TOEIC1390点を目指す理系出身元エンジニアの研究成果を公開します

TOEIC L&R 915点。全国通訳案内士(英語)です。英語勉強のノウハウやヒントをたくさん公開します。

(リーディング)読むのが遅いのか、解くのが遅いのか、どっち?

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

時間が取れるうちに、頑張って更新を。

いやでも、これでまたしばらく書けないかも。

 

今日もリーディングセクションについて、まだ研究中のお話をひとつ書きます。

毎回毎回、最後の200番まで解き終えられない人向け。

内容はタイトルの通り、

読むのが遅いのか、解くのが遅いのか、どっち?と言う話です。

 

<Contents>---

■ 150~160wpmは必要条件。十分条件ではない

■ 極端な例をひとつ

■ 一般の人はこうなります

■ もう一つの例

■ 短期記憶の容量の問題?

■ いろいろと書きましたが

-------------

 

■ 150~160wpmは必要条件。十分条件ではない

TOEIC L&Rの場合、問題を最後まで解き終えるには、150~160wpm程度の読書スピードが必要と言われています。

( ※ words per minute : 1分間に読める単語数)

実際の問題が入手出来ないので、最新の出題傾向に即した数字は分かりませんが、おそらく、あまり変わっていないと思います。

 

日本人にとっては上記の読書スピード、かなり速いです。

もはやネィティブとあまり変わりません。

しかし、上記のスピード以上で読める人でも、必ずしも最後まで問題を解き終えられる訳でもない様です。

 

かなり頑張って英語のトレーニングをした人なら、

150wpm位のスピードでも読める人もいます。

でも、200番まで解き終わらないんです。

 

この手の人たちは、読むのはそれなりに速いけど、

解くのが遅いのではないかと思うんです。

 

■ 極端な例をひとつ

世の中には、TOEIC990を繰り返し取られる先生方がいます。

そう言う人たちの経歴を見ると、いくつかのタイプに分けられます。

その代表格が、予備校講師の先生方。

例えば、スタディサプリの関先生や、最近YouTubeでいろいろ教えてくれるモリテツ先生。

そう言えば、イメージも沸きますかね。

 

この手の先生方は、英語の実力はもちろんですが、

あらゆる問題を解きまくって研究し、

なんなら自分で、テストの問題まで作っています。

 

動画等でいろいろお話を聞いていると、

「この人たち、問題文を読んでいる時に、

どこで何を聞かれるか、だいたい分かっているんだろう」

そんな風に感じます。

 

同じ問題文を読んでも、

問題文を全部読んで、その後、設問を読んで、答えを探す人と、

問題文を全部読んだら、たぶん聞かれるのはあそことあそこ。

だいたい目星がついているのでは、解くのにかかる時間がちがいます。

 

だからこそプロの先生方は、毎回受験するのに余念がないんじゃないかと思うんです。

新しい傾向の出題がないかを毎回チェックしておけば、次回も990の満点を取れる確率が高まる訳です。

まさしくTOEICのプロですね。

 

いやまぁ、プロの先生方なので、

例えば試験の受験間隔を2か月に1回位にしても、

満点位楽勝かもしれないのですが…笑。

 

■ 一般の人はこうなります

さて話を元に戻して、

そう言うプロではない一般人はどうしているのかと言うと、

問題文を一生懸命読んで、

設問を一生懸命読んで、

設問の該当箇所と思われるところを、一生懸命探す訳です。

 

答えの該当箇所が分からないから、本当に一生懸命探す訳ですね。

 

答えどこ?ない。ない。

これ書いてあったんだけど、なんて書いてあったっけ?

もう1回読み直さなきゃ。

微妙な選択肢作るなぁ。正解どっちだよ?

本文で確認しないと。

 

で、時間がどんどん無くなって行く訳です。

 

要するに、ある程度読むのが速い人でも、設問に翻弄されて右往左往して、時間が無くなる訳です。

これを書いている自分もこのタイプ…笑。

 

■ もう一つの例

以前英語のジムに通っていたときにお世話になった先生に聞いた話です。

その先生は、カナダの大学院で英語を勉強した、

日本人なのにネィティブに英語を教えていたと言う、

滅多にお目にかからないタイプの先生でした。

TOEICも990の満点です。

 

「満点取るときって、どれ位で解き終わるんですか?」

 

その質問に先生はこう答えました。

 

「簡単すぎたから、30分位余ったかなぁ。

暇で暇で仕方なかったよ…笑」

 

!!!

 

「えっ、30分も余ったんですか?

本当にそんなに余ったんですか?」

 

そう詰め寄ると先生は困った様に考え直して、

 

「いや、はやく終わっちゃって、見直しもして、それでも20分は余ったなぁ」

 

そう言っていました。

 

その先生が別の時に、こう言っていました。

 

TOEICの問題なんて、問題文を何となく読んで、設問を読んで、

あぁ答えこれ。この問題はこれ。

何となく選んでいけば良いんだよ。」

 

話を聞いたその当時はピンと来ませんでしたが、

どうも、高得点を取れる人は、読み直しが少ない様でした。

本文を1回読んだら、設問を回答するのにほとんど読み直さない様です。

 

■ 短期記憶の容量の問題?

本文を1回読んだ後に、

どれくらい内容を覚えていられるか、

短期記憶の容量の問題なのかもしれません。

 

リスニングセクションでも起こる話ですが、

1回聞いて、話の詳細を覚えておける人と、

1回聞いて、話は分かったけど、詳細は全部忘れる人。

 

リーディングセクションでも、

同じ様な話なのかもしれません。

 

■ いろいろと書きましたが

再度話を元に戻すと、

読むのが遅いのか、解くのが遅いのか、どっちでしょうか?

 

多くの人は両方かもしれませんが、

中には、読むのが遅いと思っていたのに、

実際は、解くのが遅い方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

僕自身研究中なので、具体的な解決方法、トレーニング方法までは提案出来ないのですが、

 

今日お伝えしたかった事は、

読書速度を上げるという軸だけではなく、

また別の視点も持っておいた方が良い

と言う事です。

 

無理に読書速度を上げようとしたら、

理解度がスカスカになって、

TOEICの成績が上がらなかったとか、

良い事なかったとか、

もったいないですので。

 

少々ふわふわした話になってしまいましたが、

参考になるところがあれば幸いです。

 

本日もお読みいただき、有り難うございました。

それでは。

 

 

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TOEIC L&R リーディングセクションの425の壁について考える

みなさんこんにちは。グレイターです。

時間が取れる間に、少しだけにはなってしまいますが、連続投稿します。

 

今日は、TOEIC L&Rの、リーディング425の壁について書いてみようと思います。

このあたりのスコアで停滞して悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

(結構たくさんいらっしゃると思います)

 

<Contents>---

■ IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞の条件、リーディングセクション425の壁について

■ リーディングセクションは平均スコアが低い

■ 素点で何問程度?

■ 正解率でかせぐ人・問題数でかせぐ人

■ 宝の山は目の前にある

---------------

 

■ IIBC AWARD OF EXCELLENCE受賞の条件、リーディングセクション425の壁について

 

TOEIC高得点を目指す人にとっては、ひとつの目標になる、IIBC AWARD OF EXCELLENCE。

目指している方にはおそらく説明不要でしょうが、1年間の間に、

 

TOEIC L&Rが、リスニング375以上/リーディング425以上

(上記を片方ずつではなく、同時に取れないとダメ) 

TOEIC S&Wが、スピーキング160以上/ライティング170以上

(これも片方ずつではなく、同時に取れないとダメ)

 

この4つの条件を全部クリアしたときに、受賞することが出来ます。

 

なので、TOEIC L&Rを勉強している人にとっては、

 

リーディングセクションでどうしても425を取りたい。

 

そんな方も多いかも。

 

しかしその一方で、

 

何回やっても425以上が出ないんだけど。

 

そんな方も多いかもしれません。

 

TOEIC L&R全体で見れば、合計で800以上取れれば良い訳で、

基準としては、あんまり難しくなさそうに見えるのですが、

 

実際のところ、人によっては、TOEICで900を取るより、このリーディングセクションで425以上を取る方が難しい事もあるかと思います。

 

自分自身、この425の壁に何度も悩まされて来ましたし、今年も受験するごとに、毎回リーディングセクションは420ばかりしか出ません。

なので、その難易度について、各種データ類と過去の受験経験から調べて、考察してみたいと思います。

 

■ リーディングセクションは平均スコアが低い

と言う事で、以前にも覗いてみた事がありますが、

公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC

上記のページで、最近のテストでの、

リスニングセクション/リーディングセクションの平均スコアと、

リーディングセクションの420以上の人数の分布を見てみましょう。

 

データは過去4回程度しか書きませんが、

興味がある方は、それ以前の回のデータも覗いてみて下さい。

各回統計処理がされているので、

回によって傾向はあまり変わりません。

 

□ 第273回(2021年7月11日 午後

リスニング平均:332.7

リーディング平均:274.2

リスニングセクションが420以上の人の割合:17.2%

(※100-82.8=17.2%)

リーディングセクションが420以上の人の割合:6.4%

(※100ー93.6=6.4%)

 

□ 第272回(2021年7月11日 午前)

リスニング平均:333.2

リーディング平均:279.9

リスニングセクションが420以上の人の割合:17.1%

(※100-82.9=17.1%)

リーディングセクションが420以上の人の割合:6.0%

(※100ー94.0=6.0%)


□ 第271回(2021年6月20日 午後)

リスニング平均:329.0

リーディング平均:273.0

リスニングセクションが420以上の人の割合:16.9%

(※100-83.1=16.9%)

リーディングセクションが420以上の人の割合:6.5%

(※100ー93.5=6.5%)

 

□ 第270回(2021年6月20日 午前)

リスニング平均:328.7

リーディング平均:279.1

リスニングセクションが420以上の人の割合:16.1%

(※100-83.9=16.1%)

リーディングセクションが420以上の人の割合:6.4%

(※100ー93.6=6.4%)

 

結果が出ている最新の試験回の、

過去4回の平均スコアデータ、スコア分布を見ても、

リーディングセクションは、リスニングの平均スコアより50~60程度低く、

420以上の人数分布も、

リスニングセクションが全受験者のおおむね16~17%なのに対し、

リーディングセクションの方はおよそ6%な訳です。

 

リーディングセクションは平均スコアが低い分、

高スコアを出すのは難しくなりますし、

 

リスニングとリーディング、

スコアで見ると同じ様に見える420でも、

取る難しさはかなり違う訳ですね。

 

420でも上位6%程度ですから、

425になると、若干ですがさらに厳しくなります。

目安は、だいたい上位6%以内の成績を取れないと出なさそうです。

 

「えっ、リスニングとリーディングでそんなにちがうの?」

 

そう思われた方もいるのではないでしょうか?

 

■ 素点で何問程度?

ではリーディングセクションで425を出すには、素点で何問程度正解すれば良いのでしょうか?

リーディングセクションはリスニングセクションよりスコアのばらつきが大きいので、一概には言えない様ですが、

新公式問題集の素点と対応スコアの一覧表や、

過去に正解数とテストのスコアの関係を調べた方のレポートを参考にさせてもらったり、

自分自身の受験経験から振り返ると、

 

およそ85問以上の正解程度で、ときどきは425に届く

 

のではないかと思います。

 

公開された客観的なデータではありませんので参考程度の情報ですが、

だいたいそれくらいなの?

位に捉えて頂けると幸いです。

 

■ 正解率でかせぐ人・問題数でかせぐ人

さらっと1行だけ書きましたが、

えっ、マジ?そんなに必要なの?

そう思われた方も多いのではないでしょうか?

