TOEIC1390点を目指す理系出身元エンジニアの研究成果を公開します

TOEIC L&R 925点。全国通訳案内士(英語)です。英語勉強のノウハウやヒントをたくさん公開します。

TOEIC PART 5 スコアアップマラソン (無料) のお知らせが届きました

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

そろそろお盆の連休に入られた方が多いかと思いますが、

いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は、出版社アルク主催の、
TOEIC関係の無料イベントを1つ紹介します。
ご興味があれば、ぜひどうぞ。

(※正確にはSantaアルク?主催)

 

<Contents>---
アルクからメールが届きました

(イベント概要)
■ 実際にやってみました

----------

 

アルクからメールが届きました

(イベント概要)

 

7月27日に、以下の様なタイトルのメールが、

アルクから届いていました。

TOEIC PART 5形式の問題1200問が無料!
参加者には豪華賞品プレゼント
TOEICラソン参加者募集》」

 

以下、内容の抜粋です。

<抜粋ここから>
大人気TOEIC書籍の著者が作問した1200問に挑戦!


スコアアップマラソンとは、
TOEIC®︎ L&R テスト PART5形式の問題を
最大1200問無料で解くことができるイベントです。

 

レースは8月〜12月まで合計5回開催されます
(途中回からの参加もOK!)。
レース期間中に30問×8セット
(計240問)の問題解答にチャレンジします。

 

第1回〜第5回までの全レースを
全て「完走」した方の中から
抽選で1名様に特別賞
TOEIC®︎公開テスト受験料6回相当(46,860円) のAmazonギフトカード」
を差し上げます。
他にも、自由に選べるTOEIC®︎応援ギフトが当たります。

 

さらに、各レースを「完走」した方全員に、
花田先生&前田先生の特別解説ライブをプレゼント。
レース期間中に解いた問題の解説はもちろん、
先生たちがあなたの質問に直接答えてくれるかも!
超貴重なライブを逃さないで!

<抜粋ここまで>

 

ここから選手登録 ↓
(https://scoreup-marathon.alc.co.jp/)

 

■ 実際にやってみました

 

僕も登録して、3セットほどやってみましたが、
以下の様な感じでした。

 

選手No.なるものを取得 ( = 選手登録) して、
 そのNo.を使用して「Web上」で回答


・パソコンでもスマホでも回答が可能


スマホで回答する場合でも、新規アプリのインストールは無し


・問題を1セット30問解くと、
 回答に要した時間と、正答率(27/30等)と、

 各問題の正解を教えてくれる
 (間違えた箇所とその正解も分かる)


・各設問に解説は一切ないが、
 問題英文と自分の回答内容は後から参照出来るので、
 わからなかった単語位の復習は、自分で出来る
各レース完走すると、解説ライブに参加出来る
(※全問の解説は、もちろんやってくれないと思いますが)

 

ちょうど今お盆休みに入る時期ですが、
英語の勉強をされている方、
Part5が苦手でレベルを上げるきっかけをつかみたい方、
公式問題集にも市販の参考書にも飽きて、
Part5の挑戦する問題に飢えている方、
やられてみてはいかがでしょうか?

 

 

第1回レースは8月15日(火) 23:59:59 終了だそうです。
私も15日までに、あと5セット頑張って解きます。

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
良いお盆休みをお過ごしください。

それでは。

 

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第325回/327回TOEIC L&R受験の感想/結果と、最近思う事

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

先日の日曜日23日は、
TOEIC L&Rの公開テストがありましたが、
受験された方々は、どうでしたか?

 

私は受験しなかったのですが、
ネットでの感想を見ると、
「難しすぎだろ」と言う声を見かけました。

 

今回は、かなり投稿が遅くなりましたが、
先月の第325回/第327回のTOEIC L&Rについて、
私が受験した感想及び結果と、
最近のTOEIC L&Rについて、
少々思う事を書きたいと思います。

 

若干雑多な投稿にはなりますが、
特に最近のTOEICに苦戦している方に、
少しでもヒントになるところがあれば良いなと思っています。

 

<Contents>----------
■ 第325回(23/06/10午後)の感想と結果
■ 第327回(23/06/25午後)の感想と結果
■ <参考>今年のその他試験での結果
■ 私がTOEICを受験し続ける理由
■ 目標スコア取れましたか?
■ 日本人って英語出来る様になっていないの?
TOEIC以外のテストの成績で代用した方が良い?
■ <参考>過去1年間のTOEIC L&R平均スコア
----------

 

■ 第325回(23/06/10午後)の感想と結果

初の土曜日開催の試験、土曜日に激しく爆死しました(苦笑。

 

リスニングセクション、Part1から1問分からず。
Part2・3も難しい。
Part3ではまったく話が理解出来ない様なパッセージもあり。
Part4も同様難しい。
まったく理解出来ない話が2つ(小問では6問分)続いて、
もはや受験ここで止めようか、と言うくらい心が折れるが(苦笑、
何とか最後の100番まで解き終えました。

 

リーディングセクション、Part5、
解けなくはないが、
問題が難しくてちっとも進まない。
Part6も同様、難。
時間がかかる割に、やっぱり進まない。

 

Part7。各問題の本文、とにかく長い。
長いくせに話がぜんぜん入って来ない難易度の高い文章で、
設問は、「What is the purpose of this …?」ばかり
(…はe-mail・article等)。
長い本文を全部読まないと解けないけれど、
難しい文章を読まされる割には、
本文の細かい内容はほとんど聞かれないので、
1問解く度に「疲れる。なんか嫌な出題形式だなー」と感じました。

 

結局、試験の最後には、
200問中180問までしか到達出来ず、20問塗り絵。
トリプルパッセージに1つも手を付けられないだけでなく、
ダブルパッセージも、2つのうち1つしか手を付けられませんでした。

 

最近の試験は、いつも191~193番位まで解き終えられる事が多かったので、
今回は、かなり衝撃的な試験終了となりました。
それから、リスニング/リーディング通して、
知らない単語も結構ありました。
(ふだんの試験ではほとんど分からないものがないんですが…)

 

結果は、

Listening 455 / Reading 415、計 870 でした。

 

もちろんあまり良い点ではありませんが、
自分的には、20問も塗り絵して来たのに、
スコアが870も出た事の方が驚きです。

 

