TOEIC1390点を目指す理系出身元エンジニアの研究成果を公開します

TOEIC L&R 925点。全国通訳案内士(英語)です。英語勉強のノウハウやヒントをたくさん公開します。

読み方が難しい固有名詞のお話 (リーディングの高速化)

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

今日はリーディングのお話の続きを書きます。

 

前回の投稿で、リーディング時に
文中に分からない単語があった場合、
そこで視線の移動が停止して、

読むのが遅くなったり、
スムーズに進まなくなる話をしました。

 

今日は同じ様な理由で視線の移動が停止して、
読むのが遅くなる要因を解説します。
人名や地名・企業名などの固有名詞についてです。

 

<Contents>---
■ 読みが難しい固有名詞
■ 読み方の難しい固有名詞では、視線の移動が止まる
■ 英字新聞を読むと英語のレベルが上がる理由
■ まとめ
---

 

■ 読みが難しい固有名詞

TOEICだけではなく日常使われる英語でも同じですが、
日常会話には、
人名・地名・企業名などの固有名詞があふれています。

 

この手の固有名詞は、
英単語集にはのっていないのですが、
中には読みが難しいものもあります。

 

例えば、以下の実在する固有名詞、
みなさんは読めますか?
読んでみて下さい。

 

Wynyard
Chatswood
St Leonards
Graceville
Lidcombe
Epping
Parramatta
Concord West
North Strathfield
Liverpool
Buckingham

 

いかがでしょうか ?

スムーズに読めますか ?
結構難しくないですか ?

 

これらはほとんどが、
オーストラリア  シドニーの駅名です。
それぞれ、カタカナで書けば
以下の様に読みます。

 

Wynyard    ウィンヤード
Chatswood   チャッツウッド
St Leonards   セントレオナルド
Graceville      グレイスビル
Lidcombe        リッドコム
Epping     エピング
Parramatta   パラマッタ
Concord West コンコルドウェスト
North Strathfield ノースストラスフィールド
Liverpool リバプール

Buckingham バッキンガム

 

地名とか駅名等は、
誰でも知っている有名なもの、
例えばBostonとかNew Yorkなんて言ったら、
誰も苦労しないのですが、

 

世の中にはたくさんの固有名詞があるので、
読み方が難しかったり、なじみのないものもたくさんあります。
これは、人名や企業名の場合でも同じです。

 

■ 読み方の難しい固有名詞では、視線の移動が止まる

さてさて、こういう読みの難しい固有名詞に遭遇した場合、
多くの場合、視線の移動が停止します。


「あれ、これなんて読むんだろう ?」と、
一瞬考え込んでしまう訳です。

 

英語だとピンと来ないかもしれませんが、
日本語でも同じです。
日本語の新聞を読んでいて、
読み方の分からない漢字があった場合、
「あれ、この漢字なんて読むんだろう ?」
そう思って止まってしまいませんか ?

 

そう言う固有名詞がたくさんあると、
リーディングをしていても、
そこらじゅうで、何度も視線移動が停止します。

 

「なんか読みづらいぞ」
「変な単語ばっかりで、読むのが疲れるんだけど」

 

だから、テストを作る観点で言えば、
こういう固有名詞を多用しておけば、
意図的にテストを難しく出来る訳です。

 

中学生の英語の教科書では、
HeとかSheとか人称代名詞ばかりですが、
実際の英語ではそう簡単ではありません。

 

そう言うところを上手く処理出来るかで、
受験者の英語のレベル感が分かる訳です。

 

■ 英字新聞を読むと英語のレベルが上がる理由

昔からよく言われる事ですが、
特に英語の上級者向けのアドバイスで、
英字新聞を読むとレベルが上がると言われます。
ただ、何故レベルが上がるのかは、
たいてい説明されませんが。

 

個人的に思う理由の1つは、
英字新聞はリアルな固有名詞が山盛りで出て来ます。
なので、毎日英字新聞を読んでいる人は、
こういう固有名詞の処理に慣れて来ます。

 

極端な話、固有名詞は、
人名だな、地名だな、企業名だなと、
その内容が分かれば、

リーディングでは、
単語の読みなんてどうでも良い訳です。

 

例えば、先程の例で言えば、

 

Wynyard  ウィンヤード
Concord West コンコルドウェスト
North Strathfield ノースストラスフィールド
Buckingham バッキンガム
Liverpool リバプール

 

きちんと読めればもちろん楽なのですが、
リーディングをしている上では、
別に以下の様に読んだって構わない訳です。

 

Wynyard  ワイン (発音分からないから適当)
Concord West コンコルド (長い単語の後ろは読まない)
North Strathfield ノース (発音分からないから後ろは省略)
Buckingham バッキン (読むのめんどくさいから、途中で終わり)
Liverpool リバー (地名や駅名だとわかればあとはどうでも良い)

 

あるいは5つとも、
ピー」って音で読んでおいても良い訳です。

 

■ まとめ
何の話だったのか分からなくなってしまったかもしれませんので、
最後に話をまとめますと、

 

・固有名詞は読みが難しい
・読めないものは無理に読む必要はない

 

訳です。

 

実際、TOEIC等のテストを受験し慣れた人は、
リーディングを高速化するために、
固有名詞を読むときは、
頭の中で音にしない人もいるそうです。

 

また、英字新聞を読むのと同じ様な話ですが、
TOEICの試験問題を解きまくれば、
こういう部分で、どんどん慣れて来る訳です。

 

少しでも学習のヒントになれば幸いです。


最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

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知らない単語があると試験中にどうなるか ?