 

何故そう言えるのか、もう少し説明させてください。

 

僕自身は読むのがあまり速くないため、

毎回、リーディングセクションは190番前後までしか終わりません。

(いちばん進んだ時で、193番まで)

そのため、リーディングセクションは正解率でスコアをかせいでいます

言い換えれば、解くのは遅いけど、

解いた問題はほとんど間違わない訳です。

 

3年ほど前に英語のジムに3か月通っていたときに、

 

新公式問題集を時間測って解いて、

時間内に終わらなかったら、

残った問題を全部解いて、

追加した時間といっしょに教えて下さい。

 

と言うアドバイスを受けたのですが、

2時間の試験時間で終わるのは190番前後。

その後の10問は、追加した時間は30~35分とかなりかかるけど、

採点をすると、

毎回リーディングセクションの正解数は96~100問で、

換算スコアでは、460-495でした。

100問のうち、間違えるのは毎回3~4問程度と言う事ですね。

使った問題集は、新公式問題集の1番と2番でした。

 

※蛇足ですが上記の方法、ご自身の正解率の実力値を確認するには非常に役に立ちますので、気になる方は是非やってみて下さい。

 

で、その僕が受験すると、

毎回190番程度まで終わり、

その後の10問弱は塗り絵をしてくるのですが、

スコアは、405~420がいちばん多いです。

これがおそらく僕の実力値なんでしょうね。

ほんの時々、425を超える事があります。

 

そこから考えると、425を取るには、

・ダブルパッセージまでの85問をほぼ全問正解で取る

か、

・トリプルパッセージも一部解けるけど、

途中まちがっても、正解数85問は確保する

どちらかが必要になります。

 

(あまり言いたくないけど)ついでに言えば、その上で、

 

運が良ければ、塗り絵した問題の箇所が何個か点数もらえて、425超えるかも。

 

そんな感じでしょうか。

 

僕自身もL&Rの最高点が915、

リーディングセクションの最高スコアが450止まりの修行中の身なので、

新公式問題集や他の方々が調べたデータ、

それから、自身の過去のテスト経験をまとめた参考情報として捉えて下さると幸いです。

 

一方で、読むのは速いし問題は全部解き終わるけど、

毎回リーディングセクションのスコアが低い人、

あるいは正解率が低い自覚がある人は、

おそらく425は厳しいと思います。

 

この場合、スコア停滞のいちばん考えられる原因は、

読むのが速いだけで、正しく読めていない

です。

 

この場合は、遠回りに見えますしかなり面倒くさいですが、

大学受験の英文和訳からやり直した方が良いかもしれません。

英文和訳を通して、

・英文の構造をきちんと把握できているか

・英文の意味を正確に取れるか

を再確認する訳です。

 

■ 宝の山は目の前にある

データとか正解数の目安とか見るとがっかりしてしまいそうですが、

最後に1つだけ、僕が何となくつかんでいる情報を。

 

リーディングセクションの425以上は、スコアの刻みが大きい

 

と言う事です。

 

データのところで見た様に、

リーディングセクションはリスニングに比べ平均スコアも低く、

420以上の人数比率も少ないので、

 

425を超えるのは死ぬ程大変だけど、超えられればスコアが劇的に伸びる

 

どうもそんな感があります。

1問正解数が増える度に、スコアが劇的に伸びる訳ですね。

 

じゃその差はどうすれば埋められるの?と言えば、

みんなが知っている、トリプルパッセージを1問でも多く解く

それで点数が劇的に伸びる訳です。

 

宝の山は目の前にあるのはみんな分かっているのに、

なかなかそこにたどりつかない訳ですね。

毎回185番とか190番とかで試験時間が終わってしまう。

また今回も、目の前に宝の山があるのに…。

 

現実を見れば悔しいところもありますが、

一方で、それでも勉強を続けるには、

かなり大きなモチベーションになるかもしれません。

 

このスコア帯は試験を受験するコストパフォーマンス、

費用対効果が極めて悪いのですが、

それでもどうしても諦められない人は、いっしょに頑張りましょう。

 

 

最後までお読みいただき有り難うございました。

それでは。

 

 

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第277回TOEIC L&Rをネタに、最近の出題傾向の変化を考える

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

お久し振りです。

120日振りのブログ更新…。

 

最近忙しすぎてブログの方がなかなか手が付けられなくなってしまいましたが、先日9月12日に第277回 TOEIC L&Rテスト(午後の方)を受験して来ましたので、その時に感じた事を書いてみようかと思います。

 

最近少しずつですが、長い目で見るとかなり、出題形式が変わってきている様な気がしますので、最近の傾向を考えてみます。

 

ただ、あくまで個人の主観に基づいて書いていますので、客観性・普遍性があるかは分からない事をご了承ください…笑。

 

<Contents>(及び個人的各Partの難易度評価)

■ 受験したフォームについて

■ Part1 → 難

■ Part2 → 難

■ Part3/4 → やや難

■ 補足情報 ~ 試験会場について

■ Part5/Part6 → ふつう

■ Part7 → ふつう / 試験内容がTOEFL化?

■ おわりに

-----------------------

 

■ 受験したフォームについて

僕が受験したフォームは、以下のフォームでした。

Part1

・左手でファックス機?(電話機)の受話器を持ち、耳にあてている女性が、

右手でどこかを指さしている写真

・誰もいない街中に、車が1台道沿いに停められている写真

・何をやっているかまったく想像出来ない4人が写っている写真

 (確か1人はタブレットコンピュータを持っていた気がする…)

・女性が3人いて、女性の1人が紙とペンを持って、

残り2人の注文を取っている写真

(すみません、残り2問の詳細は忘れました)

 

■ Part1 → 難

6問のうち4問は上記の様な感じだったのですが、

ごちゃごちゃした、突っ込みどころがどこなのか分からない写真が増えた気がします。

 

先読みした段階で、

あぁ、何これ?

