TOEIC1390点を目指す理系出身元エンジニアの研究成果を公開します

TOEIC L&R 925点。全国通訳案内士(英語)です。英語勉強のノウハウやヒントをたくさん公開します。

(スコアのばらつき) 何回も受験すれば、TOEICの点数は上がるの ?

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

今日はTOEIC L&Rのスコアのばらつきについて書いてみたいと思います。
まだあまり受験回数が多くない人向けの内容かも。
(本音は誰も、何回もTOEIC受けたくないですよね…受験料高いし。

まあなかなかそうもいかないのですが…)

 

TOEIC L&Rは何回受けても、
英語の実力が変わらない限り、
ほぼ同じスコアが出ると言われています。
だからこそ企業からも英語の実力テストとして、
評価/信頼されていると言われています。

 

ではTOEICを複数回受けたら、
英語の実力があまり変わらなくても、
スコアが上がる事はあるのでしょうか?

 

結論から言うと、十分あると思います。

(きちんと勉強して、ある程度の実力がある前提での話です) 

 

...

 

何故こんな( つまらない ? )話をするかと言うと、
特にTOEIC L&Rで600や730、
場合によっては900と言うスコアは、
進学や就転職・昇進・他資格の科目免除の基準とされているので、


目標点数が取れるまで、
ずっと試験を受け続けないといけない方も一定数いらっしゃるからです。

 

どこで見かけたかは忘れてしまったのですが
(探したけれど見つからず…)、
TOEICを実施しているIIBCも、
良いスコアを出すには何回か受験する事を推奨していました。

 

僕自身、全国通訳案内士の1次試験免除を取るために840点と、
就職の関係でどうしても900点が必要だったので、
それぞれ複数回受験をした関係で、
もうTOEIC L&Rの受験回数は40回近くになります。

 

 

その経験とスコアの公式データの分析から、
TOEICのスコアについて、
何回に分けてお話を書こうと思います。

 

※ 現在は通訳案内士試験の英語一次試験の免除条件は、

 TOEIC L&Rのスコア900です。

 

<Contents>---
(1) 初回受験は撃沈必至
(2) 会場によってリスニングのスコアはかなり影響を受ける
(3) 試験回の難易度によるスコアのばらつき
□ 結論
---

 

(1) 初回受験は撃沈必至

この項はTOEICを3回以上受験した方には、
すでにおなじみの内容です。

 

学生さん等、初回受験の方にはあるあるですが、
TOEIC L&Rの初回受験では、
問題説明(ディレクション)を聞くのも読むのも初めてで、

 

リスニングで機関銃の様に音声が流れて来て、
音声が速すぎて何言っているかわからなくて、

設問をゆっくり読む暇もなく、
リーディングに入ったら、今度は問題数が多すぎて、

 

結局最初から最後までなんだか良く分からないまま、
試験が終わってしまった方は多いはず。

 

これについては皆同じかもしれませんが、
ディレクションや問題を解く手順をきちんと練習してから受験すれば、
2回目や3回目の受験では、もちろんスコアは良くなるでしょう。

 

(2) 会場によってリスニングのスコアはかなり影響を受ける

一方、730点/800点/860点/900点等の、
主に区切りの高スコアを目指している方について。

 

複数回受験してみるとわかるのですが、
試験の試験会場/部屋によって、
音響の良し悪しがかなり変わります。

 

また、指定された座席と室内のスピーカーとの位置関係により、
やはり音の聞こえがかなり変わります。

 

例えば、スピーカーは部屋のいちばん前に2本しかないのに、
指定座席は部屋のいちばん後ろの方だった場合など。
この様な場合は、音の聞こえが極端に悪くなったりします。

また、試験室によっては、極端に音が悪い部屋もあります。

 

どんなに英語を勉強して行っても、
物理的にスピーカーの音が聞こえなければ、
リスニングは点数が取れません。

(まったく聞こえないことはさすがにありませんが、

2/3位しか聞こえない音量の小さい部屋にあたることは時々あります)


「事前にリスニングの音声は確認済み」とTOEICは言いますが、
試験室によって音の聞こえに程度の差はある事は覚悟しましょう。

 

別の言い方をすれば、

試験回によって、
音の聞こえの良い部屋にあたったり、
室内での座席の位置が良ければ、
リスニングの点数がふだんより良くなる事は十分あります。

 

(3) 試験回の難易度によるスコアのばらつき

これについて詳細は別の回に書きますが、
例えば、第245回から第261回の各回の平均点について見てみると、
最低581.2から最高635.3まで、

実に54.1点の開きがあります。
また、各回の高得点者のパーセンテージを見ても、
かなり人数にばらつきがあります。


(データ引用元 ↓ 

https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html)

この程度のばらつきはありますので、
ご自身のスコアについても、
高い方にスコアが振れる事も若干は期待出来ると思います。

 

<参考データ> 
試験回と平均点
第261回 613.6
第260回 621.5
第259回 621.8
第258回 621.1
第257回 609.4
第256回 612.6
第255回 620.8
第254回 623.5
第253回 634.7
第252回 635.3
第247回 581.2
第246回 595.4
第245回 585.5

 

□ 結論
と言う事で、3つに分けて説明して来ましたが、
英語の実力があまり変わらなくても、
最大で50点程度なら良いスコアは出る可能性があります。

 

ただ、自分自身の経験を振り返ると、
ばらつきで良いスコアが出るのは、
先程の54.1点の半分の、

せいぜい30点程度かな…、と思います。

 

もちろん、英語の実力が上がるのが、
良いスコアを取るいちばんの近道なので、
コツコツ勉強して、
もし目標スコアがなかなか出なければ、
試験会場や試験の難易度で当たりくじが出るまで、
くじけずに勉強して、目標スコアにぜひ到達してください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは。

 

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