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

今日も、800点突破のヒントの続きです。

 

今日は、

知らない単語を徹底的に減らす

(TOEICレベルではほとんどゼロにする)

と言うお話について。

 

いや、知らない単語がほとんどなければ、
TOEICのスコアが高くなるだろうことはあたり前な訳ですが、


今回は、今後の投稿の下準備も兼ねて、
若干説明を加えて行きます。

 

<Contents>---
■ 800点レベルの単語力
■ Listening Sectionへの影響
■ Reading Sectionへの影響
■ まとめ
---

 

■ 800点レベルの単語力

TOEICも800点レベルになって来ると、
試験に出題される単語は、
ほとんど知っている必要があります

 

詳細は以前の投稿に書きましたが、
単語集で言えば、
金のフレーズ1冊か、
キクタTOEICの800 1冊程度は、
掲載されている単語を全部、

ほぼ完全に熟知している必要があります

 

↓ 念のため、下記の2冊です (多くの人が持っていると思います )。

 

 

ここに記載されている単語がまだかなり頭に入っていないとか、
見た事はあるんだけど、意味なんだっけ…、と、
しばらく考え込まないと意味が出て来ない単語があるなら、
繰り返し勉強して、知らないものを極力ゼロにする必要があります。

 

TOEICで800点台後半から900点台の人は、
試験時に、見た事がない単語・知らない単語はほとんど出て来ないと思います。
あっても2時間の試験の中で、多くて2個か3個位じゃないですかね ?

 

単語の多様さ・難しさで言えば、
総じてリスニングセクションよりリーディングセクションの方が難しいですので、

 

例えば、Part5の文法・語法問題のセクションだけで、
知らない単語が5個も6個も出て来るようだと、
800点台を安定して取るのは難しいです。

 

では、知らない単語があると試験中にどうなるのかを、
リスニング・リーディングごとに、
以下で具体的に見ていきます。

 

■ Listening Sectionへの影響

知らない単語が聞こえた場合、

 

「えっ、今なんて言った ?」
「意味が分からない」
「えーと…」

 

と言う感じで、


頭の中でそっちを考えるのに意識が行ってしまうので
音が一瞬飛びます

 

音が飛んでいる間にも、
リスニングの音声は流れ続けるので、
知らない単語が1つあっただけでも、
実際には、その後の音声はすぐには頭に入って来ません。
影響は数単語分とか、下手すれば1文レベルになります

1文の中で数単語音が飛んだら、文の意味が取れませんよね ?

 

また、リスニングの方が簡単な単語や短い文で構成されている分、
もし分からない単語が1つでもあった場合は、
意味認識に与える影響が大きくなります。

 

■ Reading Sectionへの影響

知らない単語があった場合、


「あれ、この単語知らない」
「どう発音するの ? 読めないんだけど」
「意味も分からないな」

 

と言う事で、

視線の移動が知らない単語の箇所で止まります
一旦停止します。と言った方が分かりやすいかも

 

で、この一旦停止がたびたび起こると、
リーディングセクションお決まりの、
時間が足りないコースにまっしぐらです。


そもそも、単語ほぼ全部知っている人が読んでも時間が足りない試験なので、
知らない単語ごとに一旦停止していては、時間が足りる訳がありません。
180番台や190番台等、後ろの方の問題を解く時間が無くなります。

 

リーディングセクションの場合、
リスニングセクションに比べて単語が難しいのですが、
知らない単語が文章のキーワードでない場合は、
知らなくても済む場合もありますが、

 

知らない単語が文章のキーワードや、
設問に関連する箇所の場合、
英文全体の意味がさっぱりわからなくなったり、
設問で正解出来る可能性が極めて低くなります。

 

■ まとめ
と言う事で、結論は簡単なのですが、
知らない単語は極力減らしましょうと言うお話でした。

 

今回の投稿は次回以降の投稿の準備的な内容ですので、


リスニングセクションでの「音が飛ぶ」
リーディングセクションでの「視線の移動が止まる」


この2つの点は、頭の片隅にとどめておいてください。

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

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聞く/読む量を増やす → 楽しくなる…笑

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

今日は短い投稿を1つ。

 