写真のどこを聞かれるのかまったくわからず。

 

僕が受験したフォームは、受験した人の間では「指さしフォーム」(笑 とか呼ばれている様ですが、

 

その受話器を持った女性が何かを指さしている写真、

指さしている先がどこなのか、

写真上はっきり分からないんですよね。

それなのに設問ではそこを突っ込まれる始末…。

 

4人が写っている写真では、4人の動きが不自然で、

写真を見ただけでは状況が理解出来ず。

ただ、4人のうち1人がタブレットを持っており、

選択肢ではその部分を聞いていたと思います。

 

Part1はたいてい、6問全問正解が欲しいパートなのですが、

今回は1題、何言っているのかさえまったくわからない問題がありました。

かなり衝撃・ショックです。

 

TOEIC満点講師(いわゆるTOEICのプロ)の間でも、最近はPart1が難しくなったと言う評判を良く聞きます。

昔は得点源だったんですが、面倒くさいですね。

 

■ Part2 → 難

Part1と同じくPart2も同じ様に難化の雰囲気が。

 

以前のTOEICのリスニングパートは、ジェットコースターの最初ののぼりのごとく、

Part1から順にだんだん問題の難度レベルが上がる感があった(笑のですが、

最近はかなり変わった気がします。

Part1からところどころかなりぶっ飛んでますね。

 

受験したここ数回、Part2の聞こえがいまいち良くなかったのですが、

今回やっとその原因が分かった気がします。

Whクエッションの、最初のWhが聴き取りづらいんです

 

俗に言うWhクエッションは、いわゆる5W1Hのうち、

When/Where/Who/Why/Whatが文頭に来る疑問文です。

 

この手の問題は通常、最初のWhが何かさえ聴き取れれば、得点源になる問題ですが、

今回は、WhenなのかWhereなのかがほとんど聴き取れない問題が多かった気がします。

 

文頭のWhが聴き取れればあまり難しくない問題のはずなのですが、

文頭の1語が聴き取れないので、

「えっ、今なんて言った?」

ってなり、1文全文ほぼまるまる、音が飛びます

 

と言う事で今回僕は、Part2かなり撃沈しました。

受験した皆さんはいかがだったでしょうか?

 

一方、どうやって文頭のWhを聴きとりづらくしているのかまでは、分かりませんでした。

 

聴き取りづらいナレーターを使っている?

誰か分かる方がいたらぜひ教えてほしいです。

 

(少し前から、非常に聞き取りづらいイギリス人女性のナレーターが増えたと言う話は聞いた事があります)

 

■ Part3/4 → やや難

・状況が非常に複雑で、イメージしにくい問題が増えた

・選択肢にどちらが答えなのか判断に迷う問題が増えた

様な気がします。

 

今回僕が驚いたのは、Part3のとある大問。

男性と女性が会話をしており、女性がパソコンが調子が悪いと言っているのですが、

それに対して男性が、僕の聞き取りがまちがっていなければ、

「カメラの、マザーボード上のコネクタがゆるいので、なんたらかんたら…」

と言っていました(笑。

 

僕自身が元パソコンの電気設計者だったので使われている単語は分かったのですが、

TOEICでそんなエグい問題出すか?」

と、試験中かなり衝撃を受けました。

 

繰り返しになりますが、僕の聞き取りがまちがっていなければの話です。

間違っていたらごめんなさい(謝。

とは言え、たぶん間違っていないと思います。

 

それから、以前に比べて、答えに迷う選択肢が増えた気がします。

以前のTOEICのPart3/4では、話のあらすじさえ理解出来れば容易に回答出来る問題が多かったのですが、

最近は、文中で使われた単語をきちんと短期記憶(一時記憶)しておけないと、答えられない問題が増えた気がします。

ふだんリスニングの勉強を英語の聞き流しだけでやっている人には、厳しいかも。

 

■ 補足情報 ~ 試験会場について

なお、若干どうでも良い情報ですが、

今回僕が受験したのは、A学院大学相模原キャンパスと、

最近の近隣の受験会場の中では、いちばん音が良い会場です。

試験室ではIIBCの持ち込みのスピーカーが使用され、

音の反響も少なく、非常に良く聞こえました。

 

しかしその会場で、異常に気合の入った状態で試験を受けた結果、

途中から、まさかのスピーカーのビビり音まで聞こえ出しました(笑。

こんな経験も初めてですが、

教室はけっこう大きかったので、かなりスピーカーの最大出力近くまで出していたのかも。

 

問題とともに、スピーカーのビリビリ言う振動が聞こえたのは初めてです。

席は教室のいちばん後ろの方だったんですけどね。

 

それから、

2つ前の席に座ったおそらく大学生の子が、

Part3からぜんぜん分からないのか、

毎問、暇そうに席をガタガタやり始める

のもかなり気になりました。

人の事を気にしている場合じゃないと自分に言い聞かせたのですが、

もしかしたらPart3/4も、かなり難しかったのかも

 

音環境の悪い会場で受験したら、Part2の聞こえが悪いのも、

ああやっぱり今日の会場は難しいな。

次回頑張ろう。

で終わってしまいますが、

 

音の非常に良い会場だっただけに、

なおさら問題の音声の作り方の変化が気になりました

 

■ Part5/Part6 → ふつう

この2つのパートは、今回特に大きな変化は感じられませんでした。

難度も通常通りだったかな。

なお、今回僕は、Part5は12分、

Part6を終わった時点で残り55分だったので、

Part6を8分で解き終わった計算です。

このスピードは、読むのが遅い僕にしては、過去最速ペース

その前提で以下をお読み頂けると幸いです。

 

■ Part7 → ふつう / 試験内容がTOEFL化?

 

他に受験した方の感想を聞くと、やさしかったと言う方が多い様でした。

が、個人的に感じたのは、

 

やさしかったと言うより、短かかった?

 

です。

 

本文がいつもより短めなものが多かった気がするのですが、

短いけど、場面をイメージしにくいものが増えた気がします。

結果、1度読んだだけでは理解出来ず、

2回目の読み直しが発生して、回答がなかなか前に進まない感じでした。

 

結局、今回解けたのは191番まで。

またしてもトリプルパッセージが最後まで終わらず、最後9問塗り絵。

いや、Part6まで過去最速ペースだったのに結局終わらない?…笑。

 

それからもう1つ気になったのが、

単語の意味を問う問題が増えた気がします。

第何パラグラフの何行目の何って単語、

同じ意味を持つ単語はどれか?って問題ですね。

TOEFL iBTを受験する人にはおなじみのヤツです。

気のせいかもしれませんが、

今回その手の問題が多かった気がします。

 

この手の問題、本文を読んでぼやっと内容が分かる程度ではダメで、

指定された箇所ピンポイントで、

問われた単語の文中での意味を理解出来る必要があります

問題的にはあまり難しい訳ではないのですが、

語彙力が弱かったり、多義語の勉強がきちんと出来ていない人には、かなり厄介なのではないかと思いました。

 

■ おわりに

さてさて、以上個人的感想を書いてみましたが、受験した皆様はいかがだったでしょうか?

