TOEIC1390点を目指す理系出身元エンジニアの研究成果を公開します

TOEIC L&R 925点。全国通訳案内士(英語)です。英語勉強のノウハウやヒントをたくさん公開します。

文法問題集「出る1000」の使い方を真面目に考える

みなさんこんにちは。グレイターです。

昨日ファイザーのワクチンの1発目を打って来まして、結構左腕が痛いです…。

本日は短い記事をちょっとだけ。

 

内容はタイトルの通りです。

念のため、「出る1000」とはTOEIC界隈で有名な問題集、

TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問」

の事です(↓これ)。

 

この参考書が何故有名かと言うと、

良質なTOEIC L&Rの文法問題がこれでもかと言うくらい1049問も載っているので、

特にTOEICで高得点を狙う人には非常に評判が高いです。

 

ただ、1049問もあるので、必ずしも初心者向けではありません。

でも、

「評判が良いから買ってしまった」

「勢いあまって買ってしまって、あまりの問題の多さに絶句中…」

と言う様な方も多いと思います。

 

せっかく良い参考書を買ったのでお蔵入りにするのはもったいない。

そんな事もあり、この参考書を問題数を減らして取り組む方法を、真面目に考えてみます。

 

<Contents>---

■ 章構成を考える

■ 第1章で挫折するのはもったいない

■ 文法模試(セット1~13)は後回し

■ 最初に取り組むのが、559問なら出来そうでは?

■ 出る1000の学習は、単語集の良い復習になる

-------------

 

■ 章構成を考える

さて、本書の章立てと各章の問題数を見ると、以下の様になっています。

 

- 第1章 品詞問題(334問)

- 第2章 動詞問題(102問)

- 第3章 前置詞or接続詞問題(67問)

- 第4章 代名詞問題(37問)

- 第5章 前置詞問題(56問)

- 第6章 関係詞問題(16問)

- 第7章 ペア表現・語法・数・比較問題(47問)

- 文法模試セット1~13(各30問)(計390問)

 

第1章が異様に問題数が多く、だんだん問題数が減って行く構成ですね。

 

この構成は、TOEIC L&R Part5の出題傾向・頻度に沿っている様です。

Part5は品詞問題の出題頻度が異様に高いです。

それを反映した構成になっている様ですね。

だから、本書を前から順に解いていく事で、効率的にスコアが上がる様工夫されている様です。

 

個人的な感想としては、第1章から第3章までは、TOEICでは本当に良く出題されるので、問題の基本的な考え方・取り組み方はしっかり理解して、練習しておいた方が良いと思います。

 

第4章から第7章はそれぞれ問題数が少ないので、あまり手間はかからないかも。

 

■ 第1章で挫折するのはもったいない

とは言え第1章の問題数334問は多すぎて、

特に初めての方は全部取り組むと途中で挫折しそうです。

と言う事で、もう少し負荷を減らせないか考えてみます。

 

第1章をさらに詳細に見てみると、以下の構成になっています。

- 例題(2問)

- トレーニング(32問)

- 実践問題:基礎編(土台を作る100問)

- 実践問題:応用編(必ず押さえておきたい100問)

- 実践問題:発展編(高みを目指す100問)

 

繰り返しになりますが、

TOEIC L&RのPart5では、品詞問題は本当に良く出ますので、

この章を解いておく事は得点力に直結します。

 

と言う事で、お使いの方の余裕度にあわせて、

余裕がない方や最低限で取り組みたい方は、実践問題:基礎編までの134問を、

余裕がある方は、実践問題:応用編までの234問を、

2周目に取り組む方や高得点者の方は、334問全部を

取り組むのが良いかと思います。

 

■ 文法模試(セット1~13)は後回し

この本の後半は、1セット30問の文法模試が13セット含まれています。

はじめて学習する人にとっては、第1章から第7章までの勉強でも大変なはずですので、余裕がなければこの文法模試13セットは後回しでも良いと思います。

 

後々TOEICの勉強が進んでいくと、特にPart5の文法問題はやる問題がなくなって来るので、そういう時にこの13セットは便利だと思います。

余裕がなければ後回しで、後日気が向いたら取りかかるので良いと思います。

 

■ 最初に取り組むのが、559問なら出来そうでは?

と言う事で、初めて取り組むなら、以下の490問は後回しでも良いと思います。

- 第1章 実践問題:発展編(高みを目指す100問)

-  文法模試13セット

これらを後回しにすると、合計

1049-100-13×30=559問

になりますので、取り組みやすくなるのではないかと思います。

 

なおこの本には、「文法問題1000本ノック」と言う別冊が付属していますが、

その別冊の中身は、本冊の1049問をランダムに並び替えただけですので、

こちらも余裕がなければ、最初は取り組む必要はありません。

 

そうすると、本冊の問題数が6割以下に減らす事が出来れば、

本冊の厚さを見ても、けっこう取り組めそうではないですか?

第1章から7章、計330ページの6割なら、

だいたい200ページ位の厚さですね。

お持ちの方、手を出そうか迷っていた方はやってみて下さい。

 

■ 出る1000の学習は、単語集の良い復習になる

僕が英語のジムに通って勉強していたときに当時の先生に聞いたのは、

この本の勉強は文法問題の演習になるだけでなく、

キクタンや金のフレーズなどの単語集の、良い復習になると言っていました。

 

当時勉強していたときは、

確かに、それらの単語集に掲載されている内容が、

試験ではどの様に問われるのかが良く理解出来た記憶があります。

(単語そのものだけでなく、いっしょの前置詞が狙われるとか、受動態が狙われるとか)

 

TOEIC L&Rは、Part5を如何に短時間で得点を上げるかがスコアアップのカギになって来ますので、単語の復習がてら取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

本日もお読みいただき、有り難うございました。

それでは。

 

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