「頭打ちの800点について」と言う投稿の中の、
「それでもスコアを伸ばすヒント」と言う欄で、

 

・Part4/Part7の得点力を上げる (ひたすら聞く・読む)

 

と書きました。


これについてもう少し詳しく書いていきます。

 

すべての人が以下に該当するとは限りませんが、
得点アップのヒントになれば幸いです。

 

<Contents>---
■ Part1→5→2→6→3→4→7
■ 聞く/読む量を増やす
---

 

■ Part1→5→2→6→3→4→7

 

TOEICはPartが1~7の7パートあるので、
勉強する人は、たいていどれか1つのパートずつ、
順番に勉強していくと思います。

 

一般的には、

 

単語を勉強

文法を勉強

読解を勉強

 

と言う順番にそって、
簡単そうな・とりつきやすいパートから勉強していくと、

 

Part1 (L_写真) →
Part5 (R_文法) →
Part2 (L_QandA) →
Part6 (R_読解穴埋め) →
Part3 (L_2者か3者間の会話) →
Part4 (L_1人の話) →
Part7 (R_読解)

 

か、これに近い順番で勉強していくと思います。
念のため、ここで、
「L_」はリスニングセクションのパートを、
「R_」はリーディングセクションのパートを指します。

 

で、単語や文法を勉強していくと、
Part1→Part5→Part2→Part6
の4つまでは、順調に勉強が進むのですが、

 

リスニングやリーディングに苦手意識があると、

 

Part3
Part4
Part7

 

この3つのパートは、

「勉強したくないな」
「いやー、読むのほんと嫌いなんですけど」
「嫌いだからそのパートは勉強してないです」

と言う事で、なかなか勉強の手がついていない事はありませんか?

 

特にPart4と7は、嫌いな方は苦手意識があるかもしれません。

 

※ 逆に、まだTOEICの勉強を始めたばかりの人は、
Part1→5→2→6→3→4→7
の順で勉強すると、勉強がしやすいでしょう。

 

■ 聞く/読む量を増やす

 

700点台後半や800点付近になると、
さすがにPart4や7での得点力を上げないとスコアが頭打ちになりますので、

 

食わず嫌いせず、Part4や7の勉強を通して、
聞く/読む量を増やしましょう


と言う訳です。

 

特にPart4や7では、
センテンス(英文)5本程度からそれ以上の内容を連続して読み、
ある程度、読んだセンテンスの内容を覚えながら、
文脈を追いながら、
聞いたり読んだり出来ないといけないので、
その分難しくなる訳です。

 

Part4で聞いたそばから、
話の内容が頭から抜けていってしまう人、いませんか ?

 

それを克服したければ、
実際に聞く/読むトレーニングあるのみです。

 

パート4や7の勉強は、
単語集で勉強した事の良い復習になり

聞けば聞くほど、
読めば読むほど、

勉強した単語を思い出し、
記憶に定着させられますので、
慣れればだんだん楽しくなりますよ

 

こういう言い方は何ですが、
しょせんTOEICですので、
たいして難しい英文は出題されませんのでご安心を…笑

 

もしPart7が苦手なら、
Part4をリスニングした後、
復習にスクリプトを読むのでも、
Part7の勉強になります。
そこから始めてもOKです。

 

最後までお読みいただき、有り難うございました。
それでは。

 

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(がっかり…) TOEICを受験出来ませんでした

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

今日はTOEICの試験日でした。
みなさんは受験出来ましたでしょうか ?
良いスコアが出ると良いですね。

 

僕は、事故がありまして、
残念ながら今日は受験出来ませんでした。
と言う事で、

こんな事もありますので皆様もお気をつけを…
と言うお話を書いておきます。

 

<Contents>---
■ 片道50分の道のりが、何故か90分に
■ 余裕があったのに、14時30分までに到着出来ない
■ IIBCに電話すると
■ やはり会場にははやく入った方が良い
---

 

■ 片道50分の道のりが、何故か90分に

 

今日は午後の試験を受験。

 

受験会場は、
先日も受験した事のあるパシフィコ横浜ノース。
会場への道のりも把握しているので、
自宅で直前ギリギリまで勉強をして、
試験会場には14時前に到着する様に準備していました。

 

勉強を終えてかばんを荷造りして、
さぁ出発するよと、
念のためにスマホで経路検索をしました。

 

すると、ふだんなら50分で到着するはずの道のりが、
何故か最短で90分に。

 

「おっかしいな。マップの検索システムが調子悪いのかな ? 」

 

「なんでわざわざ遠回りな道のりを表示するんだろう ? 」

 

そう思って、検索結果の下の方に表示された、
いつも使っている経路を確認してみると、
以下の様な記載がありました。

 

相鉄線 列車遅延
3月21日12時21分、
二俣川鶴ヶ峰駅間で発生した人身事故の影響により、
横浜~二俣川駅間で運転を見合わせています。
なお他社線にて振替輸送を行っています。
全線での運転再開は14時頃を見込んでいます。」