 

TOEICも回を追う毎に、どうやって受験生の英語のレベルを正確に判定するか、

言い換えれば、いかに受験生に点を取らせないかと言う観点で、問題を改良して来ているのが目に見えて分かる気がします。

今後の学習のヒントになるところがあれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

 

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第267回TOEIC L&R結果/春は新しい事を始める季節

 

みなさんこんにちは。グレイターです。
最近またバタバタしていて、しばらく振りの更新。

 

4月25日に受験した第267回TOEIC L&Rの速報が先日来ました。

f:id:GreaterYZ:20210517034014p:plain

第267回TOEIC L&R結果

<結果>
Listening    465
Reading     410
Total           875

 

うーん…。
自分自身、英語の実力がかなり落ちちゃいましたね…。
リーディングの勉強ばっかりやって行ったのに。

 

実は前回、この試験が終わった後に、
このままじゃダメだなと思い、

 

どの会社が良いのか分からないからと、

今まで決心がつかずに始められなかったオンライン英会話を、

4月末から始めました。
家から出ずに勉強出来るので、
こんな時代にはピッタリ。

 

が、始めてみると

なかなかレッスンの時間が確保出来ないもので、
最近はかなり四苦八苦しながらやっています。
5月に入ってからこなせた回数はまだ7回。

 

オンライン英会話については、
参考になる情報もあるかと思いますので、
詳細は別途また書こうかと思います。

 

それから、以前書きかけだった、
チャンク読み/同時通訳方式の記事は、
実は解説に使う著作権フリーの英文が簡単には用意出来ないので、
自分で書いたネィティブチェック済みの英文を、
現在少しずつ増やしています。
こちら、待ってくれている方がいるかどうか分かりませんが、
ご興味がある方は、もうしばらくお待ちください。

 

(著作権フリーの英文ってどこかに無いもんですかね…。
予備校の先生ってどうやっているんだろ ? )

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

 

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第267回 TOEIC L&R 受験の超個人的感想

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

4月25日午後に、2か月ぶりのTOEIC L&R(第267回)を受験して来ました。

 

テスト以外の情報が異様に詳しくて、
長い割にあまり役に立たないかもしれませんが、
超個人的感想を書いてみます。

 

<Contents>---
■ 試験会場
■ テスト受験のPart別超個人的感想
■ 会場を後にして
---

 

■ 試験会場
今日の会場は横浜ベイホテル東急。
みなとみらい駅改札出てから徒歩2分位、
駅ビル内(クイーンズスクエア横浜内)にあり非常にアクセス良。

↓ ココ

(横浜・みなとみらいの結婚式場・ウェディングなら「横浜ベイホテル東急」【公式】)

 

f:id:GreaterYZ:20210428023910j:plain

出来れば右のテストではなく、左のケーキの方に行きたかった(笑

おしゃれなTOEICの看板を見て入場すると、
いつものTOEICの入場整理の人たちでは無く、
受付以外の会場内の誘導は、
ホテルの人たちがやっていました。

 

試験部屋はいつものごとく宴会場。
席上には白いテーブルクロスが敷かれ、
回答用に透明な下敷きが1人1枚準備されているのもいつも通り。

 

机は少し短い3人掛けの机に2人掛けでしたが、
お隣さんとの距離は1メートル以下。
前後の距離も含め、かなりの至近距離に人が座っています。
大丈夫かなぁと言う不安に襲われましたが、
同じ机のお隣さんも同じ事を考えていたはず。
若干怖くても、みんな受験をやめる訳には行きませんもんね。

 

こんな高級ホテルでTOEIC受験 ? とも思いましたが、
2月の崎陽軒本社もそうですが、
昨今の感染流行で仕事が激減したイベント会場や宿泊業界の方々が、
会場を貸しているのかもしれないと思いました。

 

慣れない会場案内をしているホテルの方々を見て、
大変だなぁと思いました。

 

なお、試験会場の音響は、可もなく不可もなく。
音量は大きくもなく、小さくもなく。合格点。
でも音声の輪郭が、丸まってしまってあまり聞き取りやすくもない。

 

結婚式場等の宴会場の音響設備は、
いわゆる、「感動仕様」。
高級オーディオが使われているせいか、
音楽等を流せば低音域や高音域まできれいに再生してくれるのかもしれませんが、
TOEICの様な会話、つまり中音域を聴きとるのがメインの試験では、
話者の音声の輪郭が柔らかくぼやけてしまって、
かえって不利かもしれないと思いました。

 

■ テスト受験のPart別超個人的感想

<Part1>
普通。
僕が受けたフォームは、
カウンターの前に4人の人がならんでいる問題でした。
あとそれから、たしかゴミ箱の写真があった様な記憶が。

 

今回のPart1は、解けなくはないけれど、
全体的に写真がいつもの回よりごちゃごちゃしていた印象を受けました。
なので、各問題の音声が流れる前に、
写真のどこを聞かれるのかが、ほとんど予想出来なかった気がします。

 

<Part2>
???
もはややさしいのか難しいのかも分からず。

 

Part2の2問目、8番で、
リスニング音声が流れる瞬間、
通路を挟んだとなりのおじさんが、


「ゲホ、ゲホ、ゲホ」

 

いちばん大事なところでノイズが入って、
8番の音声が全部飛びました…苦笑。

 

「いや、しょうがないなぁ…」
気を取り直して、9番から頑張ろうと思ったら、
9番の音声の出だしでも、


「ゲホ、ゲホ、ゲホ」

…。

 

「うぉおおい ( `ー´)ノ ガッシャーン」
頭に血がのぼって、
試験をやめて、自分の机を引っ返そうかと、
試験中に切れかかってしまいましたが…、

 

そんなことをしたら未来永劫TOEICを受けられなくなるし、
今までのスコアも全部無効になってしまうので、
何とか思いとどまりました…泣。

 

と言う事で、8番・9番が全滅、
その後の問題も、リズムが完全に狂ってしまい、
音声がもはや何を言っているのか聞いても良く分からない。
ずいぶんとまぁ、悲惨な事になってしまいました…。

 

