

です。

 

この場合は、遠回りに見えますしかなり面倒くさいですが、

大学受験の英文和訳からやり直した方が良いかもしれません。

英文和訳を通して、

・英文の構造をきちんと把握できているか

・英文の意味を正確に取れるか

を再確認する訳です。

 

■ 宝の山は目の前にある

データとか正解数の目安とか見るとがっかりしてしまいそうですが、

最後に1つだけ、僕が何となくつかんでいる情報を。

 

リーディングセクションの425以上は、スコアの刻みが大きい

 

と言う事です。

 

データのところで見た様に、

リーディングセクションはリスニングに比べ平均スコアも低く、

420以上の人数比率も少ないので、

 

425を超えるのは死ぬ程大変だけど、超えられればスコアが劇的に伸びる

 

どうもそんな感があります。

1問正解数が増える度に、スコアが劇的に伸びる訳ですね。

 

じゃその差はどうすれば埋められるの?と言えば、

みんなが知っている、トリプルパッセージを1問でも多く解く

それで点数が劇的に伸びる訳です。

 

宝の山は目の前にあるのはみんな分かっているのに、

なかなかそこにたどりつかない訳ですね。

毎回185番とか190番とかで試験時間が終わってしまう。

また今回も、目の前に宝の山があるのに…。

 

現実を見れば悔しいところもありますが、

一方で、それでも勉強を続けるには、

かなり大きなモチベーションになるかもしれません。

 

このスコア帯は試験を受験するコストパフォーマンス、

費用対効果が極めて悪いのですが、

それでもどうしても諦められない人は、いっしょに頑張りましょう。

 

 

最後までお読みいただき有り難うございました。

それでは。

 

 

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