 

「えっ、ウソ…」

 

顔色真っ青です

 

■ 余裕があったはずが、14時30分までに到着出来ない

 

ふだんのTOEICの試験日には、
だいたい13時45分頃に会場に到着していましたが、
今日に限って、14時前到着と、少し甘く見てしまいました。

 

それでも、13時55分から14時位には会場に到着出来る様な予定でいましたが、
いざ人身事故が起こって、別経路の電車で回り道をすると、
いつもより40分以上時間がかかります。


マップでの最速到着時間は14時31分。
会場内での移動時間を考えると、
どう頑張っても14時30分の受付締切に間に合いません

 

■ IIBCに電話すると…

 

一縷(いちる)の望みをと言う事で、
受験票の表面にある電話番号で、
TOEICを実施しているIIBCに電話をします。
もしかしたら、試験開始を遅らせる事もあるかもしれないし。

 

「お世話になっております。
今日、パシフィコ横浜ノースで受験なんですが、
相鉄線の人身事故の影響で、
14時半までに会場に到着出来ません。
試験開始時刻を遅らせるとかの情報はないでしょうか ? 」

 

「確認しますので、少々お待ちください…」
と言われ、待つ事1分ほど。

 

相鉄線の人身事故は確認出来ましたが、
試験は予定通り実施されます。
グレイターさん(←仮名)はどちらにお住まいですか ? 」

 

半分混乱状態のまま、
住んでいる場所を伝え、

どの経路で迂回しても14時半には間に合わない。
14時前には会場に到着出来る予定だったんですけどと話をすると、

 

「では、受験票の写真のない方半分と、
電車の遅延証明書を、
26日必着でIIBCにお送りください。
後日別日程で受験可能なバウチャーを発行します」

 

と伝えられました。
お礼を言って電話を切って考えた事。

 

遅延証明書が必要だし、
駅の改札で待っていれば、
もしかしたら運転再開が予定より早まって、
会場に到着出来る事もあるかもしれない。

(↑ ふつうに考えたら、そんな事ある訳ない…爆笑) 

 

そう思い、大雨の中駅まで行きましたが、
こういう場合、運転再開はだいたい予定通りか、
むしろ予定時刻より遅れるもの

 

全身ずぶ濡れで駅改札口で30分以上待ち続け、
結局、13時51分に運転再開のアナウンスが入りましたが、


ふだんは急行のところ、
再開した電車は各駅停車横浜行き。
14時30分の受付締切時刻はもちろん、
15時の試験開始時刻にさえ間に合うかも分かりません。

 

と言う事で、駅で遅延証明書だけもらって、
諦めて帰って来ました…泣。

 

■ やはり会場にははやく入った方が良い

後から考えてもみれば、
パシフィコ横浜ノースなんて大きな会場、
相鉄線以外の路線の人は問題なく会場に来られるし、
会場を借りるのも安くないだろうから、
試験開始時刻なんて簡単には遅らせられないだろうし、

 

人身事故で電車が遅れたのは、
試験実施団体のIIBCのせいではないから、
後日受験可能なバウチャーを発行してくれるだけでも有り難い話…
自分も残念だけどIIBCも被害者だよなぁと思うと、

 

受験出来なかったのは残念だけど
してもらった対応には、妙に納得してしまいました。
(受験票と遅延証明の郵送費数百円と、

面倒くさい手間は自腹…汗)

 

試験会場に13時45分に到着しても、
試験前はたいてい、若干暇なんですが、
今回は、いつも通りあと10分家を早く出ていれば、
もしかしたら迂回経路でぎりぎり間に合ったかもしれないなと、
少々後悔したのでした。

 

最近は人身事故とか地震とか、
イレギュラーな事も多いので、
皆様もぜひ、試験会場には余裕を持ってお越しください

 

最後までお読みいただき有り難うございました。
それでは。

 

 

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第二言語習得論って何 ? ~勉強法を勉強して限界突破

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

先日、頭打ちの800点と言う事で、
TOEICスコア800についての記事を書きましたが、
今日は、その続きで、
最近はやりの第二言語習得論について、少しですが書いてみます。

 

<Contents>---
■ 適切な勉強法は、誰にとっても同じではない
第二言語習得論って何 ?
■ 本を紹介します
■ 最後に
---

 

■ 適切な勉強法は、誰にとっても同じではない

 

TOEICの学習をしている人はいろいろな人がいます。

 

リーディングの方が得意な人、リスニングの方が得意な人。
発音が良い人、悪い人。
単語はばっちりな人、ダメな人。
文法は出来上がっている人、文法が一番苦手な人。
英文の日本語訳はOKな人、
訳が適当で答えがあっていたりあわなかったり毎回ちがう人。
音読はしっかり練習した人、音読が嫌いな人。