本当の高得点者は、
この様な攪乱要因があっても、
きっちり満点を取って行くんですかね ?
英語も人間も、まだまだ修行が足りないなぁと思ったのでした。

 

<Part3>
<Part4>
普通だった…かな ?
特に聞こえないとか、それほど難しかった問題もありませんでした。

 

印象深かったのは、Part4だったかな ?
電話番号が解答箇所になる問題がありました。

 

問題冊子に名刺の絵が出ていて、
そこに電話番号が書かれており、

 

本文の音声では、
ナレーターの女性が、
(たしか)オフィスを引っ越したと言っていたのか、


で、設問で、
図内で、訂正が必要な情報はどれかと言う問題でした。
で、Officeの横に書かれた電話番号が、
訂正が必要、と言う様な問題だったかと思います。

 

今までの経験ではPart4では、
電話番号が出て来ても、
ぜんぜん設問では問われなかったので、
今回の様な問題は、
ちょっと新しいなと感じました。

 

<Part5>
普通。
と言っても、Part5で15分も使ってしまった…。
少々時間かかり過ぎ。

 

<Part6>
やや難 ?
YouTubeで2件ほど他の方の感想を見たら「普通」とおっしゃっていましたが、
個人的には、いつもよりやや?かなり?難しかった気がします。

 

読んで回答出来ない訳ではないのですが、
答えの選択肢が、
「絶対これしかありえない!!!」
と言う様な明確な解答の根拠がなく、

 

「いや、多分これじゃないかなぁ…」
みたいな、若干つかみどころのない、
モヤモヤ感の残る選択肢が多かった気がします。

 

<Part7>
個人的には、やや難 ?

・大問2問目に小問4問

大問2つ目に、
「あれ、この問題、ずいぶん長くね ?」
みたいな設問があり、
そこでエネルギーをかなり吸い取られました…笑。

 

その問題は少問が4問ありました。
シングルパッセージの最初の方は、
ずっと小問2問だと思っていたのですが、
最近は変わりつつあるんですかね ?

 

最近は、他の受験回でも、
シングルパッセージの最初の方の問題に難問が配置されており、
やりにくくなったという感想を聞いた事がありますが、

 

「本文長いな」とか、
「なんか長文読みづらいな・難しいな」
と思ったら、

 

とっととその大問は飛ばして、
次の設問に進む様にした方が良いかもしれません。

 

・途中で酸欠を起こし、試験中に半分意識不明に…

試験会場へは不織布マスクをしていったのですが、
会場が若干暑かったせいか、
だんだん呼吸が苦しくなり、
試験中に酸欠で半分意識が飛びそうになりました。
どれくらいの時間かは分かりませんが、
試験中に寝たのは初めてです…汗。

 

会場ではマスク着用は必須になっていますが、

当日試験室に入場後、

自分の席のまわりの様子を見ながら、
特に問題が無さそうなら、
試験時は不織布ではなく、
通気性の良いポリウレタン製のマスクを使った方が良いかもしれないなと思いました。

 

・トリプルパッセージ、186~190が難しい

それでも頑張ってトリプルパッセージに進むと、
その1問目、186~190が、
個人的にかなり難しく思えました。

 

図表とかが一切なく、
英語のテキスト3つを読ませるタイプだったのですが、
7分かかったのに小問の回答に確信が持てず。

 

結局、トリプルパッセージの残り2問、
191~200は塗り絵になってしまいました。

 

と言う訳で全体的に、
2か月間ずいぶんと頑張って勉強して来たのに、
出来栄えはいつもと変わらず。
いや、いつもよりかなりひどいかも…。

 

まぁ、こんなもんだよね。
現実は甘くない (笑。


そんな事を痛感したのでした。

 

■ 会場を後にして
せっかくみなとみらいに来たので、
帰る前に海辺を散歩してから帰ることに。

 

横浜港に来た事がある方ならご存知かと思いますが、
遠くにベイブリッジが一望出来る、
三日月形で有名な、

Yokohama Grand Inter Continental Hotelの前の港を歩いて来ました。

↓このホテル

(ホテルシップ「ル・グラン・ブルー」 | アクティビティ | ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル)

 

ふだんだったらカップルや家族連れでにぎわうスポットですが、
当日夕方は、あまり人がいないからか、
もはや海釣り公園へと様変わりしていました(笑。

 

1.5m程度の間隔で、釣竿をならべて釣り糸を垂れる人でぎっしり。
釣れている現場は見かけませんでしたが、
あそこ、何か釣れるのかな。ハゼ ? アジ ?

 

別に感傷的になっている訳でもありませんが、
昨今の流行が始まってから、
ずいぶんと世の中も様変わりしてしまったなぁと思ったのでした。

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

 

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日本人が英語が苦手な根本的理由 語順のちがいを整理する

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

今日もまた、リーディングの高速化につながる要素を書いていきます。
今日は、日本人が英語が苦手な根本的理由、
英語と日本語の語順のちがいについて書いていきます。

 

今回は非常に重要な内容です。
若干長いかもしれませんが、
出来る限り分かりやすく書きましたので、
是非最後まで読んでみてください。

 

<Contents>---
■ 日本語と英語の語順のちがい
■ (パターン1) 文中での動詞の位置
■ (パターン2) 名詞の修飾の仕方
■ Grammar-Translation Method
■ 英文和訳は語順並び替えゲーム
■ 語順をならべかえなくても理解出来る
---

 

■ 日本語と英語の語順のちがい

英語と日本語は語順が異なるので、
リーディングであれライティングであれ、
またリスニングであれスピーキングであれ、
その語順のちがいを克服しないと、
いつまでも英語が苦手なままで、レベルが上がりません。

 

例えばリーディングでは、
英語と日本語の語順が異なるために、
英語の語順そのままで読み、
単語1つ1つを日本語訳だけしてならべても、
良く意味が分からない訳です。

 

例を1つ上げてみましょうか。

 

She bought three apples today.
<単語を日本語訳しただけ>
彼女は 買った 3つりんごを 今日。

<日本語訳>
彼女は今日3つりんごを買った。

 

単語をただ日本語訳しただけでは、
日本人の通常感覚では意味が分かりにくいので、
通常は、英文和訳する時、
語順を並べ替える訳です。

 

