米英加豪 各国の発音に慣れるには? ~公式問題集を活用する
みなさんこんにちは。グレーターです。
今日は、TOEICの国別の発音のちがいについて、その勉強の仕方について書いてみます。
<Contents>---
■英語は世界言語。発音は千差万別
■日本の英語教育は、アメリカ英語ベース
■ニュース英語で発音を勉強するのは難しい
■公式問題集で、米英加豪の発音を練習する
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■英語は世界言語。発音は千差万別
英語は世界言語なので、話者がどこの国の出身なのかによって、発音に大きな差が出ます。
もちろん、英語が母語ではない話者もたくさんいます。
例えば、中国・アラブやスペイン語圏の人が話す英語は、もちろん人にもよりますが、母語の影響をかなり受けます。
中国の人の話す英語は、人によっては、英語なのか中国語なのかさえ分かりづらい事さえあります。
逆に言いますと、英語でコミュニケーションを行うには、相手のくせのある英語でも、差分をそれなりに消化できる能力が求められます。
TOEICでは、米英加豪、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの発音で、リスニングセクションの問題が作成されますが、この4か国の発音をどう勉強すれば良いでしょうか?
結論から先に言うと、公式問題集を徹底的に活用するのがベストです。
■日本の英語教育は、アメリカ英語ベース
日本の英語教育はアメリカ英語ベースな事もあり、多くの英語教材は、アメリカ英語で音源が作成されています。
なので、特に意識せずに学習すると、アメリカ英語は聞き取れるけど、それ以外はあまり、とか、さっぱり…なんて事が良く起こります。
TOEICのPart4が苦手な方で良くあるのは、試験中、内容がほとんど理解出来る大問もあるのに、いくつかの大問で、話がさっぱり分からない、そんな事が起こります。
したがって、リスニングのスコアもあるところで頭打ちに。
そんな時は、アメリカ以外の国の発音があまり聞こえていない可能性を考えた方が良いと思います。
例えば、大問を担当しているナレーターがイギリス人の場合、発話のペースが独特で、単語レベルでも良く聞こえないことが起こります。
では、イギリス・カナダ・オーストラリアの発音は、どう勉強すれば良いでしょうか?
■ニュース英語で発音を勉強するのは難しい
手っ取り早く素材を手に入れるには、ニュース英語を使う事です。
テレビでもBBCの英語は見られますし、インターネットを使えば、各国のニュース動画を入手するのは、難しくありません。
ただ、ニュース英語は単語レベルからかなり難しく、また、アナウンサーやレポーターのネイティブスピードの発音は容赦ないです。
また、発音には話者の個人差もあるために、それを吸収する必要もある事を考えると、かなり高いレベルの英語力をもっていないと、勉強するのは難しいです。
一方、アメリカ以外の発音で作成されたと分かる音源が付属した参考書は、現在あまり簡単には入手出来ません。
そこで、TOEICの公式問題集を活用する訳です。
■公式問題集で、米英加豪の発音を練習する
TOEICの公式問題集は、本番のナレーションも担当しているナレーターが吹き込みを行っていますので、非常に良いトレーニングになります。
また、あまりにもくせが強く聞き取れないようなナレーターはいないので、各国の発音に慣れるには最適です。
テスト問題をひととおり解き終わった後に、リスニングセクションの復習に、
Part3/Part4の設問文を良く聞いてリピーティング、また、オーバーラッピング、出来る方はシャドーイングまで、徹底的に発音練習をすると良いと思います。
音源のナレーションと同じ様に発音出来る様になるまで、何度も繰り返し練習しましょう。
このとき、目的は各国の発音に慣れることですので、テストで設問に正解した・しないによらず、音の聞こえが悪かった問題は、出来る限り全部練習に取り組んだ方が良いと思います。
そのため、練習はけっこう時間がかかり大変ですが、公式問題集で4か国の発音に慣れてから、各国のニュース英語を聴いてみると、音の聞こえも良くなりますよ。
現在最新刊は、以下です。
以前のものもリンクを貼っておきます。
表紙をならべてみると、きれいですね…(^^。
なお、公式問題集を勉強するときは、1番から順に勉強したくなりますが…、
最新刊がいちばん最新の出題傾向に対応しているので、
番号の大きいもの・新しいものから勉強していく方が良いそうですよ。
また持っていない人は、6番からやった方が良いと言う事ですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。
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