 

いろいろな学習者がいますので、
学習上足りないところや弱点も、人によって異なります。
つまり、学習者にとって最適な勉強法は、
誰にとっても同じではありません。

 

例えば、

いろいろなブログやYouTubeで情報収集をしていると、

TOEIC高得点者が発信している、
以下の様な情報に良くお目にかかります。

 

「英語の勉強は、スピーキングから始めるのが良いです。

オンライン英会話を使って、

積極的に英語をしゃべってみましょう」

 

あるいは、

 

「でる1000を5周したらTOEICのスコアが爆伸びしました。
みんなも是非やってみてください」

 

※出る1000 ↓

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

  • 作者:TEX加藤
  • 発売日: 2017/06/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

英語のレベルがかなり高く、
TOEICが700ぐらいある人なら話は別ですが、
リーディングもリスニングもまだまだ得意でないのに、
最初からスピーキングの勉強にかかるのは、
あまり良い結果を生みませんし、
(リスニングが出来ないと相手が何言っているか分からない /
文法が苦手→英作文が出来ない→大したことは話せない)

 

でる1000も、確かに良い文法の問題集なのですが、

問題数が1049問もあり

中にはかなり難しい問題も含まれています。

やはりTOEIC700以上程度の学習者でなければ、

5周どころか、

1回通して解くのでさえも途中で挫折します

 

と上記の様な、

英語の勉強はスピーキングから始めるべき、とか、

でる1000を5周したらスコア爆伸びと言うのは、

あまり普遍性のあるアドバイスとは言えません

 

良い参考書の紹介は有り難い情報ですし、
上記の類のアドバイスも、

必ずしもまったく意味がないとは言えません。

 

が、一方で、最初に列挙した様に、
苦手なところ・足りないところは学習者によりまちまちなので、
人がやって効果があった事を、
同じ様にやってみても、効果があるかはバラバラな訳です

 

別の言葉で言えば、
TOEICのスコアが上がる再現性は、

あまり良くないかもしれません

 

ずっと参考書で勉強し続けても、
どうもぜんぜん成績が伸びない。
あるいは、
勉強しても勉強しても、実力が伸びた実感がない。


そう言う方は、英語の勉強と並行して、
英語の勉強法を勉強する事と、

その過程で、自分の足りないところや弱点を探したり、

自分の勉強法を見直してみる事を強くお薦めします

 

第二言語習得論って何 ?

最近では様々な英語を教える塾が宣伝で、


第二言語習得研究にもとづいた効率的な英語学習」


と謳うのが流行っていますので、
名前は聞いた事がある方も多いと思います。

 

第二言語習得論と言うのは、
第二言語はどのようなメカニズムで習得されるのか
と言うのを研究する学問です。

 

ここで第二言語と言うのは、
日本人であれば、母語の日本語以外の言語、
たとえば英語や中国語などを広く指しますし、

 

英語が母語アメリカ人にとっては、
日本語は第二言語です。


つまり、この第二言語習得論は、
必ずしも日本人の英語学習者だけに特化した研究ではありませんが、


この研究によって、
人はどうやって第二言語を習得していくのか ?
また、
どの様にすれば、効率よく第二言語を習得出来るのか ?
そう言う事が、いろいろと分かって来ています。

 

でそんなたいそうな学問を勉強するほど暇じゃない、
と言われそうですが、
最近の研究で分かった事をのぞいたり、
その理論が最近の英語学習に、
どのように応用されているのかをのぞいてみると、

 

自分の勉強に何が足りないのか ?
どうやって勉強すれば結果が出るのか
いろいろと分かり、

 

結局、本1冊か2冊読んだ方が、
勉強がよほど効率よく出来る可能性があります。

 

TOEICのスコアが順調に伸びている人にはあまり必要ありませんが、
スコアが頭打ちになっているなら、

 

急がば回れ

 

の方が良いかと思います。

 

■ 本を紹介します

と言っても、

僕のこのブログでは量的にとても紹介し切れないので、

参考書を3冊紹介します。

 

立命館大学の言語教育の先生が書いた本です。
最近の英語塾業界の、

第二言語習得論の流行の源流になっていると思われる本。

 

200ページ程度の新書ですので、
3日もあれば読めると思いますよ。

 

かなり以前に紹介した英語の音声変化やチャンク読み等、
英語レベルを上げる方法もいろいろ紹介されていますので、
詳細を知らない方は、読んで損はしないと思います。

 

マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ

マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ

 

第二言語習得研究に基づいて英語を教えている、
最近流行りの、English Companyが出している本です。

「科学的トレーニングで英語力は伸ばせる ! 」

より、具体的な勉強の仕方について詳しく書かれています。

 

この本も170ページ強の本ですが、
その3分の1ぐらいはマンガになっており、
話の大事なところがわかりやすく書かれています。

 