では英語と日本語ではどこで、
語順が変わるのか ?
整理するとそんなに難しい話ではありません。


一度出来る様になってしまえば、
何だ簡単じゃないかと言う話ですので、
頭の中身がすっきりする様、
ここで整理してみましょう。

 

■ (パターン1) 文中での動詞の位置


・日本語では動詞が文のいちばん最後 (S ... V)
・英語では動詞は主語の後ろ。2番目 (S V ... )

 

※S : Subject (主語) / V : Verb (動詞)の略語です

 

英語を勉強した人は、
中学校で5文型を習いましたよね。

 

(第1文型)  SV
(第2文型)  SVC
(第3文型)  SVO
(第4文型)  SVOO
(第5文型)  SVOC

 

細かい話はさておき、
この5文型に共通するのは、
英語では主語が最初、動詞が2番目
その後にその他の要素が続く
と言う事です。

 

では、例をいくつか見てみましょう。

 

I went to school yesterday.
私は昨日学校へ行った

 

He loves playing tennis.
彼はテニスをするのが好きだ(愛している)。

 

この2つの英文を理解する時、
日本人は次のような処理をします。

 

I went to school yesterday.
(1) 私は 行った 学校へ 昨日。
(2) 私は学校へ昨日行った。
(2') 私は昨日学校へ行った。

 

He loves playing tennis.
(1) 彼は 愛している テニスをする事。
(2) 彼は テニスをする事 愛している。
(2') 彼はテニスをするのが好きだ。

 

それぞれ、(1)で英単語を日本語訳し、
(2)で、動詞を文末へ移動し、
(2’)で、日本語らしく細部をととのえ、
意味を理解する訳です。

 

■ (パターン2) 名詞の修飾の仕方


・日本語では名詞を前から修飾
・英語では名詞を後ろから修飾 (N ← M)

 

※N:Noun (名詞) / M : Modifier (修飾要素・修飾語句)
 を略してN・Mと表記しています

 

念のためですが、修飾とは、
辞書的な意味で言えば、
ある語句が他の語句の意味を限定すること
です。

 

が、分かりにくいので、
修飾とは、補足説明を加えたり、
詳細な説明を追加するものだと思ってください。

 

では、こちらも例をいくつか見てみましょう。

 

<基本>
shining stars 輝いている星

(shining  →  stars)

 

stars shining in the sky 夜空で輝いている星

(stars  ←  shining in the sky)

 

英語では通常、
形容詞や分詞(=動詞のing形やed形)1語」が名詞を修飾する時は、
名詞の前から修飾しますが、


単語2語以上で」名詞を修飾する時は、
名詞の後ろから修飾します

 

前から修飾する方は難しくないので省略して、
ここでは後ろから修飾する方だけに焦点をあて、解説します

 

なお、以下の例では、
前置詞句・現在分詞・過去分詞・関係代名詞節と、
区別するために文法用語がならんでいますが、

 

いろいろなパターンがあるけど、
とにかく名詞を後ろから修飾して、
補足説明するんだな程度に、
簡単にとらえて頂ければ大丈夫です。

 

<前置詞句が名詞を修飾>
the dishes on the table
(1) その何枚かの皿 テーブルの上にある
(2) テーブルの上にあるその(何枚かの)皿

 

<現在分詞が名詞を修飾>
the man sitting on the bench
(1) その男性 ベンチに座っている
(2) ベンチに座っているその男性

 

<過去分詞が名詞を修飾>
the painting painted by that famous artist
(1) その絵画 塗られた あの有名なアーティストによって
(2) その絵画 あの有名なアーティストによって塗られた
(2') あの有名なアーティストによって描かれたその絵画

 

<関係代名詞節が名詞を修飾>
the magazine which I bought yesterday

(1) 雑誌 それを私は買った 昨日
(2) 雑誌 それを私は昨日買った
(2') 私が昨日買った雑誌

 

the only thing which I want to know
(the only thing I want to know)

(1) たった一つの事 それを私は知りたい
(2) 私が知りたいたった一つの事

 

これらの例でも、
(1)で英単語を1つ1つ日本語訳し、
(2)で、それらを日本語の語順に置き換えて、
意味を理解する訳です。

 

■ Grammar Translation Method

まとめると、
英語と日本語で語順が変わるのは、
以下の2つのパターンです。

 

・S V ... (動詞は2番目)
・N ← M (名詞を後ろから修飾)

 

結局、英語は、
上記の箇所で語順が日本語と異なるので、
日本人の感覚で意味を認識・理解するには、
いちいち語順をならべかえる必要があるのですが、
そこに時間がかかるので、大変な訳です。

 

考えても見れば、
1文毎に最低1個動詞が出て来るので、
日本人が意味を認識するには、
英文1文毎に、動詞を文末に移動させる処理が発生する訳で、
毎回毎回そんな事をするの、面倒くさいです。

 

この様に、英語と日本語は語順が異なるので、
意味を認識するための処理が大変な訳で、
これが日本人が英語が苦手な根本的理由の1つの様です。

 

英語と語順があまり変わらない他の国々では、
やはり英語の習得もあまり難しくなく、

それらの国々では、
TOEIC等の英語のテストの平均点も高いそうです。

 

なお、学校教育での日本人の英語の学習方法は、
Grammar Translation Method  (文法訳読方式)
と言うそうです。
文法に基づいて英単語の訳語を並べ替えて読み、
意味を認識・理解すると言う事ですね。
だから、正しく語順をならびかえるために、
文法がうるさく言われる訳です。

 

結局、日本人は、
英語そのままの語順では意味を理解出来ないので、
英文を1文毎に日本語訳をして、
その日本語訳で意味を認識していた訳です。

 

■ 英文和訳は語順並び替えゲーム

つまるところ、
英文和訳は英単語を1語1語、日本語の訳語に置き換えて、
それを日本語らしい語順に並びかえる、
語順の並び替えゲームな訳です。

 

文法に基づいて語順を並べ替えるのが得意な人は、
英語は苦手にならなくて済みますし、

 

文法が苦手だったり、

複雑な英文の語順を並べ替えられないと、

 

英語が苦手になったり、
テストで良い点数が取れなかったり、
英文の日本語訳に納得感がなかったりと、

 

だんだん英語が嫌いになってしまう訳です。

 

中学校や高校の英語の授業で、
英単語がたくさんならんでいて、
それを正しい順番に並べかえる問題、
たくさんやりませんでしたか ?