ちなみに、平均スコアは以下だった様です。
Listening 333.5
Reading 279.2
全体 612.8

 

統計処理がされているからか、
難しかったにも関わらず、
平均点612.8って、他の回とほとんど変わらないんですね。

 

■ 第327回(23/06/25午後)の感想と結果

第325回よりはましでしたし、
990点ホルダーの中には、
割に普通だった、
中には易しかったという感想の方もいらっしゃった様ですが、


個人的には、見た目だけ易しくて、
実際はぜんぜん易しくない試験に感じました。

 

フォームは、Part1で確かピアノの写真が1問ありました。
バンフォームとか言う、
1問目が車の写真のやつだったと思います。

 

Part1、また1問分からない。

 

リーディングセクション、各設問、本文が非常に短い。
第325回のPart7が、衝撃的に長い本文のものばかりだったので、


「えっ、今回こんな短くて良いの?
やった、今回は行けるかもしれない」
最初だけ喜びましたが…(笑、

現実はそんなに甘くありませんでした(笑

 

NOT問題が多い。
1つ1つの設問に時間がかかるので、
本文が短いのに、
問題はなかなか先に進めない。

 

分からない設問が多い。
中には、この設問本当に答あるの?と言うものもいくつか。

 

単語が難しい。

 

最終的に、ダブルパッセージを解き終わったあたりでほどんど時間切れ、
トリプルパッセージは、186~190と196~200を塗り絵して、
191~194までは解く事が出来ました(195は適当に選んで塗り絵)。
実質、200問中189番まで解けた感じです。

 

結果は、
Listening 475 / Reading 410、計 885 でした。

 

平均スコアは以下だった様です。
Listening 324.2
Reading 270.5
全体 594.7

 

■ <参考>今年のその他試験での結果

参考までに、私が今年受験した他試験の成績と、
平均点を以下に列記します。

 

・第315回(23/02/26午後)
910 (Listening 465 / Reading 445)
<平均スコア>
Listening 327.7 
Reading 279.1 
全体 606.8

 

・第323回(23/05/21午後)
910 (Listening 485 / Reading 425)
<平均スコア>
Listening 328.9 
Reading 279.5 
全体 608.4 

でした。

 

■ 私がTOEICを受験し続ける理由

若干余分な話になりますが、
私がTOEIC L&Rを受け続ける理由は、
毎回相当勉強していくのに、
いつもPart7を最後まで解き終えられた事がなく、

 

「最後まで解き終えられれば、まあまあなスコアが出る筈なんだけどな」
「悔しくて受験をやめられない」

 

と言う、半ば個人の意地の部分があります。


英語の勉強を続ける事は、

自分の英語のレベルを維持するのに役に立つので、
それで続けている部分もありますが、
正直、お財布にはぜんぜんやさしくありません。

 

とは言え、他に990満点を取っている様な方もたくさんいるので、
自分の勉強不足なら、仕方ないなと思っています。
と言う事で、

自分自身は毎回結果を見て落ち込む様な事もありません。

 

■ 目標スコア取れましたか?
一方、就職活動・採用のために勉強している若い人たちや、
英語があまり得意でない人たちの事を考えると、

 

これだけ問題が難化している中で、550や600・730とか、
目標としているスコアって出るのかな?と思います。


簡単に点数を拾える問題がかなり少なくなっている分、
以前よりずっとスコアが出にくくなっているのではないかと思います。

どうでしょうか?

 

■ 日本人って英語出来る様になっていないの?

2年ほど前に、
TOEICの平均スコアについて書いた事があります。
当時、TOEIC L&Rの平均点は、
毎回だいたい580~630の中にありますと書きました。

 

本文の最後に参考まで、
最近1年間の平均スコアを抜粋しましたが、
この平均スコアの状況は最近も変わっていません。
毎回だいたい580~630の中にあります。

 

これだけたくさんの日本人がTOEICの勉強をしているのに、
平均スコアが毎回ほとんど変わらないところを見ると、


本当に日本人の英語力って上がっていないの ?
平均スコアって上がらないの ?
と不思議でなりません。

 

と言うより、本音で言うと、
日本人の平均的な英語力は少しずつ上がっているのに、
TOEICの問題が劇的に難しくなっているから、
何年経っても、毎回平均スコアが、
ほとんど変わらないんじゃないかと思います。

 

思うのは、
問題難しくして目標とする点を取れなくして、
同じ人に繰り返し繰り返し受験させて、
高い受験料でボロもうけしているんじゃないか

そう思えてなりません。

 

日本ではTOEIC売れていますからね。

他の受験されている方々はどう思われますか?

 

(※ 以前はこんなに難しくなかったし、

 新形式の問題になった当初も、

 今と比べればリスニングもリーディングも、

 ずっとやさしかったと思うんですけどね)

 

多数回受験されている方は、
なんとなく、とっくに気付いているだろう事ですが、

このブログ、
そんなにたくさんの方に読まれている訳ではないので、
本音をポロっと書いてしまいます(笑。

 

ここに書いてもIIBCの人は気付かないでしょうが、
信頼性のある英語の実力テストを謳うなら、
問題の作成と難易度管理は、
きちんとやってもらいたいものですね。

 

TOEIC以外のテストの成績で代用した方が良い?

最近の企業の採用では、TOEIC L&R以外にも、
GTEC L&R等のスコアでも評価してもらえる企業が増えて来ました。

 

と言う訳で、
正直、TOEIC L&Rでスコアが出ない方は、
別の試験で目標としている結果が出ないか、
受けてみる方が良いのではないかと、個人的には思います。
最近特に強く。

 

私はGTECはまだ受験した事はありませんが、
どこかで機会を見つけて、受験してみようと思います。

 

少々長い文章でしたが、
最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

■ <参考>過去1年間のTOEIC L&R平均スコア

公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧
(https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html)
より抜粋

試験回 平均スコア

第300回 623.0
第301回 610.4
第302回 601.3
第303回 591.9
第304回 616.8
第305回 614.1
第306回 619.9
第307回 616.0
第308回 612.0
第309回 594.8
第310回 619.6
第311回 595.8
第312回 618.2
第313回 602.6
第314回 624.7
第315回 606.8
第316回 633.3
第317回 609.4
第318回 598.9
第319回 593.1
第320回 624.7
第321回 621.4
第322回 614.4
第323回 608.4
第324回 620.5
第325回 612.8
第326回 607.4
第327回 594.7