前の書籍と同じく、
チャンク読みや音声変化についても触れられていますし、
シャドーイングの詳細についても書かれています。

 

書籍名の通り、
英語学習マップと言うのが掲載されているので、
どのレベルの人はどの様に学習すれば良いのか、
そう言う観点でもわかりやすいです。

 

英語教師のための第二言語習得論入門

英語教師のための第二言語習得論入門

  • 作者:白井恭弘
  • 発売日: 2012/01/15
  • メディア: 単行本
 

そもそもの第二言語習得論ってどんなものなのか、
そちらを知りたい方のために、この本を紹介しておきます。
この本は名前の通り、英語の先生向きかも。

 

TOEICのスコアを伸ばすのが目的な方にお薦めする本ではありませんが、
第二言語習得論それ自体に興味がある方にお薦めです。

 

■ 最後に
英語のレベルを上げるには英語の勉強が必要です。

 

勉強してスコアが順調に伸びているうちは、
勉強法の勉強は、必要ないかもしれません。

 

ただ、レベルの頭打ち感を感じている方は、
若干脱線に感じるかもしれませんが、
是非上記の様な本で勉強してみて下さい。
きっとレベルを上げる突破口が見えて来ますよ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは。

 

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TOEIC L&Rの 「頭打ちの800点」について書きました


みなさんこんにちは。グレイターです。

 

今日は、TOEIC L&Rの、
「頭打ちの800点」について書いていきます。

 

「頭打ちの800点」って何 ?
聞いた事ないんだけど。

 

って言われそうですが、

 

はい。僕が勝手につけました…笑。

 

でも、超適当にこの名前をつけた訳では無いんです。

 

ネットだったり、TOEICの英語を教えている複数の先生の話を調べると、

TOEICは800点前後で、スコアの伸びが頭打ちになる」

と言うのは、経験的に良く知られている事の様です。

 

学習者/受験者の立場からしたら、例えば、

 

「今まで順調にスコア伸びて来たんだけど。
おかしいな。805点からスコアがぜんぜん伸びない」

 

「最高得点825点を1回出したんだけど、
それっきりそのスコアが出なくて、
800点前後をうろうろしている」

 

こんな事が起こります。

 

現在このスコア帯で停滞している方は、
言われたことが、あまり外れていないでしょう。

 

だから、「頭打ちの800点」と言う名前にしました。

 

その理由を説明します。

 

<Contents>---
□ 前回のおさらい
□ 100点の重みは、どのスコアでも同じではない
□ (改めて)TOEIC800って、どんなレベル?
□ それでもスコアを伸ばすヒント
---


□ 前回のおさらい

前回の投稿のおさらいになりますが、
TOEICの各スコアレベルで見ると、
得点者の人数割合は、以下の様になります。
得点が高いほど、

 

■ 900点以上 だいたい上位3%程度
■ 860点以上 だいたい上位10%以下
■ 800点以上 だいたい上位15%
■ 730点以上 だいたい上位1/4
■ 600点以上 だいたい上位半分

 

スコアが上に行けば行くほど、
取得出来る人数が極端に減ってしまう訳です。


□ 100点の重みは、どのスコアでも同じではない

かなり以前から、
TOEICのスコアを100点上げるのは、
スコアが上がれば上がるほど、
大変になる事はずっと言われていました。

 

300点を400点に上げるのと、
600点を700点に上げるのと、
800点を900点に上げるのに、
必要な負荷は異なる訳です。

 

勉強時間で語れば、
上のレベルに行くほど、
100点を上げるのに必要な時間が飛躍的に増えます。

 

皆さんは漠然と、TOEICのレベル区分ごとに、
以下の様な人数イメージを持っていませんか?

 

■ (レベルA) 860~990 全受験者の20%
■ (レベルB) 730~860 全受験者の20%
■ (レベルC) 600~730 全受験者の20%
■ (レベルC) 470~600 全受験者の20%
■ (レベルD/E)10~470 全受験者の20%

 

実際はそうではありません。

 

前回の結果で、
600点以上が上位半分
730点以上が上位25%

600~730の区分のスコアの人は、25%
と言う様な計算を繰り返すと、


スコア区分ごとの人数は以下の様になる様です。
(受験回によって%の多少の前後はあります)

 

■ (レベルA) 860~990 全受験者の9%
■ (レベルB) 730~860 全受験者の16%
■ (レベルC) 600~730 全受験者の25%
■ (それ以下)  10~600 全受験者の50%
(※600以下は計算しませんでした…すみません)

(※最初からこっち出した方が分かりやすかったか…)

 

TOEICは、偏差値をスコアに直して出しています。
つまり、スコアが単純に全200問中の正解数で比例計算される訳ではなく、
統計処理をして、母集団の中で受験者の成績が相対評価される訳です。

 

800点以上は、だいたい上位15%ですが、
このレベルになると、まわりの受験者もかなりの強者になります。

 

なので、ちょっと勉強したぐらいでは、
他人を追い越すほどのレベルアップは出来ません。
その結果、スコアが頭打ちになる訳です。

 

□ (改めて)TOEIC800って、どんなレベル ?