昔の先生方は、
英語と日本語の語順のちがいを理解させるために、
苦心してあの手の問題を作ったんでしょうね。

 

■ 語順をならべかえなくても理解出来る

とは言え、上記の説明の中で書いた、
それぞれの例の(1)の訳を再度見てみましょう。
語順を日本の様にならべかえなくても、理解出来ないでしょうか ?

 

I went to school yesterday.
(1) 私は 行った 学校へ 昨日。

 

He loves playing tennis.
(1) 彼は 愛している テニスをする事。

 

the dishes on the table
(1) その何枚かの皿 テーブルの上にある

 

the man sitting on the bench
(1) その男性 ベンチに座っている

 

the painting painted by that famous artist
(1) その絵画 塗られた あの有名なアーティストによって

 

the magazine which I bought yesterday
(1) 雑誌 それを私は買った 昨日

 

the only thing which I want to know
(1) たった一つの事 それを私は知りたい

 

上記各例とも、
日本語としてはちょっと変な、落ち着かない訳ですが、
意味は理解出来そうですよね。
もっと言えば、
次の様に読んでいけば、理解出来そうです。

 

I went to school yesterday.
(1) 私は 行った (どこへ?) 学校へ (いつ?)昨日。

 

He loves playing tennis.
(1) 彼は 愛している (何を?) テニスをする事。

 

日本語では動詞が文末に来ますが、
いちいち動詞を文末に移動する処理をしないでも、
理解は出来ます。


何より、英語ネィティブの人たちは、
みんなその語順で認識・理解出来ていますので、
その語順や感覚に慣れてしまえば良いのです。

 

the dishes on the table
(1) その何枚かの皿 (どこに?/どんな?) テーブルの上にある

 

the man sitting on the bench
(1) その男性 (どこに?/どんな?) ベンチに座っている

 

the painting painted by that famous artist
(1) その絵画 (どうした?) 塗られた (誰に?) あの有名なアーティストによって

 

the magazine which I bought yesterday
(1) 雑誌 (どうした?) それを私は買った (いつ?) 昨日

 

the only thing which I want to know
(1) たった一つの事 (どんな?) それを私は知りたい

 

名詞を後ろから修飾する各例の場合には、
最初に名詞がポンと提示され、
その名詞に対して、あとから次々と補足説明がされる訳です。

 

だから、

 

皿だよ。

どの皿だよ?

テーブルの上にあるやつだよ。

 

男性だよ。

どの人だよ?

ベンチに座っている人だよ。

 

こんな風に、
1つの名詞に対して、
次々と補足説明が加えられる感覚に慣れてしまえば、
わざわざ日本語の語順に直さなくても、理解出来る訳です。

 

語順を並べ替える手間が省ければ、
英文1文1文の意味処理が速くなります。
さらに慣れて来れば、
もう英単語をわざわざ日本語訳しなくても、
英語だけで理解出来る様になるでしょう。

 

意味処理を高速化するために必要な事。

これが今回お伝えしたかった事です。

 

■ チャンク読み/スラッシュリーディング/同時通訳方式

なお、上記に説明した英文の読み方は、
世間では、

 

チャンク読み
スラッシュリーディング
同時通訳方式

 

等と呼ばれます。
中身はほとんど同じですが、呼び方がいろいろあるだけです。

 

次回の投稿では、
それらの読み方について、
もう少し解説してみようと思います。

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

 

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音韻化について解説します (リーディングの高速化)

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

数回に分けてリーディングについて書いていますが、
今日はちょっとだけ、
人間の意味認識のプロセスについて書いてみようと思います。

いつもより短いですので…笑、是非読んでください。

 

<Contents>---
■ 前々回・前回の投稿の復習
■ 音韻化について
■ ところで、今何について考えているのか ?
---

 

■ 前々回・前回の投稿の復習
前々回、前回の投稿を簡単に復習しますと、

・知らない単語の箇所では、視線の移動が止まる
・読み方の難しい固有名詞の箇所では、視線の移動が止まる

と言う事をお話ししました。

 

これらはつまるところ、

・単語の発音がわからない
・単語の意味がわからない
・単語の発音も意味も、両方わからない

そのどれかに該当します。

 

その結果として、

「あれ、これ何て読めば良いの ?」
「あれ、この単語どういう意味 ?」

と言う形で、止まって考え込んでしまうと言う事でした。


■ 音韻化について
英文を読むときは、音読ではなく黙読をしているときも、
頭の中では、視覚から入った単語を音に起こして読んでいるそうです。
このプロセスは音韻化 (または音韻符号化) と呼ばれます。

 

単語を音に起こして、その時に単語の意味を認識するそうです。

 

つまり、

(1) 目で単語を読む
(2) 頭の中で、単語の音を起こす(発音する)
(3) 音が発音されたときに、脳内で単語の意味が呼び出される

この流れです。

 

ところが、(2)で単語の音・発音が分からないと、
その音韻化の作業が上手く行きません。

 

すると、リーディングをしているときには、
発音が分からない単語に遭遇する度に、
視線が停止し、
「あれ、この単語なんて読むんだろう ?」
と考え込むことになります。

 

また、単語の発音が分かっても、
(3)で単語の意味を知らない・分からない場合は、
「あれ、この単語何だっけ?」
と考え込むことになります。

 

結果、読解が止まってしまう事になります。

 

■ ところで、今何について考えているのか ?

1回で書くと話が長くなりすぎて、
誰も読まない投稿になってしまうので、
何回かに分けて解説をしていますが、

 

今している事は、
リーディングを高速化するのに必要な要素を、
1つ1つ解説しています。

 

リーディングを高速化するには、

(1) 速度を落とす要素をつぶす
(2) 意味認識のプロセスそのものを改善する

この2つが必要になります。

 

今(1)の解説がだいたい終わったところです。
次回以降は、(2)について解説しようと思います。
興味がありましたら、是非次回も読んでください。

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

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