 

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マスクなしでの受験はやはり楽で良い

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

お久し振りです。
最近はほとんどTOEICや英語系の検定を受けておらず、
このブログもかなり放置状態に…。

 

今日は、若干今更感がありますが、
TOEICの受験時におけるマスクの話を、
少しだけ書こうと思います。
特に、5月の公開テストを受験していない方向けの内容。

 

■ マスクなしでの受験はやはり楽で良い

TOEICの公式サイトも、感染予防策について、
4月24日に記載が更新された様ですが、
試験時のマスク着用について、
主なところでは、以下の様に記載されていました。

 

(引用ここから)

 

「2023年5月8日に予定されている
新型コロナウイルス感染症感染症法上の位置づけ変更」に伴い、
2023年5月21日の実施回より一部対応方針を変更いたします。」

 

【試験当日(ご受験前)】
2023年4月1日以降、マスクの着用は任意となります。
マスクを着用されている場合、
本人確認時は試験官の指示に従いマスクを外していただきます。
※花粉症などのアレルギー・喘息などの症状により飛沫が発生する可能性のある方については、マスク着用にご協力ください。
※試験会場によっては、マスクの着用のお願いや、入場時に検温をおこない、体調確認をさせていただく場合がございます。

 

(引用ここまで)

 

いやまぁ手短に言えば、


TOEIC L&Rの受験時も、
マスクの着用は任意よ


と言う訳で、

先日5月21日の午後、
第323回公開テストを受けて来たのですが、

 

僕が受験した横浜市のM学院大学のとある部屋では、
マスクをしている人としていない人がほぼ半々
でも、マスクをしていない人の方が、
若干多かった感があります。

 

試験中にマスクなしで受験した人たちも、
特に何も言われる事はありませんでした。

 

ですが、
(たった1人だけ)
咳ゲホゲホやっている方まで、
試験前からマスクなしで、

まったくしようともせず最後まで受験しており、
試験官も注意をする様子がなかったので、

結局僕はマスクしたままで受験。

個人的には、完全ノーマスクはまだ怖いところがあります。

 

とは言え、試験中は、

マスクから鼻を出していても何も言われないので、
受験中息苦しいという面倒くささ、
及び集中力の阻害要因は解消されました。
なので、かなり楽に受験を終える事が出来た感があります。

 

特にリーディングセクションの後半で、
マスクのせいで息苦しくて、
集中力が極端に落ちていたと言う方々は、

(=あの独特の脳の酸欠状態と疲労感です…)


自己ベスト更新に向けて、少しだけですが、

良い環境になったのかもしれませんね。

 

かなり些細な事かもしれませんが、気付いた事でした。

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

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気になって気になってしょうがない

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

今日は短いのですが、気になってしょうがない本の紹介を。

 

公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習

(https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_part_07/pr.html)

 

<Contents>---
■ 「公式」でPart7をすべて解く
■ 数少ないスラッシュリーディング(チャンク読み)の教材
■ 文書タイプ別速読演習
----------

 

■ 「公式」でPart7をすべて解く

にわかには信じがたいですが、
「Part7をすべて解く」
こんな言葉を言われたら、気になってしょうがないじゃありませんか。

 

そう、多くのTOEIC受験者にとって、
Part7をすべて解くのは、
長年の目標のはず。

 

いつも、
「時間さえあれば」
解ける問題を大量に残して、
悔しい結果を繰り返す。

 

自分自身、まだTOEICを受験しているのは、
勉強しても勉強しても最後まで解き終わらないから、
毎回返って来る結果に納得出来なくて、受けているところがあります。
もはや、点数どうこうより、
最後まで解き終わる方が受験の目的になっているところさえあります。

 

それを公式が、最後までたどりつく方法を教えてくれるなら、
気になって気になって仕方がありません。

 

■ 数少ないスラッシュリーディング(チャンク読み)の教材

このブログでも過去に多少触れましたが、
スラッシュリーディング(チャンク読み)の方法を、
この教材の中で教えてくれる様です。

 

このスラッシュリーディング、またはチャンク読み、
正直、今まであまり教材の数が出ていません。


なにか技術的に特別なものがある訳ではなく、
どちらかと言うと、練習あるのみ、と言う性格の技術で、
繰り返し繰り返し練習して、
スラッシュリーディングを出来る様になっていくものなのですが、

 

過去に出版されていた教材だと、
扱っている文章の内容やレベル感がTOEICと合わず、
TOEICタイプの文章でのトレーニングが難しいと言う感がありました。

 

もちろん、過去の教材が悪かった訳ではなく、
良い教材もあったのですが、
内容やレベル的には、どちらかと言うとやさしいものが多く、

 

TOEICのPart7の文章でチャンク毎に意味を取れるかは、
ほとんど個人の努力次第でした。

 

(そもそも、分からない単語がたくさん出て来るような文章は、
スラッシュリーディングの教材に向いていないところがあります)

 

だからこそ、気になって仕方がありません。
もはや、「Part7」や「TOEIC」なんてどうでも良くて、
スラッシュリーディング、チャンク読みがマスター出来るのなら、
TOEIC用の教材でも、勉強してみたい方も多いのではないかと思います。

 

■ 文書タイプ別速読演習

TOEICのPart7で得点が上がらない人は、
特定の文書タイプが苦手な方が多いのではないかと思います。

 

僕の場合は、記事問題が苦手です。
読めなくはないけど、時間がかかります。
で、トリプルパッセージで時間切れを起こすパターン。
同じタイプの人も、かなり多いのではないかと思います。

(その他、ダブルパッセージやトリプルパッセージが、

単純に量が多くて、極端に苦手、等)

 

あまり過度な期待は出来ませんが、
文書タイプ毎に解き方があって、
公式が教えてくれるのなら、
気になって気になって仕方がありません。

 

と言う事で、僕自身は購入して勉強する事は決めているのですが、
今別件でまったく手が離せない状況なので、
勉強するのは早くて2月以降になりそうです。

 

この投稿を読んでもし気になる方がいらっしゃったら、
本屋さんでのぞいてみたり、
購入して勉強してみてください。

 

本音トークで言うと、
この1冊だけでPart7が最後まで解ける様にはならないと思いますが、
公式の教材なので、買って大きく損をすることはないと思います。
(過去の別教材をやってみた経験から言える話)

 

発売は12月6日なので、明日ですね。

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

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★最終リマインダ★ TOEIC公式みんなで模擬受験 公開中です。

 

みなさんこんにちは。グレイターです。
今日は少しだけなんですが更新を。

 

----------
■ 無料模試、もう受けましたか ?
■ お得な模試の使いみち
----------

 

■ 無料模試、もう受けましたか ?

