知らない単語があると試験中にどうなるか ?
みなさんこんにちは。グレイターです。
今日も、800点突破のヒントの続きです。
今日は、
知らない単語を徹底的に減らす
(TOEICレベルではほとんどゼロにする)
と言うお話について。
いや、知らない単語がほとんどなければ、
TOEICのスコアが高くなるだろうことはあたり前な訳ですが、
今回は、今後の投稿の下準備も兼ねて、
若干説明を加えて行きます。
<Contents>---
■ 800点レベルの単語力
■ Listening Sectionへの影響
■ Reading Sectionへの影響
■ まとめ
---
■ 800点レベルの単語力
TOEICも800点レベルになって来ると、
試験に出題される単語は、
ほとんど知っている必要があります。
詳細は以前の投稿に書きましたが、
単語集で言えば、
金のフレーズ1冊か、
キクタンTOEICの800 1冊程度は、
掲載されている単語を全部、
ほぼ完全に熟知している必要があります。
↓ 念のため、下記の2冊です (多くの人が持っていると思います )。
ここに記載されている単語がまだかなり頭に入っていないとか、
見た事はあるんだけど、意味なんだっけ…、と、
しばらく考え込まないと意味が出て来ない単語があるなら、
繰り返し勉強して、知らないものを極力ゼロにする必要があります。
TOEICで800点台後半から900点台の人は、
試験時に、見た事がない単語・知らない単語はほとんど出て来ないと思います。
あっても2時間の試験の中で、多くて2個か3個位じゃないですかね ?
単語の多様さ・難しさで言えば、
総じてリスニングセクションよりリーディングセクションの方が難しいですので、
例えば、Part5の文法・語法問題のセクションだけで、
知らない単語が5個も6個も出て来るようだと、
800点台を安定して取るのは難しいです。
では、知らない単語があると試験中にどうなるのかを、
リスニング・リーディングごとに、
以下で具体的に見ていきます。
■ Listening Sectionへの影響
知らない単語が聞こえた場合、
「えっ、今なんて言った ?」
「意味が分からない」
「えーと…」
と言う感じで、
頭の中でそっちを考えるのに意識が行ってしまうので、
音が一瞬飛びます。
音が飛んでいる間にも、
リスニングの音声は流れ続けるので、
知らない単語が1つあっただけでも、
実際には、その後の音声はすぐには頭に入って来ません。
影響は数単語分とか、下手すれば1文レベルになります。
1文の中で数単語音が飛んだら、文の意味が取れませんよね ?
また、リスニングの方が簡単な単語や短い文で構成されている分、
もし分からない単語が1つでもあった場合は、
意味認識に与える影響が大きくなります。
■ Reading Sectionへの影響
知らない単語があった場合、
「あれ、この単語知らない」
「どう発音するの ? 読めないんだけど」
「意味も分からないな」
と言う事で、
視線の移動が知らない単語の箇所で止まります。
一旦停止します。と言った方が分かりやすいかも。
で、この一旦停止がたびたび起こると、
リーディングセクションお決まりの、
時間が足りないコースにまっしぐらです。
そもそも、単語ほぼ全部知っている人が読んでも時間が足りない試験なので、
知らない単語ごとに一旦停止していては、時間が足りる訳がありません。
180番台や190番台等、後ろの方の問題を解く時間が無くなります。
リーディングセクションの場合、
リスニングセクションに比べて単語が難しいのですが、
知らない単語が文章のキーワードでない場合は、
知らなくても済む場合もありますが、
知らない単語が文章のキーワードや、
設問に関連する箇所の場合、
英文全体の意味がさっぱりわからなくなったり、
設問で正解出来る可能性が極めて低くなります。
■ まとめ
と言う事で、結論は簡単なのですが、
知らない単語は極力減らしましょうと言うお話でした。
今回の投稿は次回以降の投稿の準備的な内容ですので、
リスニングセクションでの「音が飛ぶ」
リーディングセクションでの「視線の移動が止まる」
この2つの点は、頭の片隅にとどめておいてください。
最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。
↓ ブログ村ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします。