頻出するシチュエーションを攻略する(どんな場面でも対応出来る様になる)
みなさん、おはようございます。Greaterです。
今日は、TOEICで頻出するシチュエーションについてのお話をします。
オーストラリアに短期留学していたとき、TOEICのスコアが伸び悩んでいたので、現地の先生に相談したことがあります(当時は800点位でした)。
若くて美人で頭の良く優しいその先生は、僕にこう言いました。
「シチュエーションごとの勉強が足りないんじゃないかな?」
そう言われて、なるほど、と思いました。
TOEICの試験では、いろいろなシチュエーション(場面)での問題が出題されます。
たとえば、以下に列挙した様なものです。
一例を見て、具体的にどんな場面か、イメージが浮かびますか?
いろいろな場面設定がありますが、どのタイプの問題でも対応出来る必要があります。
どのタイプの場面でも対応出来ることが、TOEICで高得点、別の言葉で言えば、どんな場面でも対応出来る、英語のレベルが高いのだと思います。
レストランで注文出来たり映画のチケットは購入出来ても、オフィスでの仕事の会話はさっぱり分からないなら、英語でのビジネス能力が高いとは言えないですよね。
<シチュエーションの例>
・レストランで何を注文するかを決める友人との会話
・空港でのフライトスケジュール変更のアナウンス(天候不順や機体トラブル等による)
・鉄道の駅での(天候不順による)スケジュール変更のアナウンス
・バスのチケット売り場でのチケット購入(目的地へのルートの問い合わせ)
・チケットオフィスでの映画チケットの購入(上映スケジュールの確認)
・歯医者の予約変更
・貸しオフィスの予約
・オフィスの賃貸契約の更新
・社員の定年退職に伴う送別会のお知らせ
・商品の配送トラブルによるクレームの問い合わせ
・予約の手違いに対する企業からの謝罪連絡
・会社のxx周年記念パーティーの社長あいさつ
・司会による基調講演の登壇者の紹介
・電話での道の問い合わせ
・プリンターの故障/修理について
・ビルのメインテナンスに伴う、サービス停止の予告
TOEIC高得点者の中には、問題を1万問以上解いたとか、もの凄い問題数を勉強した人もいますが、
この手の場面への対処能力を上げるには、ある程度、問題に頻出する場面を網羅した教材を使うのが良いと思います。
例えば、以下の様な教材があります。
■English Upgrader(TOEIC公式のスマホアプリ)
https://www.iibc-global.org/toeic/support/englishupgrader/appli/01.html
無料のTOEIC公式アプリです。
いろいろな場面での英会話(音声)が収録されています。
1つ1つの素材はTOEICのPart3や4よりも長いので、ある程度の長さの音声をリスニングする良いトレーニングになります。
若干難しめなので、TOEIC730ぐらいは無いと、勉強するのは少々厳しいかもしれませんが、詳しい音声解説がついています。
あまり完璧を目指さないで、まずは3回位聴いてみて、解説を聞いてみると良いと思います。
■公式TOEIC Listening & Reading問題集(1~8)
おなじみ公式問題集です。
勉強する場合は、問題を時間を測って解き、自己採点すると言うプロセスより、
その後に、掲載されている問題を、文例集として覚えてしまう位まで、音読やシャドーイングをすることがおススメです。
■アルクの通信講座
<TOEIC LISTENING AND READING TEST 完全攻略700点コース>
https://shop.alc.co.jp/collections/course/products/y6
<TOEIC LISTENING AND READING TEST 完全攻略800点コース>
https://shop.alc.co.jp/products/y8
若干値段がかかってしまいますが、アルクのTOEIC対策の通信講座もおススメですので、参考に載せておきます(僕も昔、勉強していました)。
買わなくて良いのですが、勉強になりますので、是非各ページ中ほどの「カリキュラム」と言うタブを見てみて下さい。
いろいろな場面設定があるのが実感出来ると思います。
この手の通信教育は、時間がかかるものの、何を勉強すれば良いかと言うカリキュラムが、しっかり作りこまれていると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは。
※2021/12/14更新
記事内のリンク切れを修正しました。
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