10月19日はTOEICの日。
みんなで模擬受験、TOEIC無料模試、みなさんはもう受験しましたか?
10月19日 18:40~21:00 です

( もう終わっています…苦笑)。

 

いや、平日水曜日夜に無料模試があっても、受けられないよね…。
僕もそう思っていたのですが、
申し込んでみたら、
別に当日の該当時間に受けられなくても、
自分の都合の良い時間に受けられるそうです。
僕自身も当日19日の深夜に受験してみました。

 

今年は模試の受験には申し込みが必要で、
試験音声と解答、簡単な解説の動画自体は一般公開されているのですが、
問題冊子と回答用紙のpdfファイルは、申し込まないともらえないそうです。


ただ、過去にTOEICを受験した事がある人なら、
申込自体は大したことも聞かれないし、簡単に終わるので、
(※模擬受験への参加にはTOEIC申込サイトの会員登録が必要、だそうな)

 

まだ受験していない人、
申し込むのを忘れてしまった人は、
土日を利用して受けてみてはいかがでしょうか?

申込リンクは以下↓。

 

https://www.iibc-global.org/toeic/20221019/youtube.html

 

エントリーと動画は、11/7(月)まで受付・公開しているそうです。

 

■ お得な模試の使いみち

さて、模試だから1回受けて自己採点して、
素点から参考スコア範囲を確認しておしまい。
もちろんそれだけでも良いのですが、


もう少し使いみちがないか、
僕なりに考えてやってみたので、
参考までに書いておきます。

 

通常のTOEIC本試験は、

 

・ 音声再生は1回だけ
・ 問題冊子は書き込み不可。試験終了後回収
・ 有料

 

ですが、

この模試は、

 

・ 音声は好きなだけ繰り返し再生OK
・ 問題冊子は手元に残る
・ 無料

 

なので、コストパフォーマンス最高です(笑。

 

と言う事で、せっかく受験したら、

 

リスニングセクションは自分が聞き取れる限界まで、繰り返し聞いてみる(目安3回以上)
 ※スクリプトがないので本当に聞き取れなかった単語は確認出来ませんが、
 自分が1つ1つの単語をどこまで、どれくらいの割合まで聞き取れるかやってみるのは、とても良い勉強になります


間違った問題は何故ダメだったのか確認
 ※解説がついていないので、自分で間違った理由を考えてみる


問題中分からない単語があったら、全部辞書で調べてみる


少し間を置いて、11月初旬に、再度解き直してみる

 

までやってみてはいかがでしょうか?
今週末23日(日)には本試験もあるので、その準備にも最適ですね。

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

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「全国通訳案内士」2次試験の様子はこんな感じ

みなさんこんにちは。グレイターです。
 
今回も、前回の続きで、通訳案内士ネタを。
今日は、2次試験の様子を、私の試験後のレポートから抜粋します。
 
なお、予備知識がないと読んでも分かりづらいので、
適宜 () 内に、補足説明をしています。
 
<ここから>----------

 ●受験外国語:英語

 ●受験時間帯(〇印)
 14:00~15:00
受付時間が12時30~12時55分、
試験(拘束)時間が、13:30〜14:45 でした。

【1】日本人試験官(男女別、年齢、タイプ、特徴など)
女性。40代位?事務員風。
試験の進め方の説明と問題文の読み上げ、時間管理のみ。
 
太っていらっしゃったので、通訳案内士ではないと思います。
質問は一切なく、無表情で笑顔は一切なし。プレゼン中も一切目を合わさない様子でした。
なので、大学教授系な雰囲気もしませんでした。
 
声が小さく、逐次通訳の問題文の読み上げもとても速かったので、正直やりづらかったです。
(※上記【1】【2】等の項は、このレポートの提出先のハロー通訳アカデミーのフォーマットに従って書いています。
通訳案内士の2次試験では、日本人試験官1人と外国人試験官1人の計2人によって行われます。
このフォーマットでは、2人がそれぞれどんなタイプの人だったかを、年齢・性別・試験時の様子・通訳案内士風(日焼けしてアクティブな雰囲気)か大学教授風(知的な雰囲気)かを指定して記載します)


【2】外国人試験官(男女別、年齢、英語特徴、タイプ、特徴など)
男性。40〜50代。がっちりした長身の通訳案内士風。
やさしい雰囲気の方。たぶんカナダかアメリカ系だと思います。
 
入室時にはドアまで迎えに来て、退室時もドアまで送りに来てくれました。
 
プレゼンのテーマが書かれたカード3枚は、この男性が席を立って渡しに来てくれました。
 
発音はとてもきれいなので聞き取れなくはなかったのですが、
質疑応答は完全なネイティブ領域のスピードで行われました。
(※たくさんの人の試験後のレポートを読むと、試験時にどんな人2人が試験官だったかは、かなり合否結果に影響がある様です。
私の時は外国人試験官がやさしい人だったのはとてもラッキーでしたが、日本人試験官の方の声が非常に小さく早口で、全体的にはあまりやりやすくはなかったです)

【3】通訳の問題文:(「てにをは」を含めて、できるだけ正確に)
演歌 
 
演歌は日本の心を歌う、歌謡曲の一つのジャンルで、その歴史は意外と新しく、1860年?以降に出来ました。…
 
ここまでは何とかメモを取れましたが、その後メモが追い付かなくなりました。
明治時代から戦前は…、ジャズ、シャンソン唱歌、軍歌 
と単語は拾ったのですが、後から見直しても、結局訳にたどり着けませんでした。
 
(※最近の通訳案内士2次試験では、逐次通訳の問題は、ただ通訳して終わりではなく、問題についての「シチュエーション」と「条件」が同時に提示され、通訳終了後にも質疑応答がある様です)

【4】プレゼンのテーマ(3個)
・回転寿司
神道
・潮干狩り
(※3つの中から自分でテーマを1つを選び、2分以内で英語のプレゼンテーションをします。
僕は回転寿司を選びました。
潮干狩りはまったく準備していないネタで、何を話すか日本語レベルでも上手く話せそうにないし、
神道は準備はしてありプレゼンは出来そうでしたが、話の中で使う単語が難しく、質疑応答が難しくなるだろうと予想したからです)

【5】自分が選択したプレゼンのテーマ
回転寿司
プレゼン内容 (試験では以下の内容を全部英語で説明します):
回転寿司は、寿司屋のカウンター上でベルトコンベアが回っている。
その上にたくさんの皿が並んでおり、皿にはふつう握りずしが1貫か2貫乗っている。
回転寿司は普通の寿司屋さんより価格がリーズナブルで、入店しやすく、外国人にも人気がある。
握りずしは、生の魚を薄くおろしたものを、酢飯の握りの上に載せている。
すしは、人気のある和食の1つだが、その和食は、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された。
 
※プレゼンが終わってから気づいたのですが、
 お客さんがそれぞれ、好みの皿を取って食べられるという、
 いちばん大事な部分を説明し忘れました。
 
【6】プレゼンの後の質疑応答
・回転寿司はいつから始まったのか、知っているか?
 →
すみません、知りません。確か1960年代あたりに、ある普通の寿司屋さんのオーナーが始めたと聞いたが、正確なところは分からない。
 
・回転ずしのお店にはブランドがあるのか?知っているか?
 →
はま寿司、スシロー、等、たくさんあります。
 
・普通の寿司屋より、値段が安いと言うが、そんなに人気なのか? どれくらい安いんだ? (と言う質問だったと思う)
 →
それらの人気のあるチェーン店では、一皿100円と言うのが多いので、安いし、食べた皿の数を数えれば、いくら使ったかを簡単に計算出来る。
 
・築地には魚市場があるが、それが引っ越しすると聞いたが、今どうなっているのか?
 →
豊洲に移転する予定だったが、豊洲ベンゼン系の化合物が見つかって、まだ引っ越しできていない。移転完了時期はTBD(と適当に答えてしまった)。
 
・築地には寿司屋がたくさんあると思うが、それらの店は、市場が豊洲に移ったら、どうなると思うか?
 →
個人的には、お客さんは離れないと思う。
人気があり本当においしい店は、お客さんの心をつかんでいるので、
築地市場がなくなっても、お客さんは築地の店にまた食べに来ると思うので、
影響ないのではないか?
(と拙い英語力で説明した)
 
ここで日本人試験官から時間終了の合図。
 
【7】受験の感想
逐次通訳はかなり難しかったです。
ジャズ、シャンソン唱歌、軍歌と言う単語が出て来たところで
それらをメモするのに精一杯になり、話が分からなくなってしまいました。
 
プレゼンは、潮干狩りは一瞬で選択肢から外しました。
良く勉強して来た神道とどちらを取るか少し迷いましたが、
説明しやすそうな回転寿司を選びました。
 
が、その質疑応答もまた厳しかったです。
 
回転寿司の起源は知らないし、
回転寿司のブランドと言われ、知っているはずが名前が出て来ずパニックになり、
築地からの移転が進まない理由の、
人体に影響のあるベンゼン系化合物が見つかったのでと言おうとしたところ、
ベンゼン系化合物ってなんて言えばいい?」と、回答が止まってしまいました。
 
「まだ移転は完了していません」と言えばいいのに、移転時期はTBDと言ってしまったり、
「お客さんの心を掴んでいる」と言うところで、英訳がまた止まってしまったり。
地雷踏みまくりです。
 
質疑応答の第1問目から、ネイティブスピードで質問が飛んで来たので、
「ゆっくり、はっきり、大きな声で」と言う大事なアドバイスを忘れ、
こちらの回答も、そのスピードになってしまいました。
文法的なミスも結構たくさんしましたし、
何よりそのスピードが火に油を注ぎ、試験官の質問ペースが上がり、
自分をさらに厳しい状況に追い込んでしまいました。
喧嘩を売っているつもりはありませんでしたが、
まさに、「OK牧場での決闘」モードに。
 
おそらく、回答時、自分の顔がひきつっていたのだと思います。
外国人試験官さん、入室時には和やかな雰囲気でしたが、
退室時には目が丸くなっていました。
せめてと思い、挨拶だけはしっかりして退室して来ましたが、さんざんな結果でした。
 
プレゼンについては正直、テーマは難しくないのにも関わらず、
言いたいことを英語で、簡単に、スムーズに表現出来ないという、
スピーキング力のなさを実感しました。
質問内容については、これくらい答えられないと…。
 
今日まで一生懸命勉強して来ましたが、
これじゃやっぱりダメだよねと、
自分の実力にはがっかりしているものの、
実力通りの結果ではありましたので、
ある意味さっぱりして、納得はしています。
 
(※試験時の注意点、必ず守る事として先生に言われていた内容に、
「ゆっくり話す」(ゆっくり話して時間をかせぐ)
「笑顔を忘れない」(通訳案内士なんだからにこやかにガイドすべし)
「絶対に黙らない」(黙ったら自分の英語力や勉強した事が伝わらず、即不合格)
と言う3点がありましたが、上記の様にボロボロ。
 
「ゆっくり話す」のはふだんからのくせが出るので、日頃速めのスピードの英語の音源で音読やシャドーイング練習をしている人は、別途ゆっくり話す練習をしておいた方が良さそうです。
あまり速く話してしまうと、相手の試験官が完全にネィティブモードに入るので、自分で自分の首を締める事になります。
 
「笑顔を忘れない」と言うのは、試験中はかなり難しいです。
英語を話すに必死になると、もはや自分の表情などに気を遣う余裕がありませんので。
 
「絶対に黙らない」と言うのも難しいです。
特に質疑応答中、英単語が分からなくなると、そこで必ず話が止まります。
ふだんなら別の言い換え表現を考える時間的余裕もありますが、本番ではその余裕はありませんので、このあたりもかなり自分の語彙力のレベル感が直接出てしまいます。
2次試験前は、特に英単語については良く勉強しておくのが良いかと思います)
 