英会話スクールや英語のジム系の会社の、採用の応募基準を見ると、
TOEIC L&Rで800~850のスコアが要求される事が多い様です。

 

もちろん、採用に応募する最低条件なので、
このスコアがあれば必ず採用される訳ではないと思います。
人柄・発音のきれいさ・教えるスキル・教職の経験等、
多面的に見られる事と思います。

 

それでも、実際にTOEICの英語を教えている先生方でも、
TOEIC800点台の方も多いそうです。

 

言いかえれば、TOEIC800点台を取りたいなら、
英語を教えるプロと同レベルが必要になります。

 

また、前回の投稿でも書きましたが、

 

・レベルA(860以上)
 Non-Nativeとして十分なコミュニケーションが出来る。

 

スコア860以上は、レベルA区分となり、
実際に英語を書ける・話せる等、
総合的な英語の運用能力が高い人が多いです。
(アウトプット系はほとんどダメと言う方もいるそうですが)

 

TOEIC L&Rはリスニングとリーディングのレベルのみを見る、
インプット系のスキルレベルを見るテストですが、
このあたりのスコアになると、
インプット系の勉強だけでは、
どこかでそろそろ限界が来ると思います。

 

□ それでもスコアを伸ばすヒント

実際にスコアが頭打ちになっている人、

途方に暮れている人の役に立つかもしれないので、

勉強法のヒントを箇条書きしておきます。


・英語の学習法を勉強する (第二言語習得論等)
・細かい音を聞き取れる様になる→音声変化をマスターする
・知らない単語を徹底的に減らす (TOEICレベルではほとんどゼロにする)
・Part5(文法)で100%・最低30問中27問取る
・Part4/Part7の得点力を上げる (ひたすら聞く・読む)
・読むのが遅いのを克服する (返り読み撲滅・日本語訳しないで読む)

・ひたすら音読する

・英語のアウトプット系の勉強を始める (ライティング/スピーキング)
TOEIC S&Wに挑戦する
・通訳系のトレーニングに挑戦する
・(裏技)速読法で、読書速度そのものを上げる

 

1つ1つ説明すると長くなってしまうので、
詳細は後日別途書く予定ですが、
今までして来た勉強に加えて、
上記の中からいくつか選んで挑戦していけば、
レベルを少しずつ上げる道が開けると思います。

 

付け加えるとすれば、このスコア帯は、
勉強の結果がスコアになかなか反映されません。

 

スコアが上がらないからといって、
勉強法はむやみに変えない方が良いと思います。
気長にコツコツやりましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは。

 

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※)

TOEICでは採点時にどんなことをしているかさらに興味がある方は、

以下のリンク先を読んでみると良いかと思います。

TOEIC Programはどのようにつくられるか|【公式】TOEIC Program|IIBC

(力作) TOEIC L&Rの各目標スコアのレベル感について ~600/730/860点ってどれくらい難しい ?

 

みなさんこんにちは。グレイターです。

 

今日は、TOEIC L&Rの各目標スコアのレベル感について書きます。

 

みなさんは、TOEICの目標スコアのレベルの話って聞いた事ありますか?

 

以下の様な話は聞いたことがあるでしょう。
TOEICテストを作成しているETSがリリースしている指標です。

 

レベルA(860以上)
 Non-Nativeとして十分なコミュニケーションが出来る。

 

レベルB(730以上860未満)
 どんな状況でも適切なコミュニケーションが出来る素地を備えている。

 

レベルC(470以上730未満)
 日常生活のニーズを充足し、
 限定された範囲内では業務上のコミュニケーションが出来る。

 

ふーん、そんな感じなのね...と思うものの、

 

英語のコミュニケーションレベルで見るとそうなのかもしれませんが、

 

例えば、TOEIC 600点を目標にした場合、
もっと具体的に、どれくらいの難易度レベルなんでしょう ?

 

上位何人ぐらいが取れるの ?
730点は ?
860点は ?