【8】ハローの教材、セミナー、動画、メルマガなどで役に立ったこと。

特に直前セミナーと模擬面接。
独学では難しい、貴重な練習の機会や有識者のアドバイスを頂けた事が助かりました。
 
特に直前の時期、メルマガでも、細かく情報を頂けて、非常に助かりました。
最後は心が折れそうな毎日が続きましたが、
それに喝を入れて頂けたのも良かったです。
 
かなり残念な結果に終わりましたが、
この1年、自分のやれる範囲で、やれる事はすべてやったので、
後悔はしていません。とてもさっぱりしています。
大変お世話になり、ありがとうございました。
----------<ここまで>
結局有り難い事に合格していましたが、試験の出来は上記の様にボロボロでした。
お情けで合格にしてくれたであろう、2人の試験官に感謝。
 
【追記】
今から振り返ってみて感じる事ですが、
当時は英会話教室やオンライン英会話を一切使わず合格出来たのですが、
受験する方は、ネタは全国通訳案内士の内容でなくても構わないので、
必ずそれらを使って練習しておいた方が良いかと思います。
 
ふだんから英語を話慣れていないと、特に2次試験の質疑応答で、当日大変苦労します。
最近はオンライン英会話の会社もたくさんあるし、料金も安くなり、身近になりましたからね。
 
なお、今年度の2次試験の様子は(別サイトの)以下のページにまとまっています。
私の記載の様に1つ1つが異様に詳しくはないので、もう少し手短に読めます。
受験される方はたくさん読んでみる事をお薦めします。
 
 
次回は、全国通訳案内士ってどんな資格?と言う事について書いてみたいと思います。
 
最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

 

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「全国通訳案内士」ちょっと古いけど、当時の合格体験記

 
みなさんこんにちは。グレイターです。
前回からかなり間が空いてしまいましたが、今年初の投稿です。
 
今日は2021年度の全国通訳案内士試験の、最終合格発表があったそうです。
合格された皆様、おめでとうございます。
 
一方、今年残念ながら合格出来なかった方の今後に、何かしらのお役に立つのではないかと思い、少々古いながらも、私の当時の合格体験記(※2017年度)を転載します。
全国通訳案内士受験者の方は、あまりこのページにはいらっしゃらないかもしれませんが、少しでもお役に立つ点があれば幸いです。
 
一方で、TOEIC L&R/S&W受験者の方々には、直接的には関係のなさそうな話ですが、試験が変わると勉強の仕方がどう変わるのかは、参考になるところもあると思います。ご興味があれば、読んでみてください。
 
※1 以下のページに同じものが掲載されています。
 
※2 私の受験した2017年当時からは、大きくは以下の2点が変更になっています。
(1) 1次試験のTOEIC L&Rのスコアによる免除基準が、840→900に変更
(2)  試験科目「通訳案内士の実務」が追加
 
<ここから>--------------------
<合格体験記本文>
●英語(メルマガ読者/セミナー参加者/動画教材利用者)
(1) 受験の動機
大学を卒業後、大手電気会社でパソコンの電気設計者をしておりましたが、
12年勤務後した頃、事業の採算性の理由から、
2014年に会社のパソコン事業部が社外に売却され、
30代後半で会社からリストラされました(事業部の社員ほとんど全員がリストラ)。
 
次の仕事は、前職でも使っていて得意だった英語で、教育業界で探そうと決めました。
各社とも採用基準はTOEIC L&R 900点以上が目安となるため、その勉強をしておりましたが、
インプット系テストのスコアだけでは英語能力の証明として弱いと考える様になり、
アウトプット能力を測るテストを探していたところ、全国通訳案内士の事を知りました。
 
2020年の東京オリンピックを目前にして、外国人観光者をガイドするのは単価も高く、将来性があると聞いたこともあり、最終的に受験を決めました。
 
アウトプット系のテストとして、TOEIC S&WやIELTSも考えましたが、1回の受験費用が高かったり、受験予備校を探すのも難しそうなので、通訳案内士を選びました。
が、この判断が、こんなにも長い道のりの始まりになろうとは、当時思いもしませんでした。
 
(2) 第1次試験対策
<英語> TOEIC L&R 840点以上につき免除
<日本地理> 前年度合格につき免除
<日本歴史> 前年度合格につき免除
<一般常識> 前年度合格につき免除
 
初めて受験をしたのは、昨年度2016年です。
4月頃から、8月の1次試験に向けて勉強を始めました。
 
もともとTOEIC L&R 820点を持っていたために、
最初から英語に関しては、TOEIC L&Rスコアでの免除規定を使おうと思っていましたが、
通訳案内士試験の受験願書申し込みに、840点取得が間に合いませんでした。
(願書を申し込んでからすぐ、1次試験の前に、840点が取れました)
 
理系の大学出身だったため、社会、特に地理と一般常識が弱く、
1次試験受験前から、初受験で合格するのは厳しそうだというのは感じていました。
毎日必死に勉強しましたが、結局苦手の地理と一般常識の勉強で手一杯で、
日本史と英語はほとんど勉強無しで、実力でなんとか、という形の受験になりました。
特に英語は、試験前日に2時間ほど過去問を眺める位しか出来ませんでした。
(試験を侮っていた訳ではなく、それくらい社会系3科目の勉強が大変でした)
 
結局、2016年度は、社会系3科目に合格出来たものの、
1次試験の英語でわずかに点数が足りず、不合格となりました。
 
2016年の英語の敗因は、通訳案内士の英語に合わせた勉強を出来なかったこと。
TOEIC L&Rでそこそこの点数を上げていたこともあり、
自分自身英語がそんなに出来ないとは思っていなかったのですが、
そもそも、通訳案内士試験とTOEIC L&Rのちがいを理解していませんでした。
 
TOEIC L&Rは主にビジネス英語を題材としており、また、個人の英語運用能力を測る試験のため、特に、簡単な英語をどれだけ素早く処理出来るかが求められています。
 
一方、通訳案内士試験は、日本の観光をテーマにしており、
日本の文化や観光名所に関する文章を読んだり、
英語で説明する能力が問われる試験のため、
2つの試験では頻出する単語レベルから全然ちがいます。
 
例えば、通訳案内士試験で出題される、
「五重の塔 (five-story pagoda)」
天守閣 (donjon)」
「仏教僧 (Buddhist monk)」
多神教 (polytheism)」
の様な難しい単語は、TOEICでは見られません。
 
別の言い方をすれば、TOEIC L&Rのスコアで免除規定を使って受験をされる方は、
TOEICの語彙だけでは、通訳案内士の試験は対応出来ません。
 
TOEICスコアで1次試験免除規定を使って受験をされる方は、
その点を知っておいた方が良いかと思います。
 
社会系の3科目については、ハローの講義動画以外は、一切何もやりませんでした。
一般常識や地理に関しては、講義動画の情報は若干古いですが、
1次試験直前セミナーの動画等で最新情報を補えば、特に問題はありませんでした。
 
2016年度は不合格となりましたが、TOEIC L&Rのスコアが840点を超えたため、
2017年度は免除規定を使って、全科目1次試験免除となりました。
 
(3) 第2次試験対策
2016年度の1次試験の勉強で感じた事は、
とにかく必要な情報がたくさんありすぎて、文字を通してでは、ぜんぜん覚えられない
たとえ覚えられても、2次試験のプレゼンで役に立たない、断片的な文字情報になってしまう
と言う事でした。
 
そこで、2017年度はテレビの旅行関係の番組を見て、
ならべく視覚/聴覚をフル活用し、右脳で情報を覚える事にしました。
 
□ テレビで情報収集
特にBSで旅行の番組がたくさんありますので、
毎週(毎日)それらをチェックして、知らない観光地を扱った番組は欠かさず見ていました。
 
・ 「鉄道 絶景の旅」(BS朝日)
・ 「出発!ローカル線 聞きこみ発見旅」(BS JAPAN)
・ 「ブラタモリ」(NHK)
・ その他旅行関係のスペシャル番組
 
「鉄道 絶景の旅」は、鉄道でそれぞれの地域の有名どころを紹介する番組で、
各地の鉄道路線の情報や観光名所をチェック出来ます。
 
一方、「出発!ローカル線 聞きこみ発見旅」は、
地元民しか知らない様なローカル情報ばかりが出てきますが、
番組の映像を通して、現地の雰囲気を知る事が出来ます。
 
NHKの2番組は、行き先や特定の人物にフォーカスして、
非常に詳しい知識を得られます。
 
□ 現地視察
私は神奈川県在住ですが、試験前に以下の地域へ、
それぞれ3泊4日から4泊5日程度で旅行して来ました。
 
4月 京都府(特に東山地区(祇園・八坂神社・平安神宮知恩院)、
      その他金閣寺西本願寺・嵐山等)
   長野県(松本駅松本城周辺)
   静岡県(東伊豆・下田・浜名湖等)
   山梨県(富士五湖周辺)
   愛知県(豊橋市)
6月 北海道(新千歳と札幌周辺)
9月 沖縄(首里城美ら海水族館)
 
それぞれの行き先は、自分が行った事のない地域を選びましたが、やはり世界遺産を中心に選びました。
特に富士山周辺は、念入りに見ておきました。
 
時間やお金にどれだけ余裕があるかにもよりますが、もし本当に通訳案内士として仕事をするならば、やはり試験前に少しでも各地を歩いてみた方が良いと思いました。
 
現地の空港やその周辺の交通状況(鉄道/バス路線)については、駅の路線図を眺めればなんとなく分かりますし、
現地の特産品は、空港の土産店を2時間位見てまわれば、すぐに覚えられます。
 
現地では、スマホの地図に案内させて移動、という事はしませんでした。
事前にスマホやパソコンで時刻や地図確認はしましたが、
現地ではスマホ無しの方が、道に迷う分いろいろなところで発見がありました。
 
宿泊したホテルにおいてある英語版の観光パンフレットや、
各観光地に設置された英語の案内板を読むのは、とても良い勉強になりました。
 
特に京都は、多数の世界遺産を含む神社仏閣がたくさんあるため、
4泊5日ではぜんぜん回り切れませんでしたが、
1回でも訪れておくと知識が整理出来、後々非常に勉強がはかどると思います。
 
また、あまり時間やお金が無くても、例えば東京近郊にお住いなら、
東京スカイツリーとか浅草とか箱根とか鎌倉の大仏とか、
日帰りで見て回れるところはたくさんありますので、
勉強が行き詰まった時の気分転換にちょうど良いと思います。
 
□ 参考書
以下の3冊の参考書を、試験前に全部丸暗記しました。
 
 「日本的事象英文説明300選」植山源一郎著 (セミナー時に音声CDと共に購入)
2年がかりで取り組んだのですが、最後までなかなか覚えられませんでした。
特に単語に注釈がついていないので、
最初の頃は繰り返し音声を聞いて、音読したものの、
わからない単語のところですぐにつまづいていました。
 
1次試験の項で書いた様に、特に通訳案内士に必要な英単語の知識が抜けていました。
1次試験英語はTOEIC L&R免除で通過出来たのですが、後からその分付けが回って来ました。
単語が覚えられない。
 
単語とその日本語訳をきちんとペアで覚えられていないと、試験時に話の途中で必ずつかえてしまうため、結局、分からない単語は、すべてオンライン辞書で調べる事にしました。
(アルク英辞郎 on the WEBを利用)
 
試験直前まで連日辞書を引きましたが、結局、最後まで終わりませんでした。
が、辞書を引いた分は、英単語と訳語は記憶に定着しました。
特にTOEIC免除を使用する方は、早めにこの作業をしておいた方が良いかと思います。
 
※頻出英単語は、ハローのWebの、ハロー英語道場 真剣勝負
で学習しても良いと思います。
私は極端に単語レベルが低かったため、このページの学習だけではぜんぜん追い付きませんでした。
 
「日本のことを1分間英語で話してみる」 広瀬直子著 中経出版
平易な英語で書かれており、他の参考書と比較してとっつきやすく、覚えやすいです。
欧米と日本の文化のちがいを触れたワンポイントアドバイスの解説も参考になります。
また、1分間でどれくらいの事を話せるのかと言う時間感覚もなんとなく身につきました。
(2次試験のプレゼンテーションは2分間なので)
 
「英語で説明する日本の観光名所100選」 植田一三他著 語研
観光地はたくさんありすぎて、どの観光地を覚えれば良いのか、
また、英語でどう説明すれば良いのかをまとめるのが難しく、
結局この本を購入して覚えました。
欄外に英単語の日本語訳が詳しくついているので、
プレゼンに必要な単語を覚える用途でもおススメです。
 