いまいちピンと来ません。

 

自分自身も振り返ってみると、
レベルの区切りの点数が470/600/730/860と聞いただけで、
その点数の意味はずっと良く分かりませんでした。

 

そこで今日は、

TOEIC公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧
(https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/lr/data_avelist.html)

の試験結果を参考にしながら、

それぞれの点数の具体的なレベル感を調べてみようと思います。


<Contents>---
□ 過去3回の公開テストのスコア別人数分布
□ スコア600/730/860/900のレベル感
□ まとめ
---

 

□ 過去3回の公開テストのスコア別人数分布

 

TOEICではスコア算出に統計処理が加えられており、
どのテスト回で受験しても、
受験者の実力が変わらなければ、

スコアはほとんど変わらない、と言われています。

 

前回の投稿でもお伝えした通り、
平均点にはかなりばらつきもありますが、
概ね、似たようなスコアの人数分布になります。
ただ、実施している統計処理の詳細は、

ほとんど公表されていません。

 

と言う事で、過去3回のデータを使って、
各点数のレベル感を考えたいと思います。

 

---
第247回(2020年1月) 
※受験者数111,093人/平均点581.2
スコア区分/%/上位何%?
895~ 96.5% / 3.5%
845~ 92.4% / 7.6%
795~ 86.7% / 13.3%
745~ 79.9% / 20.1%
695~ 72.1% / 27.9%
645~ 63.2% / 36.8%
595~ 53.2% / 46.8%

---

第256回(2020年11月(午前)) 
※受験者数45,027人/平均点612.6
スコア区分/%/上位何%?
895~ 96.0% / 4.0%
845~ 90.8% / 9.2%
795~ 83.8% / 16.2%
745~ 75.5% / 24.5%
695~ 65.9% / 34.1%
645~ 55.8% / 44.2%
595~ 45.2% / 54.8%

---

第260回(2021年1月(午前)) 
※受験者数42,111人/平均点621.5
スコア区分/%/上位何%?
895~ 95.6% / 4.4%
845~ 90.1% / 9.9%
795~ 82.4% / 17.6%
745~ 73.8% / 26.2%
695~ 64.0% / 36.0%
645~ 53.4% / 46.6%
595~ 42.9% / 57.1%

---

受験回が第247回・第256回・第260回と飛んでいますが、

あまり大きな理由はありません。
受験者数が他の回より比較的多かった3回を選んだと言うだけです。

 

表の見方が若干難しいかもしれないので、少々補足説明を。

 

真ん中の数字(%)には、
参照ページには以下の様な説明がついています。


※自己のスコアが全受験者中でどの辺りに位置するかは、
Percentile Rank<下位者100分比>で判断されます。
Percentile Rankは、取得したスコアに満たない受験者が
全体でどの位を占めているかをパーセンテージで示しています。

 

※例えば、第260回(2021年1月10日 午前)

TOEIC L&R公開テストにおいて
スコア合計745点の場合、
その73.8%は745点未満の人々の占有率を示しているため、
当人は上位26.2(100-73.8)%、
すなわち11,021番

(1,870+2,291+3,255+3,605)までに入っていることを表しています。

 

要するに、真ん中の%の数字は、
そのスコアの下に全受験者の何%の人がいるかを示しています。
スコア帯が高くなるほど、
その下にはほとんどの受験者が含まれます。

 

第260回のデータで言えば、

スコア区分/%
595~ 42.9%
895~ 95.6%

595点未満には、全受験者数の42.9%がいるが、
895点未満には、全受験者数の95.6%がいる訳です。
点数が高いほど、もちろんそこまでに、ほとんどの受験者が入ってしまう訳ですね。

 

ですが、この%表現、意味が若干理解しづらいので、
僕の方で、「上位何%」と言う項を計算して加えました。

 

スコア区分/%/上位何%?
595~ 42.9% / 57.1%(=100-42.9(%))
895~ 95.6% / 4.4% (=100-4.4(%))

 

例えば、スコアが895点の人は、
下に895点未満の人が95.6%いるので、
成績が全受験者の上位4.4%にいる。と言う訳です。

---

 

□ スコア600/730/860/900のレベル感

 

公表データの結果表示の区切りのスコアが、
各目標スコアと若干ずれていて使いづらいのですが、
上記3回の試験結果から見ると、
スコア600/730/860/900のレベルの目安は、
人数で見ると、だいたい以下の様になる様です。

---

□ 900点 上位3~4%程度 → だいたい上位3%程度
□ 860点 上位7~9%程度 → だいたい上位10%弱
□ 800点 上位13~17%程度 → だいたい上位15%
□ 730点 上位20~27%程度 → だいたい上位1/4
□ 600点 上位46~57%程度 → だいたい上位半分

---

 

□ まとめ
TOEIC L&Rの平均点がだいたい600点前後
人数で見ると、全受験者の約半分にあると言うのは、
テスト結果の資料を1回でも読んだ方ならお気づきかと思うのですが、

(平たく言えば、TOEIC600点は、平均程度、

ひとなみに英語が出来ると言うことになります)

 

こうして見ると、
730点は、成績上位約1/4
860点は、成績上位約1割
900点だと、成績上位約3%

に相当する訳ですね。
スコアが上に行けば上に行くほど、
取得出来る人数が極端に減ってしまう訳です

 

少し長くなってしまいましたので、
今回はここまでにして、


次回以降の投稿では、

「頭打ちの800点」
「900点の壁」
についてさらに考察しようと思います。
この2つの点数を目指している方、
また興味がある方は、ぜひ読んでください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは。

 

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