項目数にして、全部で481個ありました。
301(300選)+80(1分間英語で話してみる)+100(観光名所100選)=481
これらをすべて本の最初から1つ1つ読んで覚えていてはぜんぜんはかどらないので、
それぞれに付属のCDで、まず音声を3〜5回聞いて、おおまかに内容を覚えてしまった後に、聞き取れなかった単語を本のスクリプトを見ながらチェックして行きました。
音声はmp3ウォークマンに入れ、電車に乗ったら隙間時間に繰り返し聞き、
家ではそれらを繰り返し音読して覚えました。
試験前3週間程は、毎日英語のお経を唱えている様でした。
 
2次試験のプレゼンテーションはお題にあわせて時間内に話を構成する必要があり、
質疑応答もありますので、481個の英文を丸暗記しておけば済む訳ではないのですが、
まずは話すネタがないとプレゼンにならないので、このような勉強をしました。
実際の試験では、運良く暗記したお題がそのまま出たとしても、
2分間と言う時間に対して短すぎるので、
関連する幾つかのネタをつないで、話を構成する必要はあると思います。
 
また、質疑応答は自分の英語力(特にスピーキング力)がそのまま出てしまいますが、
そこは対策する余裕もなく、持っている実力での勝負でした。
試験本番は、質疑応答の何か所かで単語や表現が分からず躓いてしまい、かなりきつかったです。
 
試験対策の時間が無ければ、やはり300選を中心に勉強するのが良いと思います
(300選1本に賭ける)。
ただその場合、2017年度のプレゼン問題を見ても、例えば奥入瀬渓流伏見稲荷大社とか、
300選に記載のない観光地をお題目にした出題はあった様ですので、
(あと浅草・銀座・明治神宮も300選に無い)
300選に無い有名な観光地については、日本語だけでも話すネタを準備しておいた方が良いと思います。
 
□ 逐次通訳対策
通訳トレーニング入門(アルク)
 
4か月の通信講座です。
時間の関係で、最初の1か月分位しか手を付けられませんでしたが、
通訳対策のトレーニングとしては非常に役に立ちました。
内容としては主に同時通訳の勉強法になりますが、
逐次通訳の対策としても十分役に立ちました。
 
(4) ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
通訳案内士試験は、参考書がほとんど出ていないために、
情報収集が大変でしたので、どのサービスもとても役に立ったのですが、
特に以下のサービスが役に立ちました。
 
社会系3科目の動画講義
 資料がなく、何を勉強すれば良いかも分からないし、範囲も膨大でしたので、
 動画で概要をつかんでから勉強できるのは大変助かりました。
 参考書を読んで勉強したら、確実に挫折していたと思います。
 
直前セミナー
 回数が多く、東京までほぼ毎週足を運ぶのはとても大変でしたが、出席して良かったです。
 公開模擬面接は、自分の面接体験だけでなく、他の方の面接の様子を見る事で、
 受験者がどんなところでつまづくのか、いろいろなケースを知る事が出来ました。
 また、プレゼンで時間が足りず困ったときには、世界遺産無形文化遺産の話につないで、時間を稼げというアドバイスは、試験本番でもとても役に立ちました。 
 
模擬面接
 全枠満員でキャンセル待ちをさせてもらいましたが、
 運良く試験直前にキャンセルされた方が出たので、受講出来ました。
 
 上手く話をまとめられない特定のテーマについて、話の構成をアドバイスしていただいたり、
 単語の使い方の細かい点を指摘していただいたり、
 また、実際の試験の形式で予行演習が出来たのでは良かったです。
 
 試験直前でしたのでかなり準備はしてあったのですが、
 それでも、逐次通訳やプレゼンテーションは、あまり上手くいかなかったです。
 試験準備をして知識をインプットするだけでなく、
 やはり実際の形式でアウトプットしないとダメだなと強く思いました。
 
 参加者の方の決意表明を見ると、
 「ぜんぜん準備が出来ていないけど、大恥をさらすつもりで参加します」
 という方が多くいらっしゃいました。
 私も頑張って準備した割にはぜんぜん上手く話せない状態でしたが、
 恥をさらす覚悟で申し込んで良かったです。
 
メルマガ
 読むのも大変でしたが、その時その時に必要な情報が満載でした。
 2次試験日に、あまりにも多くの問題が的中するのにはとても驚き、
 「やはり長年やっているプロの情報はちがう」と思いました。
 
(5) 今後の抱負
「今年落ちたら、もうこの資格は諦めよう」
「だから、出来る事は試験前にすべてやろう」
そう思い2016年度の1次試験不合格から、1年間を過ごして来ました。
勉強のし過ぎで、試験直前は家で毎日奇声を発するような日々でしたが、
それでも2次試験はボロボロでした。
 
逐次通訳の後ろ半分は日本語でも文の骨格さえ分からず、
プレゼンはまあまあ出来ても、
その後の質疑応答はいくつかの単語が分からず、何度も言葉に詰まりました。
「何があっても、最後まで諦めない事。試験官にはそれが通じます。
黙ったら即不合格です」
先生にそう言われた事を思い出し、最後まで必死に言葉を絞り出しました。
絶対落ちただろう。試験後はそう思っていましたが、合格する事が出来て良かったです。
 
受験の動機が英語のアウトプット能力を証明するためでしたので、
全国通訳案内士の仕事をすぐに探すつもりはないのですが、
東京オリンピックに向けて前途有望な資格であるので、
登録や実技研修の受講など、必要な事はすすめておこうと思っています。
今は英語のスクールに書類を提出して、就職活動をしています。
 
現地を見て回る旅行は、貧乏旅行で体力的にもとてもきつかったものの、楽しかったので、
就職が上手くいかなかったら、本当にガイドデビューするかもしれません。
 
先生には最後まで膨大な情報をほぼ無料で提供していただき、感謝しております。
大変お世話になりました。有り難うございました。
------------------------------------------------------------<ここまで>

 

なお、文中各所に出て来る”ハロー”についてですが、

全国通訳案内士の試験対策教材は、ハロー通訳案内士のホームページ

( ハロー通訳アカデミー )

で、無料で勉強させてもらえます。

この点については後日、別途追記します。

 

本日もお読みいただき、有り難うございました。

それでは。

 

 

 

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